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【共通テスト英語】点数を伸ばすには!【全受験生必見】

 

みなさん、こんにちは!

武田塾 愛知日進校の井上です。

皆さんは、共通テストの英語(リーディング)の問題を解いたことがあるでしょうか?

受験生の皆さんはおそらく経験があるのではないかと思います。

高1,2年生の方たちはまだ解いたことも見たこともないかもしれませんね。

 

そしておそらく解いたことのあるおそらく全員が同じことを思ったことでしょう。

 

問題、多くね?

と。

 

はい。そうです。共通テスト英語はセンター試験英語と比べかなり難しいと言われていますが、

その理由のひとつに問題数の多さがあります。

共通テストまで残り3か月という時期ではありますが(執筆時10月)

この時期でも最後まで問題が解き終わらない!という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回はその共通テスト英語(リーディング)の分析と攻略法をまとめたいと思います!

共通テスト英語 点数を伸ばすには!

共通テスト英語(リーディング)とは?

共通テスト英語の配点

まずは、共通テスト英語(リーディング)がどんなものなのか説明したいと思います。

共通テスト英語は200点満点で、100点がリーディング、もう100点がリスニングという内訳になっており、試験時間は80分

ただし、これは基本の配点で、受験する大学によってその配点の比率は異なります。

近年では従来までのリーディングが150点、リスニングが50点に配点を戻す大学などもちらほらとあります。

 

共通テスト英語の特徴

共通テスト英語は他の私立大学などとは大きくことなる特長があります。

それは全ての問題が長文で構成されているということです。

これは他の大学入試ではあまり類を見ない問題形式です。

大抵の大学入試ではたとえすべてが長文だとしても、その中で文法問題を織り交ぜるのがオーソドックスな問題構成です。

しかし、共通テストでは全くといっていいほど文法問題は出題されません。

本当に全ての問題が長文読解、内容把握の問題になってます。

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※問題が長すぎて眩暈を起こしている受験生の図

大問構成から見る共通テスト英語のヤバさ

ではここで共通テスト英語の大問構成を確認してみましょう。

大問1-A、1-B

大問2-A、2-B

大問3-A、3-B

大問4

大問5

大問6-A、6-B

一度解いたことのある人は何をいまさら、と思うかもしれませんが...

あらためてもう一度伝えますと、共通テストは全ての大問が長文で構成されています

ということは、実質読まなければいけない文章の数は大問6つの6題ではなく、

この10題の長文を試験時間の80分に解き終えるということが求められます

ということで多くの受験生がまず直面するのが、、

 

時間内に解き終わらない!

大半の受験生のが直面する問題がこの「時間内に解き終わらない」でしょうか。

まずはこの問題の解決策を考えていきましょう!

①時間制限を設けて練習をする

解き慣れ、と言い換えてもいいですが、まずは各大問ごとに何分使っていいのかの目安を自分なりに設定してみましょう。

早く読む練習というのをおそらくしたことがないと思うので、まずは身体でこれくらいの時間を使っていいんだ、

というのを体得しましょう。

おそらくいろんな方がいろんな意見をお持ちかとおもうので、あくまで目安として自分の参考時間配分を言うと

ざっくり大問1~3で30分以内、大問4~6で50分以内、そのうえでそれぞれ個人ごとに各大問に使う時間を割り振ってみましょう。

問題を解くたびにタイムを計測して、目標タイムと比べてどうかというのを常に意識した勉強の仕方をしてみよう。

 

②音読をとにかく繰り替えす!

さて。先ほどの項目はそもそも読む速度はある程度担保された上での勉強法になります。

もちろん解く時間を意識してみることは最重要項目なのですが、そもそもの読む速度をあげる練習もする必要がありますね。

そこで、音読を徹底的に繰り返すことがオススメです。

音読をする場合は共通テストの大問では解説や構文振りなどもなく不便で分量もやや多かったりするので、

これまで読んだことがあり、かつゆっくりでなら丁寧な和訳をすることのできる長文の参考書を用いるようにしましょう!

また、もちろんただ何も考えずに英語の文章を読み上げればよいというわけではありません

文章を読み上げながら、その速度で内容が理解できるような状態を目指しましょう!

詳しい音読のやり方は以下の武田塾チャンネルにて解説しておりますので是非参考にしてみてください。

文章を読むスピードはなかなか上がらないと感じるかもしれませんが、こればかりは日進月歩です。

いかにストレスなく英文に触れることができているかどうかというのが読むスピードに直結します。

そしてそのストレスを軽減するためには、毎日文章に触れることからは避けられないので、焦らず毎日読み込むようにしましょう。

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※立つ必要はないです。

音読にお勧めの英語長文参考書

関 正生のThe Rules 英語長文問題集1 入試基礎

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2023年現在、武田塾の英語ルートでも用いられている参考書。

全12題の内容があり、問題の難易度も入試標準程度でちょうどいい。

英語長文を読むうえで欠かせない「ルール」を列挙してくれているおかげで勉強がとてもしやすい。

また、当然のように構文なども丁寧に割り振ってくれているので構文解釈の勉強としても使えます。

音読用ページの用意があったり、さらには購入者には長文の音声をネットで公開してくれているのもGood。

 

