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自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校講師のAです!
今回は「英語外部検定利用入試」についてお話ししていこうと思います。
筆者は2021年度入試だったのですが、我々の代から実は共通テストに英語外部検定のスコアが反映されるという
「大学入試英語成績提供システム」の導入がされるはずでした。
皆さんもご存知の通り、このシステムの導入は見送りとなってしまいました…
そもそもこのシステムを導入しよう!となったのは
現在の共通テストで問われる「リーディング」と「リスニング」だけではなく
英語の外部検定試験にある「ライティング」と「スピーキング」も受験で問いたいといった趣旨のものだったんですね。
昨今、英語の能力を重要視していこうという流れはとても強く、
共通テストにこそまだ導入はされていませんが、様々な大学で英語外部検定利用入試は増えています。
2021年度からさらにそのような大学は増えていますので、
英語外部検定利用入試をマスターして、大学入試に立ち向かいましょう!!
利用方法について
英語外部検定利用入試とは、
英検®、TEAP、TOEIC、TOEFL、GTECなどの英語資格を利用できる入試を指し、
合否判定でも優遇されるケースがあるなど近年増え続ける入試方式です。
外部試験の利用方法は大学によってさまざまです。
一般入試でも総合型選抜でも使われることがあります。
①出願資格
外部検定の級やスコアの保有を義務づけているパターンで、
この場合、英語の試験を免除されることが多いです。
私立大の一般選抜であれば、独自試験を英語以外の教科で受験できる場合が多く、その教科に絞った対策が可能となります。
◎総合型・推薦型で一番多い外部試験の利用方式です!
(例)
●東京海洋大-海洋生命科学、海洋資源環境
【前期・後期】
英検準2級以上、TEAP(4技能)160以上、IELTS3.5以上、
さらにはTOEIC、TOEFLなどで所定の資格等を保有していることを出願資格とする。
●明治大学-国際日本学部
【学部別入学試験・英語4技能試験利用方式】
英検準1級以上、TEAP(4技能)309以上、IELTS5.5以上、
GTEC1190(CBT)以上、さらにはTOEIC、TOEFLなどで所定の資格等を保有していることを出願資格とする。
試験は国語(150点)+地理歴史(100点)計250満点とする。
②得点換算
特定の外部試験の級やスコアの保有によって、共テや個別試験の英語の得点に換算するパターン。
共通テストや国公立大2次・私立大入試の英語も受験して、高得点の点数を採用するケースもあります。
◎一般選抜で一番多い外部試験の利用方法です!
例えば、「英検 2 級=英語の試験を 80 点、準1 級=100 点に換算」となったりします。
(例)
●佐賀大-全学部
【一般選抜(前期・後期)】
英検CSE=2050、TEAP=220、TOEFL iBT=45等
共通テストの外国語を前期・後期とも得点率70%~90%に換算(※上記は70%の例)。
③加点
特定の外部試験の級や保有によって、共テや個別試験の点数に加点するパターン。
例えば、「英検準 2 級=10 点、2 級=20 点、準 1 級=30 点加点」となったりします。
得点換算同様、英語力に自信がある受験生にメリットがあります!
(例)
●愛知大ー全学部
【一般M方式(前期・後期)】
英検(CSE)2304、TEAP(4技能)309、IELTS5.5等
独自試験英語の得点に、満点を上限に加点(独自試験英語の得点率70%以上の者のみ)
④判定優遇・合否参考
主に推薦入試などで用いられるパターンなのですが、
特定の級・スコアを保持していると合否判定の際に優遇されたりします。
どの外部試験を選べばいいのか?
志望校がまだ決まっていない受験生にはズバリ英検をオススメします!
理由は2つです。
まずは過去のデータです。
英検の採用率は1位で、色々な大学が外検入試で英検の利用が認められています。
採用率が一番高いということはそれだけ多くの入試で利用できるというわけです。
また、英検は学校で学習する内容・範囲をもとに問題が作成されているため
比較的学習しやすいというメリットがあります。
外部試験利用入試のメリット
英語外部試験は何回でも、複数の試験を受検できる
メリットとしてまず、二次試験・個別試験の一発勝負に賭けなくて済むといったことが挙げられます。
多くの大学で入試から遡って2年間のスコアは利用可能であるため、その間に受けた試験のスコアどれでも
提出することができます。
たとえば、入試当日に体調を崩してしまったり、たまたま苦手なテーマの長文が出てしまったりなど、
運悪く実力が発揮できないこともあるのが普通の受験方式のデメリットです。
英語外部検定利用入試であれば、事前に何度も受験するなかで、
一回でも基準値を上回ることができればいいので、そうしたギャンブル要素は排除できます。
英語の過去問に時間を掛ける負担を減らし、他の科目に集中できる
先ほど出てきた外部検定を出願資格に使うものであったり、
得点換算するものの中には、その大学の個別試験を免除されることも少なくありません。
そうなると、その大学の英語試験の過去問をする必要がなくなるため、
他の科目や他の大学の対策に時間を割くことが可能になります。
英語外部検定利用入試を使って合格するには
正確な情報を、早い段階で掴む
外部試験対策は受験生でなくても、高1・高2からできるため
どんどん計画的にやっていくことが入試への近道となります。
志望校が決まっている人は、志望校の入試要項を確認してどのように外部試験が入試に使われているかを確認しましょう!
まずは英検2級合格を目指す
各大学の外検入試で利用できる最易レベルで最も多いのは2級です。
そして、英検2級は高校卒業程度の難易度となっており
大学入試と同じくらいのレベル感であるため高1・高2でも目指せるちょうどいい級と言えます。
志望校が決まっていない人はまず2級あたりを目標にしていきましょう!
スキマ時間を活用しよう
大学入試では総合的な得点力が求められるため、英語だけに時間をかけるなどができず
受験教科を満遍なく学習しなければなりません。
通学時間を利用できる場合は、インプットが必要な単語や文法、会話表現などを身につけたりと、
スキマ時間を上手く使いながら効率よく外部試験対策をしていきましょう!
外部試験利用入試を活用しよう!
まとめです!
【利用方法】
①出願資格
②得点換算
③加点
④判定優遇・合否参考
志望校が決まっていない人は英検がオススメ!
【メリット】
①何回も受験できるため、一発勝負ではない
②過去問を解かなくて済むため負担減
【英語外部検定利用入試を使って合格するには】
○正確な情報を早い段階で掴む
○まずは英検2級を目指す
○スキマ時間を活用する
外部試験対策は高1・高2から始めても早くありません!
武田塾では外部試験対策も行っておりますので、気軽にご相談ください!
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
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