こんにちは、武田塾豊川校です。
今回取り上げる話題は「国公立理系志望に古典は必要?不必要?」ということです。
結論から言いますと「必要か不必要、もしくは少し必要」と3つのタイプに分かれると思います。
必要かどうかの基準は自分の受ける大学によりさまざまですので、この機会に志望校合格への受験戦略を立ててみてください。
目次
共通テストまで古典がいる大学5選【傾斜配点実施】
傾斜配点とは?
大学によって共通テストの特定教科の配点を高くしたり、低くしたりすることです。
名古屋大学工学部
静岡大学工学部
三重大学工学部
名古屋工業大学
豊橋技術科学大学
古典のいらない大学
・公立千歳科学技術大学
・公立はこだて未来大学
・青森公立大学
・筑波技術大学
・群馬県立県民健康科学大学
・前橋工科大学
・埼玉大学
・長岡科学技術大学
・富山県立大学
・石川県立大学
・長野県立大学
・岡山県立大学
データによる受験戦略
ここで考えてほしいことは共通テストと二次試験の配点比率です。
ここでは名古屋工業大学を例に挙げて考えていきます。
この大学は共通テスト450点、二次試験1000点の計1450点で合否が決まっていきます。
二次のパーセンテージは約69%となります。
古典における全体への割合は、約3.5%と計算できます。
このデータから古典にかけられる時間を考えるといいと思います。
古文より漢文!
今から話すことは自分の実体験ですので参考程度に聞いてください。
まず僕は共通テストで漢文満点、古文18点を取りました。
その時使っていた参考書は「漢文早覚え」というものです。
どうして漢文・古文でこんなにも点数が違うのかというと漢文は覚えた句法、単語がそのまま出るので点数がやった分だけ伸びます。
さらに面白い話、予想しやすい話が多くて読解が比較的簡単です。
一方、古文は覚えることが多くて、面白くない話ばかりで読解が困難です。
このことから僕は共通テストで漢文、現代文に時間をかけて、古文にかけた時間は8分ほどです。
これがいいのか悪いのかは先ほど考えた古典における全体への割合で考えてみてはどうでしょうか?
最後に
今回考えた「国公立理系志望に古典は必要?不必要?」ということについての答えは、
自分の志望校によって変わってくることが分かったのではないでしょうか?
各大学による傾斜配点と二次試験のパーセンテージを考える、
そうすることで今自分はどの教科に時間をかけるべきなのか分かってくるのではないでしょうか?
受験は時間が限られています。
自分が後悔しないためにも早めに受験戦略を立て、合格目指して努力していきましょう。
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