来年の受験は予定通り行われるのか?受験勉強はどうすればいい!?| 武田塾宝塚校
前回の記事で書きましたが、現在学校の授業はなくなり、自宅学習期間となっています。
ついには夏休み削減をする高校も出てきました。
場合によっては学校が夏までないかも?
こんな状況で受験なんてまともにできるのか?
いろんな疑問や不安が出てくると思います。
そこで今回は、
・来年の受験は予定通り行われるのか
・受験勉強はどうすればいいのか
について話したいと思います。
★ちなみに、コロナウイルスの影響による各高校の対応状況について知りたい人はこちらをどうぞ!
来年の受験は予定通り行われるのか
これを考えるために、まずは日程変更がこれまでにあった試験について見てみましょう。
今年、試験の受験日程が変更された例
大学入試ではセンター試験の追試くらいしか記憶にありませんが、例えば模試等において以下のような措置が現在はとられています。
・英検の日程変更(HPより)
・第一回河合全統模試の中止(HPより)
英検や河合模試はこのように、延期または中止とされています。
では大学入試はどうなるのでしょうか。
今年の大学入試日程はどうだったか
今年の国公立後期入試が中止されたのをご存知でしょうか。例えば以下のような事例がありました。
●後期日程を中止した大学
・北海道大学…センター試験の成績で合否判定
・埼玉県立大学…センター試験の成績で合否判定
・高知大学…センター試験の成績で合否判定
など
●新型コロナウイルスに感染した受験生に救済措置を実施した大学
・お茶の水女子大学…センター試験で合否判定
・東京工業大学…追試を実施
・大阪府立大学…センター試験で合否判定
など
※河合のHPより
入試の延期や中止はどのように決まる?
一応、上記の情報を元に考えてみましょう。
まず、コロナウイルスの影響が大きい場合は、予定通りの試験実施は困難と言えるでしょう。
とはいえ、日程的に可能なものは振替もしくは救済措置を実施するでしょう。
・英検は普通に振替になりましたね。
英検は試験のレベルがほぼ変わりません。日にちをずらすだけである程度は対応できます。
・河合模試が中止になった理由はなぜでしょう。
本来河合模試は5,8,10,11月と年に4回あるものです。時期ごとに問題の範囲や難易度を決めて作成しています。
もし振替になると、問題そのままではその時期に対して適切な問題となりません。ましてや振替がいつになるのかはっきりしない状況では、安易に振替はできないのでしょう。
来年の大学入試は変更があるのか?考えておくべきことは?
大学入試問題は、河合模試と比べて問題を再作成するかは大学の裁量で決められると思います。
振替になっても似た問題で実施する可能性の方が高そうです。あらかじめ準備もできるでしょう。
そういう意味では振替は可能ではあります。
しかし、入試の場合はもう一つ問題があります。
日程は大きく後ろにはずらせないはずです。
2月や3月の入試を1ヶ月もずらしたら、4月入学に間に合いません。だから今年も、「センター試験で合否判定」が多かったのだと思います。
そうなると入試においては、
・コロナウイルスの状況による試験実施可否
・4月入学に間に合わせるための実施日程の調整
あたりを考えればよいかと思います。
(9月入学の議論はまたそのうちしようと思います)
コロナ対策に大学はどのような入試方法を実施するか
これらを解決するには、例えば
・オンラインで入試を実施
・入試日程を分散させるまたは早める
ような措置があるかもしれません。
オンラインは導入するとしたら推薦入試でしょうか。書類提出やグループディスカッションはできますもんね。
一般入試のオンライン化は厳しそうですね。
一般入試に関しては、オンライン試験よりは日程分散になるかも?
分散と言っても、もともと私立大学は日程が複数ありますので、国公立含め、受験候補日を多めにいくつか設定するかもしれないという程度の予想です。
自分が受ける試験形式や日程は、予定しているのと異なるものになる可能性は考えておきましょう。
今年の受験勉強はどうすればいいのか
コロナウイルスの受験への影響は長引くと考える
結局先のことは分からないので、最悪の場合を想定しておきましょう。
・コロナウイルスは今年度拡大し続ける(休校が伸びる、夏休み冬休みなし)
・入試は実施されるが、日程はコロコロ変わる可能性がある
・さらに推薦入試等の枠が増える?オンライン化が進む?
ということです。
こうなった場合、
・受験勉強はほぼ自宅でやらなければならない
・日程変更により想定外の日程で、想定外の大学を受けることになる
・できる生徒たちは早めに推薦入試で合格を勝ち取り、枠がどんどん減っていく
くらいのことを考えてください。
この状況において、受験生の学力差は広がる
このような状況ではみなさんの学習はどうなるでしょうか。
勉強がもともとできる人は、さらに勉強を進めてきます。一方で苦手な人は、家でだらだら過ごしがちになります。そうすると、学力差は広がります。
学校の授業や宿題、環境によって少しでも支えられていた学習習慣が苦手な人からは消えてしまい、できる人は自分で維持できるので、ますます成績は離されてしまうんです。
来年、想定外の入試に挑むことになったら
大学入試では、基本的に志望校の過去問をやりこんで受験します。それによって傾向をつかみ、本番で目標点をとることができます。
しかし中には、過去問をそこまでやらなくても合格できる人もいます。それは、合格できるだけの基礎力があるということです。
もし想定外の入試を受けることになった場合、この力が要求されます。
つまり、これまで以上に基礎の完成度が大事ということです。
そもそも傾向が変わったときのために、ある程度はやっておくべきことですが・・・。
ただでさえセンター試験から共通テストに変わり同様のことが言われているのに、さらにその壁は大きく立ちはだかるかもしれません。
ですから、これまで以上に危機感を抱かないといけません。
来年の受験で負けないためには、ますます自学自習が大事
とはいえ、どうすればいいのか。
当然ですが、自分で勉強をしないといけません。
もう学校ばかりに頼ることはできないのです。
学校もオンラインでできる限りのサポートをしてくれたりもしますが、それも限界があります。
一人一人の細かい学習状況までは見れません。
そこは自分でしっかり管理して実践しないといけません。
ライバルたちは、このチャンスにおそらく毎日10時間以上は勉強してきます。もはや現役生が勉強時間で浪人生を追い越す勢いです。
今こそ自分を律して、合格をつかみ取りましょう。
★ここから間に合わせるための学習方法について不安がある人は、こちらをどうぞ!
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