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【社会の勉強法】丸暗記だけでは真の理解にはつながらない!

こんにちは!

JR京浜東北線埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分自称”日本一賑やかな校舎”最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校講師のOです!

5月になりましたね。受験学年の方は本格的に勉強をスタートしてから時間が経ち、受験生としての生活にもある程度慣れてきたのではないかと思います。

そんな中、文系の受験生・理系で共通テストを受ける受験生の中には選択科目として選んだ社会の勉強に頭を悩ませているもいるのではないでしょうか。

現役生・既卒生問わず、英・数といったメイン教科は順調だけど、選択科目は後回しにするか、秋~冬にかけてやっていくしかないという状態の受験生も少なくないと思います。

そこで、少しでも情報の足しにしてもらうために、このブログでは社会科目の勉強法について書いていこうと思います!

ポイントは丸暗記に頼らないこと!

科目の選択はどうすればいい?

勉強法についてのブログではあるのですが、そもそも、社会科目どれにするか決めてないよ!という方もいるかもしれません。

科目の選択について簡単に触れておきましょう。

選び方の優先度としては①自分が興味・関心がある②志望校(国公立・私立問わず)の受験科目にある

この2点が大前提になりますが、それでも決めかねている人は参考にしてみてください。

教科の隣にある人数は令和2年度のセンター試験・本試験(最後のセンター試験)の受験者数です。

①日本史B 160,425

これも基本ですが、○○Aはほとんど使い道がありません。本番間違って選ばないように注意!

②世界史B 91,609

①、②はいわゆる歴史科目ですね。無難な選択で、国公立・私立ともにあらゆる大学の社会科目として問題なく使用できます

 

③地理B 143,036

世界史よりも多いのは少し意外ですね。地理に関して注意してもらいたいのは、私立文系では社会科目として使えないことが多いです。
例えば、早稲田大学では教育学部、慶應義塾大学では商学部でしか利用することができません。
地理に興味・関心があり、社会科目の軸として使いたい方は別ですが、基本的には共通テストのみで使う科目にすると良いでしょう。
参考書一冊・地図・データブック・過去問といった少ない参考書で学習できるので、文系・理系を問わずオススメできます。

 

④現代社会 73,276 ⑤政治・経済 50,398 ⑥倫理、政治・経済 48,341 ⑦倫理 21,202

公民科目です。基本的に一般入試では活用しにくいのですが、

この中でも注目したいのは政治・経済です。例えば、早稲田大学では法・教育・商の3学部で利用できます(名前的に使えそうですが政治経済学部では共通テストの1科目としての利用にとどまっています)。
明治大学はさらに利用できる学部が多く、
個別入試では法・商・政治経済・経営・情報コミュニケーション・国際日本、全学部入試では文学部と全ての文系学部で選択肢に入ってきます。
なので、私立文系専願の受験生にとっては日本史・世界史に次ぐ選択科目候補といってもいいかもしれません。

ただ慶應義塾大学では全く使えないなど大学によってもバラつきがあるので、
志望校の入試要項をじっくり確認してみましょう。(各大学の2021年度の入試要項を参考にしました)

歴史はストーリーから入れ!

勉強法についての話に行きましょう。まずは先ほどの受験者数の中でも多かった歴史科目の話です。

歴史科目には、用語(知識)と流れ(ストーリー)、という二つの大きな軸があると思います。
この両方のうち一つでも欠けていると難関校の問題だけでなく、共通テストにも歯が立ちません
基本的には用語の参考書で基本的な用語の知識をつけていき、同時並行で教科書のような読み物系参考書で歴史上の出来事やエピソードを頭に入れていきます。

用語の知識がストーリーの理解を助け、歴史上の背景を知っていることが用語学習の効率化につながればベストです。
まずは、この2つの軸に両方取り組めているか、片方に偏っていないか確認してみてください。

丸暗記はNG

よく陥りがちなのが、用語(知識)の学習に偏ってしまうこと
一問一答のような用語の参考書は受験生必携ですが、このタイプの参考書は用語がわかっただけ、で満足してしまうことが多いです。
歴史科目の用語が電話番号を覚えるときのような丸暗記になってしまっている人は要注意です!


