今回は、2022年度「共通テスト」スタート情報をお伝えします。
このブログでは2021年度入試を振り返りつつ、大学でのコロナ対策や今後の大学入試の動向などわかりやすく書いていきます。
入試改革初年度に大きく影響を与えることとなったコロナ禍ですが、中には「受験勉強どころではなかった」という混乱も見られました。
ワクチンの接種など少しずつコロナ禍改善に向けた方向性にシフトしてきているようにも見えますが、今年度もコロナ対策を厳にして入試をむかえることが予想されます。
どういった混乱が生じ、どういった対策がとられてきたのかを知ることで今後起こりうる変化に対応できるようにしていきましょう。
混乱した大学受験~共通テストは2回実施、2次試験(後期)取りやめの大学も
大学ではオンライン授業を本格的に導入
大学教育が目指す方向性と入試で問われる学力の3要素
共通テストでは出題方法がどう変わる?
自分で問題を見つけ自分で解決する力、日ごろから強い精神力を持とう!
武田塾は自学自習の徹底管理・サポートで成績を上げます!
混乱した大学受験~共通テストは2回実施、2次試験(後期)取りやめの大学も
2021年度よりセンター試験に代わり大学入学共通テストが実施されました。
以前より取り入れられると言われていた英語4技能を評価する「外部検定」や国語・数学の記述式設問の一部導入などは公平性や採点処理の問題から急遽見直され、マーク式での解答となりました。
また、新型コロナの蔓延により
・北海道大学では2次試験(後期)の実施取りやめ
・共通テスト2回の実施
※休校などによる学習遅れの高3は出願時に第二日程を選べることに
・3月以降の全国の学校が休校となり学習ペースや進度に遅れなどが発生
といった問題や変更がありました。
受験生にとっては落ち着いて勉強する環境が整わなかった現状があったと思います。
実際に、この休校期間中に一日10時間や15時間といった勉強量をこなした受験生もいて、この時期での勉強量が入試に影響したという話も多く聞きます。
大学ではオンライン授業を本格的に導入
大学の授業スタイルも一変しました。
入学式も全面的に中止となり、授業もリモート授業で自宅で受けることがほとんどとなりました。
運動不足といった弊害も起きましたし、何よりも
・大学に入学したのに年に数回しかキャンパスに行けなかった
・同世代や同学年の大学生との接点がなく友達などができない
・アルバイト先も限定され稼ぎがなく大学中退を余儀なくされそう
といった、大学生活を苦痛に感じた大学1年生もいると聞きます。
緊急事態宣言が解除された後も三蜜回避の対策がとられた少数の対面授業形式やゼミ形式など、今まで当たり前だった大学生のキャンパスライフも変更を余儀なくされています。
大学教育が目指す方向性と入試で問われる学力の3要素
ここからはコロナ禍から少し離れて大学教育での改革とそれに伴う大学入試で求められる学力について書いていきます。
大学教育が目指す方向への改革
大学への主な入学年齢となる18歳人口は、
2020年…約117万人
2030年…約105万人
2040年…約88万人
と減少の一途をたどる予想が出ています。
この現象は大学経営に影響を与えるため国の文科省は大学改革の3つの方向性を示しています。
すなわち、大学の役割・機能を
①世界をけん引する人材の育成
②高度な教養と専門性を備えた先導的な人材を養成
③具体的な職業やスキルを意識した高い実務能力を備えた人材を養成
上記3つのタイプに分け各大学にその役割の明確化を求めています。
大学を選ぶ際にも将来の自分のことを考え、どういった方向性を持った大学なのかといった情報収集は必要になってきています。
学力の3要素は「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協調性」
文科省では、これまでの知識偏重、1点刻みでの選考方法では将来の社会に対応できる人材が育たないという認識から、学力の3要素を重視するようになりました。
情報の変化が激しくなる将来の社会情勢に対応するために学力の質を変え、知識や技能をベースに思考・判断・表現する力が必要になってきたからです。
また、自分で問題を見つけ解決できる主体的・対話的な深い学びの養成のためにアクティブラーニングが小学校から大学までの全教科で導入されてきています。
共通テストでは出題方法がどう変わる?
センター試験から共通テストにかわり出題形式や問われる知識にも大きな変化がありました。
今後も出題形式や問われ方に変更があっても当然と言えます。
ただし、変更となる際にも思考力・判断力・表現力を測ることは重要視されるためその点を意識した日ごろの勉強や受験対策が必要です。
また、共通テストだけでなく大学個々で、
・「知識・技能」
・「思考力・判断力・表現力」
・「主体性・多様性・協調性」
といった学力の3要素を評価することが求めらています。
今後の入試選抜方式、すなわち
・自分をアピールする総合型選抜
・学校推薦を利用する推薦型選抜
・多くの受験生が受験する一般選抜(ここでは2次試験を指します)
においても学力の3要素を意識した対策が必要です。
自分で問題を見つけ自分で解決する力、日ごろから強い精神力を持とう!
ここまで、コロナ禍での大学入試や大学での混乱や変化。大学教育の改革や入試で問われる学力の3要素について書いてきました。
これまで以上に自身が学んだ知識を活用する能動的な学習が求められています。
ただ授業を受ける受動的な学習ではなく、自ら学び、問題を見つけ、解決する力が求められています。
武田塾赤間校は自ら学び解決する力となる自学自習にこだわる塾です。
自学自習を徹底管理・サポートすることで自学自習の力がつき、入試の変化にも強い受験生にしています。
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次回は2022年度「共通テスト」問題作成情報をお届けします。
武田塾は自学自習の徹底管理・サポートで成績を上げます!
武田塾は授業を受けただけでは成績が上がらないと考えています。
・わかりやすく自分のペースで進められる参考書を用いて理解する。
・理解したら自分でできるかやってみる
・やってみてできなかったものをできるようにする
この3点ができてはじめて成績があがります。
また、参考書を1冊完璧にすることで、確実な学力がつきます。
武田塾では、
一日ごとにすべき宿題を1週間分出し、確認テストをして1週間の勉強が確実にできたかチェックします。
個別指導の時間で、宿題で出された問題が完璧になっているか細かく確認し、1週間勉強をしてきた中での疑問点を解決するので、次の1週間はより効率的に、よりレベルが上がった状態で、どんどん自学自習ができる生徒になっていきます。
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