武田塾我孫子校です!
今回は、社会科目のそれぞれの特徴と、科目を選択するうえでのポイントをまとめていきます!受験戦略に役立てましょう!新学習指導要領対策にもおすすめです!
日本史
日本史と世界史では、覚え方が全く違うので、個人の相性があります!勉強法をしっかり押さえていきましょう!
日本史の特徴
日本史は、通史を一通り終えただけでは覚えきれない、細かいところが問われます。
1つ1つの知識に付随して聞かれることが多いのです。一問一答的な覚え方をしても点数に繋がりにくいのが特徴です。
日本という1つの国について深く掘り下げるので、用語の区別がつきにくいのも特徴です。
勉強のポイント
日本史は、整理の仕方にコツがあります。
まず、出来事名とその人物名を覚え、出来事の原因・内容・結果を流れとして思い出せる必要があります。
苦手意識を持つ人は、用語の知識がばらばらで、出来事のつながりを説明できません。出来事をセットで覚えて、区別をつけていきましょう。
整理しないといけない基礎知識の量自体は少なめ分、流れを含めた出来事の違いを付けておくことが大切です。
難易度が上がると難しい!
基礎自体は付けやすいものの、発展させやすいのも日本史の特徴です。
文化や、経済・政治とテーマに分かれた切り口や、資料問題の考察なども難しい問題の1つです。細かい科目なので、覚え方にも色々な切り口を見ておかないといけません。
ちょっとした特徴ですが、漢字が苦手な人は抵抗があるかもしれません…
講義系参考書の使い込み
カリキュラムはこちらになります。社会科目は、分かりやすい講義系参考書の使い込みが必須です!
志望校によって、参考書のボリュームを使い分けましょう。軸を掴んで、知識の幹を作ることが大切です。
世界史
世界史は、日本史と特徴が変わり、広く浅く覚える必要があります!特徴を読んで、自分の相性を見極めましょう!
世界史の特徴
世界史は、科目の全体像が広いため、基礎の習得には時間がかかるでしょう。通史に時間をかけすぎると忘れてしまいます…
その分、日本史と比べ、国ごとの知識を整理すれば、出来事は多くなく、順番で覚えやすいです。
勉強のポイント
勉強には、講義系参考書が必須です。話の流れを早く掴み、いったん問題集で用語を入れた後、もう一度講義系参考書を読みます。
詳しく覚えるのは、基礎を入れた後です。用語だけ覚えようとすると、カタカナだらけで辛いので、まずは通史で流れをつかみましょう。
講義系参考書に書き込む際は、地図に書き込むと、出来事が関連付けしやすくなります。
通史→年号
通史の後は、年号です。出来事もそうですが、年号は流れの整理にとても役立ちます。出来事同士のつながりを理解しましょう。
これらで、基礎を固めた後に記述の書き方・答え方を学んでいきます。知識を論述にすることが難しいので、まずは基礎固めです。
日本史と世界史の違い、まとめ
教科の特徴と勉強法をまとめると、
・世界史は、国と出来事を縦と横に、広く覚えていく。 ・日本史は、1つの国の出来事を縦に深く、細かく覚えていく。 |
ことになります。国の関連で覚えたいか、日本を芋づるで覚えるかの違いになります。
教科の細かさから、共通テストレベルなら日本史、難関大学は世界史の方が戦いやすいかもしれません。
地理
文系はあまり地理に触れないかもしれません。しかし、統計や資料の読み取りが得意な人は、候補に入れるべき面白い科目です!
地理の特徴
地理は大きく、系統地理と、地誌に分かれます。
系統地理とは、気候や地形などをジャンルごとに分けて知識を扱うもので、地誌はジャンルを国ごとにまとめてみるものです。
勉強のポイント
順番は、系統地理で分野を固めて、地誌で国ごとの分野の特徴をまとめていくことになります。
日本史や世界史と大きく違うのは、知識だけでは戦えないことにあります。知識をもとに、資料などの分析する対応力が求められます。
国ごとを比較し、違いを見つけ判断する問題も出題されます。
分析力の上げ方
分析力を養うためには、講義系参考書がより重要です。問題を解きながら、得た知識を書き込み続け、比較知識を深めることが大切です。
統計資料や、地図も一緒に確認する癖が付けられると、国の特徴理解ができるようになってきます。点数の精度も上がり、勉強が楽しくなるでしょう。
政治経済
現代で生活するうえで欠かせない政治経済。教養として活用できる科目でもあります。
政治経済の特徴
政治経済の用語は、現代の法律や経済なので、難しめの用語が多いです。その分、覚える量はかなり少ないです。
ただし、量の少なさと難易度は関係しません。日本史同様、詳しさと細かさが求められます。
政治経済の向き不向き
このように、誰がやっても点が取れるわけではないことが注意点です。
科目に興味があり、仕組み自体をしっかり理解して、応用・考察することが好きな人にはおすすめです。
倫理
こちらもあまり目にすることのない科目だと思います。哲学や宗教、思想などのイメージがあると思います。
倫理の特徴
科目のイメージ通り、扱うテーマは思想系統です。答えがないため、理解の難易度が高めの科目です。政経同様、用語が難しいです。
問題形式の相性
実は倫理は、マーク式の問題に対しては、明確な答えが必要なため、1問1答など難易度が低い傾向にあります。
そのため、共通テスト利用時には、得点源にしやすい科目でもあります。逆に、論述についてはとても難しい科目です。
現代社会
現代社会は、政経と倫理を混ぜたような、国際情勢や環境問題などのニュース内容を総合的に学びます。いわゆる一般常識ですね。
現代社会の特徴
ニュースに敏感な人は、点が取りやすい科目でしょう。しかし、テーマは広いので、全容の把握や理解、細かい知識を付けるのは大変です。
初見でどれだけ点数が取れるかで、選択を考えましょう。
選択におすすめの人
社会科目で、最も負担の小さい科目です。初見で点が良ければ、7割は安定して取れます。
しかし、良くても8割程度が取れればよい科目でもあるので、地方国公立選択の人に向く科目と言えます。
政経、倫理、現社の違いまとめ
・3教科とも現代がテーマのため、用語が難しい。 ・倫理は負担が少なく、高得点が取りやすい。(共通テスト・マーク) ・現社は、高得点は取りにくいが、ほとんど勉強がいらない。 ・政治経済は、考察が好きで、教養に活かしたい人におすすめ。 |
3科目の違いを見たうえで、科目選択の候補に入れて考えてみてください!
社会の科目選択のポイント
最後に受験戦略では、何が良いかをまとめていきます!
・地理 理系で社会に時間を使えない人、思考・論理が好きな人に! ・日本史 世界史より通史がしやすく、地理よりも得点にしやすい! ・世界史 知識を押さえられれば、点が安定する。地理感が必要! |
以上のように各科目に特徴と相性があります。自分に合う科目を選びましょう!
ただし、共通テスト利用のみならば、現代社会系統は穴場科目です!併願先によっても変わるのでじっくり考えましょう。
文理問わず、一度全科目に目を通して、講義系参考書をつまみ食いしておくことがおすすめです。
受験戦略の選択肢
共通テストの選択科目には、自由に選ぶと良いですが、私大で文理が分かれる場合は注意が必要です。
受験の出願条件を満たせない場合や、独学での進めづらさもあります。
いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!
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