仮面浪人のメリット・デメリット
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武田塾は授業をせず、一人ひとりに合ったカリキュラムで自学自習をサポートする予備校です。
その結果、数々の逆転合格者を輩出してきました！
さて、今回のブログのテーマは「仮面浪人のメリット・デメリット」です。
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仮面浪人のメリット・デメリット
大学生活も6月を迎え、新生活にも慣れてきた頃かと思います。
その一方で、惜しくも第一志望に届かなかった人の中には、仮面浪人を考え始めた方もいるのではないでしょうか。
特に去年と今年はオンライン授業で思うような大学生活が送れず、そのような考えを持っている方も多いようです。
今回は、そんな仮面浪人についてそのメリット・デメリットを紹介いたします。
仮面浪人とは
仮面浪人とは、大学に通いながら他の大学の合格を目指すことです。
例えば、「京都大学に落ちて同志社大学に進学したが、やはり京大を諦めきれない。同志社に通いながら京大入試に向けて勉強し、合格したら来年から京大に通おう。」のようなパターンが挙げられます。
仮面浪人のメリット
落ちても今の大学に通い続けられる。
なぜ、普通の浪人では無く仮面浪人を選ぶのか。
仮面浪人の最大のメリットは「落ちても今の大学に通い続けられる」というところにあります。
通常の浪人をして臨む場合、大抵の人は「2浪はありえない。なんとしてでも今年は受からないと」という心理が働きます。
非常に強いプレッシャーがのしかかるだけでなく、確実に合格しなければいけない状況から、志望校を下げたり、滑り止めを何校も受けなくてはならない傾向になりやすいようです。
一方仮面浪人をする場合、落ちても今の大学に通い続けるだけなので、他の大学のことを考えず自分の行きたかった大学だけに集中して取り組むことができます。
大学生活を送ることができる
大学生活を始めることで、大学がどんなところであるか体験できますし、それを踏まえてより一層志望校への想いが強まるかも知れません。
メンタル的な面を挙げても、受験勉強に疲れたとき、息抜きする環境、友達がそばにいるというのは一般的な浪人と大きく異なるところです。
仮面浪人のデメリット
受験勉強に充てられる時間が短い
大学生として活動する傍らで、受験生もこなさなければいけないといった点を考慮すると、
仮面浪人は難しいと言わざるを得ないでしょう。
大学の授業やサークル、バイト、友達との遊びに加えて受験勉強をするとなると、1日のうちで勉強に捧げられる時間はほとんどありません。
実際、仮面浪人をする人の多くは勉強時間を確保するためにバイトやサークルなど何らかの要素を捨てる人が多いようです。
受験直前期に時間が取れない
ただ、それでも受験直前期の1月は、大学の後期レポートや試験でどうしても忙しくなります。
仮面浪人のために大学の試験やレポート提出を疎かにすると単位がもらえず、半年分の授業が無意味になってしまうこともありえます。
かといって、大学受験も大詰めまできているので、手を抜くことができません。大学生としても受験生としても、かなり不利な状況でやっていかなければいけません。
貴重な大学での1年を使う
仮面浪人に成功した場合はまた1年生から再スタートですが、
大学受験に落ちてしまい同じ大学に引き続き通うことになった場合は2年生に進級となるため、
大学生活の貴重な1年が受験で終わってしまうことになります。
また仮面浪人のために、1年生で友達付き合いが少なかったり、
サークルの参加をしていなかった場合、2年生から大学に溶け込むが難しく感じる人もいるようです。
仮面浪人を本気で成功させるには？
以上のメリット、デメリットを踏まえて仮面浪人を成功させるにはどのように過ごせばいいか検討します。
仮面浪人の成功率をあげるには、できるだけ一般浪人生に近い環境をつくることです。
もし仮面を選ぶ理由が「落ちた時の保証」にあると考えている場合、
最も効率が良いのは今通っている大学を休学してしまうことです。
これなら今の大学に通う権利は保証されている上、志望校にも安心してチャレンジできます。
ただ、これでは孤独だ。
大学生も楽しみつつ受験もしたい、と考えるなら、成功率は下がりますが、大学の授業、サークル、バイト、友達付き合い、恋愛などの要素を増やしていくことになります。
このように、仮面浪人をする人は「何を取って何を捨てるか」を考えなければいけません。
特に1年後期はこの判断が非常に重要になってきますので、遅くとも夏休み終了時までには、本当に仮面浪人を続けるのか、どれほどの本気度で挑戦するのかをよく考えて後期の過ごし方を決断しておきましょう。
おわりに
今回は仮面浪人のメリット・デメリットについて紹介しました。
武田塾豊中校でも短大に通いながら武田塾で勉強し、仮面浪人を成功させた生徒さんがいらっしゃいます。仮面浪人のメリット・デメリットをよく検討しながら自分にとって最善の選択をしていきましょう！
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