ストーリーの勉強が欠かせないのは、流れの知識があれば迷ったときに「芋づる式」に知識を引き出せることが多いからです。
○○事件は○○○○年に起こった、という知識を知っているだけでなく、~が原因で、~という背景があって、~という結果になってしまった、
という流れの部分を学習して頭に入れられていれば正誤問題の正答率は格段に上がります

 

例えば、14世紀フランス、1950年代の日本、と言われて、政治・社会・対外関係はどうだったかをスラスラ話せる人はそこまで多くないと思います。
ただし、事件やできごとを一つでも思い出せれば、それに関連する知識を引き出し、だいたいのイメージを抱くことならできるのではないでしょうか?
その「だいたいのイメージ」で解ける正誤問題は少なくありません


用語の参考書で学んだ知識を、ストーリーを読み物系参考書で学習しながら結びつけていく。
今まで点と点でしかなかった知識を、厚みのある歴史の知識として完成させることが必要です。
その学習のサポートとしてビジュアルに訴える情報が豊富な資料集はぜひとも手元においておきましょう

一問一答の活用

時間の関係で一問一答にしか取り組めない受験生もいると思いますが、うまく活用すれば流れの勉強に活かすことも当然できます。
行間にはさまれているコラムを熟読したり、

左側の文章から右側の用語をひねり出す勉強だけでなく、右側の用語を見て、その用語がどういった用語なのかを説明する、というトレーニングもオススメです!

流れの知識がしっかりしていれば、少し歴史科目から離れて知識が抜け落ちてしまっても復帰するのが容易になります。問題演習に備えて、今は知識を蓄えていきましょう!

 

各科目の知識をリンクする!

社会科目どうしで知識をリンク

社会科目は社会科目どうしで、また他の英語・国語といった科目と共通する知識を扱うことがあります

国公立大学の文系学部の受験生は社会科目を2つ選択することが多いと思いますが、2つ選択すれば関連する内容が出てくると思います。

地理で勉強した各国の知識が世界史で役に立ったり、政治・経済の知識を深めるのに歴史科目のストーリー学習が有用なことはしばしばあるでしょう。

そういった場合は、今は日本史の勉強中だからいいか、と捨て置かずに、関連する科目の参考書を開いて内容を確認してみるのをオススメします。

双方の科目でその周辺の知識が肉付けされる相乗効果があると思いますよ!

社会科目の知識は他の科目にも使える

社会科目どうしに限らず、古文や文学史を勉強している時に日本史の知識が使える、なんてこともあるはずです。

また、私の実体験として、社会科学系の学部で英文のネタとして世界史や地理の内容が出たことがあって、その時は非常に読みやすかったことを覚えています。

ここの英単語は怪しいけど、世界史のストーリー的にはこっちの選択肢になるんじゃないか…?といった塩梅でサクサク解くことができました。

過去問をやっているときに社会科目の知識が出てきたら、参考書を開いて社会科目側の理解も深められると良さそうですね。

 

まとめ

社会科目の勉強法について書いてきましたが、攻略法はもっと身近なところにもあります

テレビや新聞のニュースに関心をもつこと。これで十分勉強のひとつになります。

政治・経済では時事問題が出題されますし、いまだに解決していない日本と周辺諸国の問題なども世界史や日本史を勉強していればそのバックグラウンドを知ることができます。

また知識の丸暗記だけでなく、ストーリーの深い理解が重要だ、という内容でしたが、流れの学習の重要度は今確実に高まっています

例えば今年行われた1回目の共通テストではグラフや史料を分析しながら解かせる問題の比率が増えていました

これには確かなストーリーの知識に裏付けられた時代感覚がどうしても必要です。ストーリーや歴史上のエピソードを知るには参考書だけでなく、学習漫画や本、映画もよい教材になってくれます。自分が取っつきやすそうなものから見てみると良いと思います。

 

身の回りのことに興味をもつ、調べる、それがそのまま点数となるのが社会科目のいいところです。学習を楽しみながら、自分の強みにしていきましょう!!

 

 

 

 

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