英語長文Solution1

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全10題。以前武田塾の英語ルートでも使われていた参考書。若干Rules1よりも内容が難しい部分があるが、

それでも難易度としては標準かつ、1題ごとのword数も音読には程よく作られており、音源なども当然のようにネットで聞くことができるため、まさに音読のために作られた長文参考書といえます。

構文振りなども丁寧なので、Rulesなどと同様に解釈の勉強にもなりとてもオススメできる参考書です。

Rules1とは好みで。

 

速読英熟語

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厳密にいえば長文の問題集というわけではないのですが、しかし収録されている長文の数は圧巻の50題

先に挙げた2冊の参考書が12題,10題というのを考えるといかにその収録数が多いかが理解してもらえるかと思います。

ただし、タイトルにもあるようにメインは熟語帳としての扱いになるので、長文問題があるわけではないし、

さらに言えば構文振りなども全くついていない。そのためある程度英文解釈の力がついている受験生でないと効果は半減してしまうかもしれません。

またこの参考書の最大の欠点は、音源データが別売りだということ。(しかも高い!)

ただ、これに収録されている50題をスラスラ読めるようになった時の実力はかなりのものになるので、

時間や英語力にある程度自信がある受験生には強くオススメしたい参考書です。

 

そもそもの正答率は大丈夫?

さて、時間内に解き終えられないという問題の前に、そもそも問題の正答率が低かったりしませんか?

ここでいう正答率とは、点数が低いとかそういう話ではなく、

ちゃんと考えて解いた問題がどれくらい当たっているのか?です。

この場合は時間を意識して繰り返し演習する、の前にやるべきことがあります。

 

 

大問1~3の正答率は?

もっともわかりやすい指標は大問1~3の正答率でしょうか。

実はこのあたりの問題の文章は比較的優し目に作られています。

※問題は少し捻ってあるので読めていても失点することはありえますが。

多くの時間が足りていないという受験生はここまでに大半の時間を費やしているのではないかと思います。

それだけ時間を費やしてどの程度の正答率があるのか、というのがまず最初の問題になるわけですね。

ここまでがほぼノーミスなのであれば、よっぽど大丈夫かと思います。

先にあげたような勉強法をしていけば、きっと点数は伸びていくでしょう。

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問題が正確に読めていない

しかしここまでの正答率も芳しくないのであれば話は変わります。

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そもそも単語力であったり、文章を正しく訳すという行為ができていなかったり、

フィーリングだけで読み解くせいで、問題文の選択肢の正確な和訳ができていないなどの、

※共通テストの選択肢の英文は本文に書いてあることそのままになっていることはほぼありません。必ず何かしら違う言い回しをするのでフィーリングでは解けない様になっています。

そもそもの地力不足の可能性がとても高いです。

そういった場合、単語力はもちろんのほか、英文解釈の勉強からまずはたとえ遠回りでもスタートすることから始めるようにしましょう!

その場合オススメするのはこの参考書です。

肘井の読解のための英文法 必修編

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この参考書は全受験生がやるべきだと思うほど完成度の高い素晴らしい参考書です。

いわゆる英文解釈のはじまりの参考書であり、フィーリングでの和訳から脱却をすることができます。

全33テーマある中から、一つのテーマごとに例題、確認問題、発展問題という3つの段階が用意されており、

例題では平易な文章だが構文を正しく把握しないと訳しづらいものがあったりするなど、フィーリング潰しが効いています。

発展問題では、いわゆる旧帝大学と呼ばれる大学群の問題から一文を抜粋し、それを訳させるなどかなり難しいものが盛り込まれています。

当然、フィーリング、なんとなく読みでは全く太刀打ちできません。

しかし、きちんとそのテーマの内容が理解できていれば、どれだけ難しい大学の文章であっても、しっかりと和訳を導くことができるということを学べる参考書の作りになっています。

長文が苦手!という受験生は今すぐに手にとってやるべき参考書ですね。

 

また、この参考書は勉強の仕方に関しても武田塾チャンネルでは言及しています!

ぜひ、一度参考にして勉強してみて欲しいです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

①時間内に読み切れない→とにかく音読!

②正答率がそもそも悪い!→単語力、英文解釈の力をつける!

 

大きくわけてこの2本柱で勉強を進めていきましょう!

共通テスト英語長文とは共通テストの中でもかなり手ごわい部類に入ると思います。

しかしここを乗り越えられれば志望校への合格という未来も、グッと近づくことは間違いないので、がんばりどころです。

たとえ残された期間が短かったとしても、努力の量、そしてやり方次第ではまだまだ伸ばすことは可能です。

 

もし、この記事をみて少しでも武田塾に興味を持って下さった方は、ぜひ一度校舎に来てお話させてください!

今回のような一般化された話ではなく、よりあなたにとって具体化した話をさせてもらうことが出来ます

お申込みはページ下部の無料受験相談の項目からよろしくお願いいたします!

それではまた次回の記事でよろしくお願いいたします。

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