こんにちは！
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自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師のKTです！
今回のテーマは『受験の天王山』と呼ばれる夏休みについてです。
オリンピックも終わり八月になりました。夏休み期間の前半が終わり
中盤そして後半に向かっていきますが皆さん勉強は順調にできていますか？
「まだまだ不完全燃焼だな」と思っている人はこれからの話をよく読んで
明日からでも切り替えていきましょう。
「順調にできているよ」と感じている人は更なるモチベーションややるべきことを
しっかりできているのかの確認にしてください。
夏休みが受験の天王山と言われる理由について
よく学校や予備校などで
「夏どれだけ成長できたが受験の合否を決める！」
と言われたことや聞いたことがある人は多いのではないかなと思います。
僕も学校で受験指導主任の先生が口酸っぱく何度も言っていたのを覚えています。
ただ根拠もなしに言われても「なんで？」となりますよね。
そこで、なぜ夏休みの勉強がそこまで大事なのか僕が思う二つの理由について
これから話していこうと思います。
①基礎の総まとめ
夏休みとは実は受験勉強の中で基礎固めに時間をたっぷり注ぎ込める最後の時期です。
ここでいう基礎とは何も知らない初学者の状態から
大学受験に出題される範囲の全てを一通り学習して
少なくとも一回はその概念などに触れた段階です。
受験勉強の段階には大きく三つの段階があると思っていて
基礎➝演習➝過去問
の三つです。
武田塾のルートで考えると
数学では基礎問題精講➝数学重要問題集（ほかにも文系の数学など）➝過去問
物理ではエッセンス➝良問の風と名門の森➝過去問
英語では語彙、文法、長文、英文解釈などの各分野で基礎➝演習（より難しいもの）➝過去問
といった流れがあります。それぞれの段階をしっかりこなすためにスケジュールを立てると
夏休みが終わるぐらいまで➝基礎
冬休みに入るぐらいまで➝演習
受験本番まで➝過去問
が一番バランスがいいと思います。
しかしこの基礎総まとめがなかなか上手くいきません。
実際僕も夏休み終わった段階で受験の全範囲を見終わることはできませんでした。
全てを学習していない状態だと、模試などで全く知らないことから出題されてしまい
点数が伸び悩みます。
全てをやり切るのは難しいですが、まだ触れていない内容をダラダラ引き延ばしていると
結局受験直前になってもやっていないということが起こりうるのでなるべく早めに勉強
するのが良いです。
夏が基礎の総まとめである意識を持つようにしましょう。
②夏休み後は自由に勉強できない！？
夏休みは各科目の勉強時間を自由に決めることができて
自分のしたい勉強が出来る数少ない期間です。
なぜかと言うと、現役生は夏休みが終わると学校が始まるからです。
毎日授業が6，7限まであると放課後勉強できる時間はせいぜい5時間ぐらいでしょう。
その中で多くの科目を処理しなければならないですし、授業の予習や宿題も入るので
自分のしたい勉強をのびのびやることは難しいです。
浪人生は現役生に比べ自由度が高いですが、予備校の授業を取ってしまったらそれに縛られる生活をするので同様に
自由に勉強することは難しくなってきます。
一年間の受験勉強の中で、そのような自由な勉強ができるのは夏休みと冬休みから直前期にかけての
二回しかありません。
受験直前は当然過去問などに時間を取られますから、夏休みが一番自由度が高いと言えるでしょう。
まだ受験が遠く先のように感じている人たちも多くいると思いますがこのことを考えれば
今の勉強がどれだけ大切かがわかります。
夏休みの勉強戦略
夏休みの勉強の重要性に関してはみんなに分かってもらえたと思いますが
では具体的に残り一ヶ月どのような勉強の目標、勉強習慣を持てば
充実した夏休みを過ごせるでしょうか？
いくつか僕なりにアドバイスをしていきたいと思います。
気を付けてほしいことは以下の通りです。
①きちんとスケジュールを立てては各科目受験の範囲に含まれる分野を
満遍なく勉強する
②朝型の生活にしてam9:00ぐらいからは勉強できるように習慣づける
③復習はなるべく短い時間で多くの範囲をこなせるように心がける
それぞれについて詳しく述べていきます。
①全範囲を満遍なく勉強する
先ほど述べたように夏休みは基礎の総まとめの時期です。
なるべくたくさんの範囲を学習できるのが望ましいでしょう。
さらに、夏休み後は自由に勉強時間を取ることが難しくなるので
やり残したものがいつになってもできないといったことが
起こりがちです。
受験は何かがダントツで出来ることより満遍なく点数を取れる
方が効率的なのでぜひ意識してください。
②朝型の生活にチェンジ
僕の周りで受験に成功した人で夜型の人はとても少ないです。
人間は朝のほうが脳の回転が速いことが知られています。
夜型だと徹夜したりして、昼夜が逆転がしてしまい
健康的ではなくなってしまいます。
受験勉強たるもの、勉強時間うんぬんよりまず健康第一です。
しっかりした生活リズム、勉強のリズムを作りましょう！
③復習はなるべく短時間で多くの範囲をこなす
夏休みの勉強ではたくさんの範囲を網羅的に勉強することが大事であると
述べてきましたが、ただひたすら進むだけではいけません。
復習という勉強の時間はとても大事です。
しかし、やりすぎては新しい勉強をすることが出来ずなかなか進みません。
そこで意識してほしいのが、多くの範囲をなるべく短い時間で復習する
ということです。
夏休みの目標は基礎の総まとめを完了させることですから、それに合わせた
方針を取りましょう。
まとめ
今回は『受験の天王山』と呼ばれる夏休みの時期がなぜ大事なのか
そしてその夏休みを無駄にしないための戦略について考えてきました。
まとめると、
なんで夏休みは大事なの？
⇒基礎の総復習の期間であり、好きなことを自由に勉強できる数少ない時期だから。
夏休みの勉強はどうすればいいの？
⇒①なるべく多くの範囲を勉強するためにスケジュールを立てる
②朝型に変える
③復習も忘れない（短い時間でたくさんを心掛ける）
といった感じです。
人それぞれ勉強法は向き不向きがありますが、この一例を参考にしてくれると
嬉しいです。
勉強は量だけじゃなくて、目標に向けて正しいベクトルで勉強することが大事です。
ただやみくもに勉強することは無いようにしましょう。
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見！サンドウィッチマンの受験相談コント！
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
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