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【もう一度確認しよう!】英語の勉強方法【逗子葉山の塾】

こんにちは。武田塾逗子校講師、早稲田大学法学部の山口です。

 

今回は大学受験における英語の勉強方法について紹介していきたいと思います。

自分自身、カナダへ今年の6月まで留学しており、その経験も踏まえて紹介出来ればと思います。受験生にとっては受験勉強終盤の勉強方法の再確認として、高校1年生や2年生の人にとってはこれから英語を勉強していく上で一つでも参考になる部分があれば幸いです!

 

 

単語&熟語

まず英語の勉強をするとなると皆さんが一番最初に手を付けるのが単語や熟語だと思います。ここで皆さんが迷うところとしては「何の単語帳・熟語帳がベストなのだろう?」ということではないでしょうか。

私が選ぶ時に大切にしていたことは、「レベルが今の自分に合っているか」 「直感で見やすい&使いやすいか」という二点です。

まず、今の自分に合っているレベルの単語・熟語帳でないとそもそもいくら勉強を頑張っても意味がありません。これは後からお話する文法などにも言えることです。しかし大学受験用の単語・熟語帳は各レベルを網羅している形式のものが多いので、この点は関してはそこまで意識しなくても良いかもしれません。

そこで私が重視していたのが二点目の「直感で見やすい&使いやすいか」という点です。これから長い期間使うことになる単語・熟語帳。インターネットの情報でオススメを調べてとりあえず買ってみたがいざ使ってみると自分に合わなかった、となってしまうと今後の勉強に影響が出ます。是非書店で一度色々な単語・熟語帳を見て、自分に一番合っているな、と思ったものを使ってみてください!

そして単語・熟語帳を選んだらあとはそれらをボロボロになるまでひたすら周回しましょう。間違えた問題には印を付けて自分で分かるようにしておいてください。中には参考書に直接書き込むことを躊躇するひともいるかもしれませんが、単語・熟語帳はボロボロにしてナンボです。受験直前に「こんなにボロボロになるまで勉強したんだ」という自信にもつながるので、是非ためらわずに間違えた問題にはチェックを付けていきましょう。

ちなみに私は単語帳は「単語王2202」、熟語帳は「英熟語ターゲット」を使っていました。

文法

続いて文法です。単語や熟語はある程度覚えたのに長文読解になると上手く読むことが出来ない、という人は文法の勉強がおろそかになっている事が多いです。自分がこのことに気づいたのは受験勉強の終盤で、最後まで苦戦したので、単語・熟語が早めに固められた人は構文理解などをしっかりと行いましょう。

ここで大切になってくることは「根拠まで理解すること」です。文法の参考書では四択の形になっているものも多いと思いますが、正解して満足するのではなく、是非解答の根拠まで自分で確かめてみてください。

文法や構文をしっかりと理解することが出来れば、もし分からない単語が出てきても単語や文章の形で判断出来るようになります。あまり文法や構文の勉強は楽しくないパートかもしれませんが是非頑張ってください。

長文読解

いよいよ長文読解です。ここでは上記の単語・熟語・文法の勉強がしっかりと行えている前提でお話するので、もし長文を読んで、「何を言っているのか分からない」といったことが多い場合はもう一度自分の単語・熟語・文法の勉強方法を見直してみてください。

長文読解において重要ことは「とにかく量を読む」ことです。量を読めば段々と長文読解において聞かれそうなとこが分かってきて、文章を読むスピードが上がってきます。いくら単語や文法が完璧でも長文を読み慣れていないと読解問題は解けません。

何を読めば良いのか、という事に関して個人的にオススメなのは「過去問を解きまくる」ことです。ここでは自分の第一志望の学校・学部だけでなく、同じレベルの様々な学校・学部の過去問を解くことをオススメします。これによって自身の単語や文法の勉強が十分なのか確認できますし、学校・学部によって出題形式は全く変わってくるので、得意な学部の問題を見つけることが出来れば自分の受験学部の幅を広げることにも繋がります。

私も受験期の12月以降は毎日過去問を解いて、学部ごとの傾向に慣れていったので、是非早めの時期から皆さん過去問に挑戦してみてください!

記述

受験時に記述問題がない方もいるかと思いますが、これについても少しだけお話します。ここでも単語・熟語・文法の勉強がしっかりとできていれば後はそれを上手くアウトプット出来るようにするだけなので、基本的には「過去問でどんどん練習していく」ことが一番だと思います。これまで行ってきた単語・熟語といったインプットの勉強と記述問題のようなアウトプットの勉強は全く別物なので、まずはアウトプットすることに慣れるために、量をこなしていきましょう。

ここでは記述問題を解く時に意識すると良いコツも挙げておきます。それは「なるべく簡単な表現で書く」ことです。ここまで単語・熟語の勉強をしっかりと行ってきた方は、そこで覚えた難しい熟語や単語を使おうとしてミスをしてしまう、時間を使いすぎてしまっているかもしれません。また日本語の文章を英文に直すような形式の問題では、文章をそのまま英訳するのではなく、日本語でもっと簡単な表現がないか考えてみて下さい。そうすると、一見難しい日本語の文章も、自分が知っている簡単な表現で英訳出来るかもしれません。

過去問や記述問題集の解答は高校生が限られた時間で考えつくのが難しいような表現で書かれているものもあるので、あまり解答を盲信しすぎず、簡単な表現で書くことを意識してみてください。

最後に

以上が私が受験生の時に意識していた、取り組んでいた勉強方法です。皆さんそれぞれに自分に合っている勉強方法があると思うので、この記事のどこか一つでも良さそうだなと思う部分があれば、今後の勉強の参考にしてみてください。

受験まで残り期間も少なくなってきましたが、皆さんの頑張りを応援しています!

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