・共通テストはセンター試験よりむずかしくなったの?
・共通テストにむけてどういった対策や勉強をすれば失敗しないの?
・今後の共通テストではどんな出題が予想されるの?
今回はこういった共通テストの各科目の傾向や対策についての疑問や不安に武田塾赤間校が答えていきます!
この記事を読むことで、
・共通テストの実際のところがわかるようになる
・共通テストの特徴と傾向がわかるようになる
・共通テストの今後の出題傾向がみえてくるようになります
共通テストはまだ1年分(テストは2回分)しか実施されていないので、まだまだ分からないことが多いと思います。
この記事を読んでもらうことで共通テスト対策なんて怖くない!と思ってもらえるとうれしいです。
共通テストに関する情報は以下の記事もぜひ参考にしてください!
どうなる?コロナ禍における「共通テスト」「入試」「大学」の変化
https://www.takeda.tv/akama/blog/post-193040/
【共通テスト】センターからの変更点と新しい共テ受験対策を大公開
https://www.takeda.tv/akama/blog/post-193155/
本番直後は難化予想が多かったけど、、、結果はセンター試験並みの平均点
大学入試センターは共通テストへの変更にともない試行テストを行ってきました。
結果は予想点をしたまわるものだったのですが、本番の共通テストの平均点は例年のセンター試験並みでした。
評価としては、
・問題文の量が増えて受験生への負担は増加
・対前年で難化した
といったものが目立ちました。
ここからわかってくるのは、
・共通テストになっても目標とする点をしっかりとっている受験生が相当数いる
・試行テストや予想問題などから共通テストにあった対策をきちんと行っていた受験生が相当数いる
・共通テストに対応できなかった受験性は一様に難しい、難しく感じたという印象を持った
ということです。
やはり、
・総合的な学力をつけて、どの問題にも対応できる力をつけること
・出題傾向の分析と対策をしっかりと行い予想問題を多くこなすこと
が、とても重要だったと言えます。
それでは、実際の共通テストの内容分析と傾向、そして、対策ポイントをまとめていきます。
その1:「共通テスト」国語
事前の問題作成方針では、記述式が含まれる予定でしたが、すべてマーク式となりました。
内容分析と傾向
大問数は4問で、論理文・文学分・古文・漢文の出題でした。
実用的な文章の出題はなく、第1問・第2問はセンター試験の漢字・語句・読解問題、最後の設問のみ新傾向の出題でした。
古文は試行テスト通りの出題で、漢文は漢詩と散文の二つの文章が出題されました。
今後の対策
センター試験型の出題に加えて、知識や読解力、そして、新しく求められている思考力・判断力を問う出題が予想されます。
今回は出題されなかった実用的な文章の対策も忘れずに行いましょう。
その2:「共通テスト」英語
リーディングでは英単語数が1000語以上も増加、リスニングもより速く長くなり、受験の要と言える英語は受験生の合否に影響しました。
内容分析と傾向
リーディング大問数6、リスニング大問数6でいずれも100点満点となりました。
リーディングでは携帯メール、ウェブサイト、学校新聞、Eメールなど実用的な英文の読解出題がありました。
最も話題となったのが、文章の長さ。
特に英単語は約5400語でセンター試験より1300語程度多くなりました。
出題傾向も思考力と判断力が問われる問題が増えており、文章中の複数の箇所を参考にして解答するなど以前よりも解答に時間がかかるような出題になっていました。
また、共通テストでは直接文法を問う問題がなくなりました。
リスニングでは、1回読みの出題と2回読みの出題があり、結果として2回読みの出題が減りました。
今後の対策
リーディング
日常生活で必要な実用的な英語を題材にした文章が出題され、今後も同じような傾向が続くと考えられる。共通テストは2回分の問題があるが、予想問題も含め類似した出題形式の問題を多く解くことが必要です。
リスニング
リスニングは慣れもあるので日ごろからリスニングの時間を取る、音読して単語を覚えるなどを習慣化することが大事です。
また、日本の高校生にはあまり聞きなれない単語なども読まれたので語彙を増やすことも同時に行っていきたいです。2回読みの問題が減っていることからも1回で確実に聞き取れるような訓練もしていきましょう。
その3:「共通テスト」数学
一見、何を聞かれて何を答えれば良いのか考え込んでしまうような問題が出題されました。
日ごろ解いている問題で何ができるのかなど、ただ解くだけではない出題傾向が出てきました。
内容分析と傾向
数学Ⅰ・Aは数と式、図形と計量、2次関数、場合の数と確率、整数・図形の性質が出題。
選択問題では穴埋めによって難しい課題・目的に到達させる誘導問題がありました。
数学Ⅱ・Aは三角関数、指数・対数関数、微分・積分、確率と統計、数列、ベクトルの出題でした。
簡単な計算をさせることで、複雑な問い解決させるように誘導する問題がだされました。
今後の対策
穴埋め誘導問題は作問がしやすいため今後の出題が予想されます。
基本的な問題や類似問題をしっかり多く解くようにしましょう。
誘導問題の対策としては、「これを学ぶと何ができるのか」といった問いかけをしながら日ごろから数学の問題を解いていくことがおすすめです。
その4:「共通テスト」理科
他科目と比べてセンター試験に近い出題でした。
思考力や会話文が多い問題構成で、計算問題も出題されます。
内容分析と傾向
理科は全体的に思考力を問う問題や会話文を利用した問題、計算問題が出題されました。
生物・地学はセンター試験よりも易化しましたが、問題の導入文の長さや選択肢・図表数などはセンター試験に近かったです。
また、一方で一つ前の問題が正解してないと次の問題が正解につながらない連動型の出題形式があったり、正解以外の組み合わせでも部分点を与える出題形式があったりしました。
今後の対策
今後も連動型や足りない選択肢でも部分点が与えらえる出題形式が出てくると予想されます。
一方でセンター試験と似た傾向だったため、センター試験の過去問を用いて共通テストの対策にすることができます。
その5:「共通テスト」社会
社会では全体的に資料や文章の読解力が求められる問題がありました。
資料の読み取りや読解の部分では思考力や判断力が求められてきています。
内容分析と傾向
世界史B、日本史B、地理Bでは資料・文章の読解力を問う問題が出題されました。
特に地理Bでは会話文や本質を見抜く力を問う問題がありました。
現代社会でも制度や政策の本質を問う問題があり、ただ覚えるだけの知識ではなく、その知識を確実に理解しているか問われています。
今後の対策
世界史Bは、基本的な幅広い知識が問われているため、知識の定着と日ごろから資料や図・地図などを確認する習慣をつけましょう。
日本史Bは、多面的な考察ができるように知識を覚えるだけでなく、いろいろな問題を解いたり、テーマごとにまとめるようにしましょう。
地理Bは、統計資料や地図帳を確認するのはもちろんのこと、資料などからわかることを書き出すなどアウトプットできるようになりましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
共通テストの傾向を分析することで科目によってはセンター試験と近いもの、新傾向や出題形式が全く異なってきている科目などがありました。
いずれも分析することで的確な対策ができるようになります。
対策は実行すればするほど効いてきますので、分析と対策ができたらすぐに実行に移し、自分の定める共通テストの目標点を取って、突破していきましょう!
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