皆さんこんにちは！
この記事では、
東稜高校から大学進学を目指すことについてお話ししようと思います。
正直に申し上げて、
東稜高校からの大学進学には一定の厳しさがあることでしょう。
どのように厳しいのか？
その厳しさを乗り越えるにはどうすればよいのか？
そんな話をしてゆこうと思います。
指定校推薦の場合
先に指定校推薦の場合の話をしておこうと思います。
実は、特に厳しさが増すのは一定のレベル以上の大学に一般入試・公募推薦で進学する場合です。
指定校推薦の場合は学校で良い成績をとる必要がありますし、その難しさは当然人によりますが、
ある程度のレベルの大学に合格するのに比べればまだ楽であることが多いでしょう。
もし自主的に勉強するのが難しいというのであれば塾の利用を考えてみてもよいと思います。
また、指定校推薦の枠は総合コースに多くまわってくるそうなので、
1年生の方で指定校推薦を狙っている方は2年から総合コースを選んだ方がよいでしょうし、
2・3年生で総合コースに所属している方にとっては十分選択肢になり得るでしょう。
さて、一旦ここから指定校推薦以外での大学進学についてのお話をしてゆこうと思います。
指定校推薦を狙う方の勉強については最後のほうに少し触れることにします。
東稜高校とは
まずは東稜高校の客観的な特徴を、勉強面から見てみましょう。
東稜高校の卒業生の合格実績
2020年3月卒業の方々の合格実績は次のようになっています。
国公立大学
滋賀大学 1名
私立四年制大学
立命館大学 1名
龍谷大学 11名
京都産業大学 6名
近畿大学 2名
佛教大学 3名
京都女子大学 5名
京都橘大学 5名
大谷大学 8名
京都先端科学大学 11名
びわこ成蹊スポーツ大学 4名 など
（出典：京都府立東稜高校 令和元年度卒業生 進路だより合格速報）
なお、上記は延べ人数であるため、実際の合格人数はもっと少ない可能性があります。
例えば、1人の生徒が京都産業大学に異なる2つの方式で合格した場合、延べ人数では2名とカウントされます。
ちなみに2017～2020年の合格実績(一部)はこちらのサイトにあります。
東稜高校を2020年3月に卒業された方の数が255人であることと上記が延べ人数であることを考えると、
一定のレベル以上の大学に進学した卒業生の割合は小さいことがうかがえます。
(卒業人数はこちら参照)
東稜高校卒業生の進路
大学進学者の総数は不明ですが、東稜高校を卒業した人たちによると、
彼らの代の総合コースの生徒で大学に進学した人はその5割程度で、
アカデミーコースの生徒で大学に進学した人はその7割弱だったそうです。
また、彼らの話では、
総合コースの生徒は 一般や公募で進学した人が 指定校推薦よりも少し多いぐらいで、
アカデミーコースの生徒は ほとんどが一般や公募で進学したそうです。
したがって、彼らの話に基づけば、あくまで彼らの代の話ではありますが、
一般や公募で進学した人の割合は
総合コース：3割程度
アカデミーコース：7割程度
だったということになります。
また、総合コースが5クラス、アカデミーコースが1クラスであることを考えると、
全体に対する一般・公募で進学した人の割合はもっと小さくなります（単純計算で4割弱）。
東稜高校の学力
あくまで全体的な傾向ですが、客観的にみれば学力はあまり高くないといえます。
偏差値が46-49（みんなの高校情報より）ですから、イメージと大方一致するかと思います。
ですから、ある卒業生は、進度的に学校の授業だけでは大学受験に間に合わないと言っていました。
実際、先程の卒業生の合格実績の中で
偏差値が上位の大学に進学するのは「アカデミーコース」の方々ですが、
そこに属していた卒業生によれば
周囲のほとんどが塾を利用していたそうです。
大学受験に向けての勉強戦略は？
一般・公募での進学を目指す方は…
自主勉強
指定校推薦以外で進学するのには一定の厳しさがあるということはわかっていただけたと思います。
総合コースの指定校推薦以外の進学者の少なさと、
アカデミーコースのほとんどが塾を利用していた状況を踏まえると、
どちらのコースにせよ
一般・公募で進学するためには学校の授業以外に
