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日本初！授業をしない塾の「逆転合格に強い武田塾赤羽校」の伊藤です！
大学入試センター試験が終了し、高校入試もシーズンを迎えようかという季節になりました。そこで、今回は「都立高推薦入試、今からでもできる対策 保護者様向け」として、娘の1年間を振り返りつつ保護者目線の体験記としてまとめようと思います。
と言うのも、2018年度入試である都立高校の推薦を受検し（公立高校入試では「受験」ではなく「受検」です）合格をしたため、その体験談も含めお伝えしたいと考えたからです。
保護者の方へ
試験前～発表日に1週間ほどあります。
この1週間は、とても大切です。東京都は、都立推薦が始まると、毎週大きな波が来ます。
2019年度入試の場合
1月26日（土）・27日（日） 都立推薦入試
2月1日（金） 都立推薦入試発表
2月6日（水） 都立一般入試出願
2月10日（日） 都内私立高校入試解禁日
2月13日（水）・14（木） 都立一般入試 志願変更（13日：取り下げ 14日：再出願）
2月22日（金） 都立一般入試
3月1日（金） 都立一般入試発表
この日程上で重要なのは、都立一般入試の出願と志願変更の間の期間で私立高校入試が行われる点です。私立高校入試で満足のいく結果であれば、倍率に関わらず自信を持ってチャレンジが可能です。
ただ、どうしても都立高校だという場合は、出願した高校の倍率とこれまでの模試の成績と過去問の得点状況を良く見極める必要があります。私自身、「合格できない」と思っていたので、一般入試に向けた準備をしていました。
都内で模試を実施している「Vもぎ」や「Wもぎ」のホームページ上に上がっている情報とにらめっこし、どうするべきかをずっと考えていた気がします。
● Vもぎ 進研高校情報ステーション
● Wもぎ School Guide Web
※ お子様が受験していた模試会社で選ぶといいと考えます。
2018年度入試は、都立一般入試の倍率が大きく低下した年で、いわゆる「全入」の高校が軒並み増加した年でした。ですので、推薦で失敗した場合は、2校を検討していました。（何せ、内申が素内申で24ですから・・・）
● 推薦で受験した高校を再度受検する
● 全入予測の高校を検討する
色々なパターンを、中学校や塾、もしくは場合によっては高校にも相談できる体制を作ることが重要です。（合格してしまえば杞憂に終わりますが、そうじゃない場合は親もオロオロすることが多いです）
「受験の恥はかき捨て」
私自身は、教育業界に身を置いてかれこれ20年になりますが、自分の子供の進路を考える時ほど難しいことはありませんでした。子どもは私の職業を知っています。
ですから、盲目的に「正しい」と思うそうですが、料金を頂いてお預かりする子どもたちにできることが自分の子供にできないことが多々ありました。
● 志望校変更
普段の様子を知れば知る程、「志望校を下げろ指令」は人情として難しいです。上げさせるのは簡単なんですけど…。
● 勉強のやり方・量など
ゴールを知っているだけに、過剰になるきらいがあります。この意味で、妻の存在はとてもありがたかったです。
● 高校との交渉
特に私立高校です。
滑り止めなどを決める際に、あれこれ知っていると、かえって邪魔になることがありました。
「あそこの高校は、○○だからダメだ」
「あそこの高校は、○○があると有利だから」
など、本人と妻に任せておけばよかったです。口を挟んでしまったのが、少々後悔です。
今回はたまたま推薦で合格したからよかったですが、そうでなかったとすると、ゾッとします。
ですから、自分の考えや職業・地位など、余計なものは横に置き、塾や中学校、そして高校の先生の話をよく聞くことが、分からないことは質問をすることがとても重要です。
先手必勝！
そして、先回りしておくことも、「親の安心」という意味で重要だと感じています。
親側で、ある程度今後の見込みを立てておくと、自分自身に安心感ができるはずです。それが、子どもにとっても安心感を生むという好循環になります。
ここまで、さまざまなことを書いてまいりましたが、今にして思うとやはり「高校入試は、一つの通過点」です。入学してからが重要であり、更に言うと、親の立場に立てば大学受験の方が10倍面倒に感じます。
娘の事に関しては、入学した高校の担任の先生と受験前に面談してくれた美術の副担任の先生に相談しながら進めています。なにせ、高校入試以上に面倒な「芸大に行く！」と言う目標がありますので・・・。
東京芸大・愛知県立芸大・金沢美術工芸大に始まり武蔵野美術大学・多摩美術大学など、東京都内に限らず全国から探し出すのは至難の業です。「プロに任せちゃおっかなぁ～」と考えて早1年。
芸大・美大受験は、大変です･･･。
