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受験に出てこない古文のお話し【古事記】まえがき編

こんにちは!

武田塾 山形校です😊

 

今日は何を書こうかな、と悩んでいたんですけど

受験には関係のない話を書いていこう!と思います。

私自身勉強は得意ではなく、どちらかというと

体育だったり、家庭科だったり、図工、音楽そういった教科が

好きで、得意でした。(笑)

体育やその他の教員免許が欲しい!と思ったこともあるくらい😊

一番苦手だったのは国語です。

小中高の国語の先生はいつも催眠術をかけているのでは?

と思うくらい眠くなっていましたが

高校の国語で唯一前のめりで聞いていた授業があります。

それは【古事記】の話でした。

その時の先生は学生時代で古事記を得意としていてとても詳しく

授業そっちのけで古事記の話が毎度毎度ありました。

古事記の話になると、周りは続々とうつ伏せ状態になっていき

起きているのは私だけ!?という状態にもなったことがあります。

私は先生の話が面白くて面白くていつも前のめりで聞いていました!(笑)

今日はそんな古事記について話していきたいと思います😊

寝る

古事記と日本書紀とは

【日本書紀】は681年に天武天皇が

川島皇子(かわしまのみこ)や忍壁皇子(おさかべのみこ)らに

「帝紀(ていき)」および「上古諸事」の編纂を命令しました。

40年後の720年、

舎人親王(とねりしんのう)が元正天皇(げんしょうてんのう)に、

その完成を奏上(そうじょう)しました。

『古事記』の成立(712年)から8年後のことでした。

 

日本だけ!?

古事記や日本書紀は今までの約1300年間、

正史を編纂し続けているのは日本だけ!

中国にも正史が存在するが王朝が倒れた後次の王朝が前の王朝の正史を書く。

こういう習慣があり、中国の歴史は王朝交代の歴史である!

でも日本は現存する世界最古の王朝!

三世紀初頭には【前方後円墳】を作っているくらいなので

もしかしたら日本書紀が言うように紀元前660年前くらいが起源かもしれない…

というくらい古いわけです😊

それから現在まで何世紀経っても国が潰れていないわけですから

日本はすごい国なんですね!

 

古事記と日本書紀の違いは?

良く耳にするのが

【古事記】と【日本書紀】の違いです。

古事記

国内向けに書かれたもの

天皇の国土の支配や皇位継承の正当性を国内に示す目的

日本書紀

海外向けに書かれたもの(特に中国や朝鮮)

唐(とう)や新羅(しらぎ)などの東アジアに通用する正史を編纂する目的

 

【事実】ではなく【真実】!

神話に描かれるのは【事実】ではなく【真実】らしいです。

そして神話を学ぶということは価値観を作ることだとか!

なぜ神話を学ぶのかというと事実を知るためじゃないんです。

神話っていうのは、民族の精神を担保としているんです。

もし、神話が崩れたり、神話が共有されないと、民族の精神が担保されなくなります。

 

【古事記】【日本書紀】を読むにあたり

神様の名前は忘れること!

本当に沢山の神様が出てきて、しかも漢字が難しいし、

ズラズラ書かれてます。気合入れて覚えようとすると挫折します。

なので忘れるようにしましょう!

重要な神様は何度も何度も出てくるので、必然と覚えられると思います!

 

今回はとりあえずここまでとしておきます😊

第2弾から面白そうな話を抜粋していきますので

なんとなぁ~く読んでみてください。

受験勉強にかかわるのは、古文でほんの少し。

ヤマトタケルとかは出てきますけどね😊

次回もお楽しみに!

 

 

                     
 

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