【講師受験体験記】入試本番直前の過ごし方と気持ちの切り替え方

こんにちは！

JR京浜東北線・埼京線など赤羽駅より徒歩5分、東京メトロ南北線赤羽岩淵駅より徒歩6分
自称”日本一賑やかな校舎””最も武田塾を体現した校舎”である赤羽校。講師の長森です！

受験体験記、12月号になります！

共通テストがいよいよ迫ってきていますね。私立大学の入試など、共通テスト以外の本番が近づいてきている方も多いのではないでしょうか。

ということで、今回は入試本番直前・本番の過ごし方と、そのあとの気持ちの切り替えのことなどについて話していきたいと思います。

直前に何をする？

school-1974369_640

直前になるとやはり焦りが出てきたり、気持ちが落ち着かなくなってきたりしてしまいやすいと思います。

私自身もそうでした（入試に限らず何かが近づくと精神的にふわふわしがちです）。

そのような状態になっていることは仕方ないところもありますし、全て悪いことだということでもないので、受け入れて、「少しでも力をつけて、マシな自分になって本番を迎えられる」ように勉強を進めていました。

具体的に勉強していることはそれまでとほとんど変わらず、これまで使っていた教材を見返して復習したり、問題演習を続けたりと、知識・できることを積み重ねていくことを意識していました。

前回の受験体験記でも少しお伝えしたことなのですが、どれだけ直前でも、できることはたくさんありますし、思ったより点数が伸びる可能性も十分あると思います。

試験会場での「謎に長い待ち時間」の間に勉強したことが点数につながることもあるでしょう。（休憩時間の息抜きも大切ですが！）

入試が近いことをうまく利用して、「限りある時間でどの範囲をどうやって勉強すれば良いか」より考えて（意識して）勉強したり、一つひとつ「これ本番のテストで出るかも」と良い意味での集中力・緊張感を持って勉強したりしていけると良いのではないかと思います。

本番を迎える

試験会場に下見に行くことができる方もいるのかもしれませんが、そうであってもそうでなくても「何時くらいにどうやって試験会場に行って、なにを最後に復習して、どんな感じで試験を受けるか」、「もし忘れ物など予定外のことが起きた時はどう動くか」、などという流れを細かく事前に確認・イメージしておくと良いかもしれません。

もし何かやらかしても、なんとかなることはなんとかなるので、必要以上に焦らないよう準備していけると良いですね。

私自身、幸い本番で何かやらかしたことは特にありませんでしたが、色々と心配しがちな性格もあって、確認とイメトレ（？）をしっかりやれたおかげで落ち着いて試験を受けられた気がします。

また、一番大切なのは、皆さんが試験を受けられる良い感じの状態で受験することだと思うので、健康管理をとにかく大切にしましょう。

先ほど直前でも点数は上げられる！と言いましたが、休む時はしっかり休んで、無理のない範囲でがんばりましょう。

これまで勉強してできるようになったこと、頭に入れてきたことを落ち着いて出す、実力を発揮することが大事だと思うので、積み重ねてきたことを自信にしてがんばってください。応援しています。

入試後の切り替え

共通テストも含めて、本番が一回限りの方は少ないのではないかと思います。

本番が複数あるのであれば、ある試験が終わればまた次の試験に向けて勉強を始めることになるはずです。

「一つ本番が終わった瞬間から切り替えて、その日から猛勉強するべきだ」とまでは思いませんが、気持ちの切り替えがうまくできずに勉強に手がつかず、次以降の本番に悪い影響をもたらしてしまう、ということは避けたいですよね。

私も試験が終わった後しばらくは、ふとした時にもう終わった試験のことを思い出して、「あの問題はああ書いておけばよかった」「あれで合ってるのか」などと言うことがどうしてもすぐ頭に浮かんでいました。

その度に「もうどうしようもないから一旦置いておいてやれることやろう」というのを自分に言い聞かせて勉強していました。

模試の出来・結果の受け止め方と似ているのかもしれませんが、試験結果自体は試験時間が終わった瞬間に（良くも悪くも）もうどう変更することもできなくなるものですし（ですよね…？）、これからのためにできることは、その試験の経験を活かせるところは活かして、また次の本番までにできることを積み重ねていくだけだと言うことを意識していました。

終わった試験の自己採点をすることもあるかもしれませんが、その試験で見つけた「抜け」や「ここもう少し勉強しなきゃポイント」はしっかりおさえて、かつ気持ちを切り替えて、スッキリした状態で再び勉強に取り組むことができるのが理想的だと思います。