【早めにチェックしておこう！】赤本はこうやって使う！

こんにちは！

JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のTです！

暑い！
最近は歩くだけで服がびしょびしょになりますね…
私も武田塾に来るだけで汗だくになっています。
皆さん、模試などを受ける際は着替えなどの準備をしておいた方がいいかもしれませんね！

さて、今日は赤本の使い方についてのブログです！
「赤本についての話なんて、まだ早いんじゃないの？」
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、今のうちに見ておくことが今後の勉強クオリティにも大きく影響します！

今のうちにこのブログを読んで、赤本の使い方をマスターしておきましょう！

なぜこの時期に赤本を見ておくのか？

具体的なイメージを持つことが出来る

赤本では、掲載年度の受験者数や実質倍率などを知ることが出来ます。
実際、私もこの時期に赤本を開いた時は「え、こんなに倍率高いの…？」とビビったことを覚えています。

しかし、その気持ちがきっかけで「もっとやらなきゃな」という気持ちも芽生えました。

また、自分が行きたい大学が無いという場合はそういった合格倍率や問題傾向から探してみるのもアリです。
自分が苦手な問題形式よりも、得意なものをやった方が圧倒的有利にはなります！

目指すべき到達点を掴める

恐らく、多くの人が初めて赤本を開いた時に「難しすぎる！」と感じることでしょう。

ですが、あと半年後にはそのレベルまで到達しなければいけないのです。
ポジティブに考えれば、どんな問題が出て、どんな対策をすればいいのかは既に赤本から読み取れるんです。
後は自分が上手く勉強をしていけばいいだけ。

私は自分の行きたい赤本を開いた時、英語で文法問題が少ないことに気が付きました。
そのため、日ごろの勉強では長文に重きを置いて勉強しようと決めました。

結果として、本番でも上手くいったので夏に赤本を見ておいて良かったなと思います。

赤本の使い方

①まずは自分の行きたい学部学科の倍率などをチェック！

これらのことは赤本の最初の方のページに記載されています。

募集人員、志願者数、受験者数、合格者総数、実質倍率が細かく書かれています。
中にはそれらの男女比が載っている大学もあるので、細かいところまでチェックしていきたいですね！

②受験に必要な科目をチェック！

これは地味に大切なコト。

私が受験生の時もそうだったのですが、必ず受験に必要な科目を間違える生徒はいます。100％います(笑)
いらない科目を勉強したり、逆に必要な科目を勉強していなかったなんてことが起きてしまったら大変なので、必ずここで確認しておきましょう！

ちなみに、自分が受ける年に急に必要な受験科目が変更になることは珍しくありません。
去年は早稲田大学でもそんなことがありましたね。
これらの最新情報は赤本だけではカバーできないので、自分で大学HPを確認するなどして対策をしておきましょう！

③いざ問題へ

それでは実際に問題を解いてみましょう！

この時期であれば、時間制限をそこまで気にする必要はありませんが、「この時間で解かなくてはいけないんだな」という気持ちは必ず持っておきましょう。
もっと受験が近づく時期になれば、本来の制限時間をより短くするなどの対策も非常に有効です。

ここで意識してほしいことは以下の三つです
①問題傾向
②解く順番
③自分が苦手な部分

これらのことをしっかり意識して解くことで、終わった後の勉強でも自分に必要なコトが分かります。
何も考えず、ただ解くだけというのが一番危険です。
やるからには必ず成長できるようにしましょう！

④答え合わせ＆復習

ここが赤本において一番大事！復習を制する者は受験を制します！

ただやみくもに答え合わせをするのでなく
①完璧に分からなかった問題
②知ってはいたが出来なかった問題
③漢字、スペル等のミス
④たまたま合っていた問題
⑤完璧に理解し、正解できていた問題
主にこの５つに振り分けてみましょう。

ここでよくありがちなことが、③④を流してしまうことです。
「所詮イージーミスだから」
「たまたま正解しただけだけど、まぁいいや」
そんな風に考えていると、必ず同じ問題に足をすくわれます。
ここを自分のミスとして受け入れられるかが自分の運命の分かれ道ですね。

このように自分の間違いを場合分けすることで、何を復習すれば良くて、逆に何をする必要が無いのかを明確にすることが出来ます。
全てを100％でやっても効率が悪いので、必ず緩急をつけるようにしましょう。

⑤自分の得点率を出してみる

赤本には問題ごとの配点がありません。
そのため、合格のボーダーラインが分かっても正確な自分の点数を知ることはできません。

そこで多くの受験生がやっているやり方として、全体の問題数分の正答率でパーセンテージを出してみましょう！
ここで80％を超えていれば、合格が見えてきていると捉えてもいいと思います。
また、文法問題と長文問題では絶対に配点の差があるので、そこは自分で点数を調整してあげればよりホンモノに近い点数が出ると思います。

ここで低い点数が出たからと言って、絶対に落ち込まないこと！
誰でも最初は点数なんて低いものです。
赤本で大切なのは、必要な対策方法を考え実践していくこと。
トライ＆エラーの連続です！
自分が受かるためには、あとどれくらいの問題を正解しなくてはいけないのか。それを意識しましょう。

番外編：赤本のここも見どころ

在学生メッセージ

実際に赤本の大学に通っている学生の声を知ることが出来ます！
今頑張っていることや。大学生になるとこんなことがある等々…

ここを読めば自分が受験を乗り越えた先の未来を想像できます。
モチベーションアップは受験の大きな助けにもなるので、見ておいて損は無いでしょう！

合格体験記

ここでは自分と同じ境遇にいたであろう合格者の体験談を見ることが出来ます。
合格最大のポイントなども書かれているので、ここも見ておいて損はありません。

また、合格者が他に合格していた大学も記載されているので、自分の併願先に迷っている時は参考にしているのもアリですね！
その他入試に関する具体的なQ＆Aも載っているので、ぜひ覗いて見て下さい！

赤本は思ったよりも万能だった

いやぁ～こうして見ると、赤本って万能ですね！
問題が解けるだけでなく合格のボーダーや合格体験記も知ることが出来るなんてお得すぎますね！

最初にも述べたように、赤本を今のうちから見ておくことは必ず受験を有利に進めることが出来ます。
見ないままだと、ただ勉強をするだけでそれをどのように本番にいかしてけばいいのかが固まらないままです。
ここの夏を超えた先の秋でも良い勉強が出来るように、今のうちに赤本をチェックしておきましょう！

それでは！