自分でも勉強する必要があるのです。
その大変さは実力と志望校により変わりますが、やることは変わりません。
・授業にはまだ出てきていない分野の勉強
・授業に過去出てきたところの復習
・入試に対応するための問題演習
・過去問演習
の４つです。
特徴的なのは1つ目の「授業にはまだ出てきていない分野の勉強」でしょう。
先に述べたとおり受験に間に合わない授業を、追い越すペースで勉強する必要があるのです。
とはいえ具体的にどの問題集をどのように使えばよいかなど、ひとり授業と違うペースで勉強するのには不安がつきまといます。
そこについては武田塾のYouTubeを見ていただくと参考になるかもしれません。
武田塾で既定の、志望校のレベルに合わせた各科目の勉強計画が紹介されています。(2020年度版)
これに従ってやっていくことができれば先ほど述べた４つの勉強のうち過去問演習以外は完了します（志望校によってはすべて完了します）。
しかし、モチベーションを保つのが難しいかもしれません。
「東稜高校の卒業実績」や「東稜高校の学力」でお話しした状況を見るに、
やはり厳しい道のりとなる場合があるからです。
武田塾なら、既定のルートをもとに先を見通した計画を作成し、
実力や志望校に合わせて勉強のペースを管理していくのでやり方に対する不安はなくなります。
さらに、「勉強計画が適切か」「現在 勉強が順調か」を毎週チェックする上、
1対1でサポートするのでモチベーションも維持できるし、
自習室が使える＆いつでも質問ができるから勉強がはかどります。
模試
受験するうえで自主勉強以外に非常に重要な要素となるのが模試です。
模試を受けることでその時の実力を把握でき、その後の勉強計画や志望校決定・変更に影響してくるからです。
また、本番の予行演習的な役割もあります。
私が話を聞いたある東稜高校卒業生は、
学校で申し込んだのは全統模試ぐらいだと言っていました。
いまの在学生の詳しい状況はわかりませんが、
武田塾なら予備校と違って主催する団体にかかわらず
模試の案内をすることができるので、
より多くの模試を受けることも容易になります。
予備校の場合、その予備校の実施する模試の受験料が無料になることもあります。
しかし武田塾模試というのもあるので、模試の数は武田塾のほうが多いでしょう。
指定校推薦を狙う方は…
指定校推薦を狙う方の勉強ですが、当然その目的は 学校でよい成績をとること に尽きるでしょう。
そのためには
・授業を真面目に受ける
・提出物を出す
・定期試験でよい点を取る
ということが必要になるのはご存じのとおりです。
正直これらについては、もはや
やる気
の問題ではないでしょうか？
ただし定期試験に関してはそうでない面もあるかもしれませんし、
試験でよい点を取るために学校の先生や友達に頼りつつ自主勉強をする必要はあるでしょう。
その助けとして塾を活用するのもよい方法だと思います。
まとめ
東稜高校から大学進学を目指す方へ。
指定校推薦を狙う方は
・真面目に授業を受けて提出物を出す
・勉強して定期試験でよい点を取る
ことが必要で、周りに頼りつつ自力でやるのもよいし、塾を利用するのもよいでしょう。
一般入試・公募推薦を考えている方は
・授業にはまだ出てきていない分野の勉強
・授業に過去出てきたところの復習
・入試に対応するための問題演習
・過去問演習
が必要で、武田塾のYouTubeを参考にしたり他の情報を調べたりして自分でやってもよいでしょうし、
モチベーション維持や勉強をはかどらせるために塾を利用してもよいでしょう。
塾のメリットは
・勉強時間を半強制的にとれる
・自習室を使えたり先生に質問できたりと、勉強に適した環境の中で勉強できる
・（一般的な塾・予備校の場合）プロの授業が受けられる
・（武田塾の場合）勉強計画を立てたり勉強のペースを管理したりしてくれる
などです。必要だと思えば活用してみるとよいでしょう。
東稜高校について述べた部分からわかる通り、あまり余裕がない方も多いかもしれません。
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