皆さん、こんにちは！
武田塾高松校です！
今回は、共通テスト理科基礎の科目選択についてご紹介します。
失敗しない科目選択をして、共通テストで高得点を獲得しましょう！
理科基礎科目とは？
理科基礎科目とは、理科の基礎科目であり
「化学」「物理」などの基礎がつかない科目を学ぶために必要です。
文系の学生の場合、私立大学の受験で使用することはあまり無く、
国公立大学の受験で使用することが多いです。
大学入学共通テストの理科基礎科目は、
「物理基礎」・「化学基礎」・「地学基礎」・「生物基礎」の４つです。
4科目の中から2科目を選択しますが、
どの科目にしようか迷っている方も多いのではないでしょうか？
今回は、理科基礎科目について徹底解説していきます！
暗記メインの科目
「理科」とひとくくりに言っても、
暗記メインの教科と計算メインの教科に分類することができます。
理科基礎の4科目の中で、比較的暗記がメインの科目は
「生物基礎」と「地学基礎」です！
暗記科目順に並べると
「生物基礎」＞「地学基礎」＞「化学基礎」＞「物理基礎」
このようになります。
暗記が得意な方や、数学などの計算問題が苦手な方は
「生物基礎」と「地学基礎」を選択すると効率よく学習を進めることができます。
計算メインの科目
次に、数学寄りで比較的計算メインの科目は
「物理基礎」と「化学基礎」です！
計算科目順に並べると
「物理基礎」＞「化学基礎」＞「地学基礎」＞「生物基礎」
このようになります。
数学や計算が得意な方、暗記が苦手な方は
「物理基礎」と「化学基礎」を選択すると効率よく学習を進められます。
地学基礎や生物基礎にも計算問題は若干ありますが、
計算メインの2科目に比べると比較的易しい計算問題となっています。
数学の計算思考か社会の暗記思考、
自分がどちらかの方が得意かで選択することもおすすめです。
「数学が苦手なので、理科基礎も不安・・・」
数学に苦手意識を持っている方の中には、
「理科は数学を扱う理系イメージで不安・・・」
という方もいると思います。
実際に理系科目ですが、理科の基礎科目はすべて
数学が苦手だとしてもできる範囲の計算問題となっています。
どうしても計算問題や数学的な思考に不安があるという方は
暗記メインの「生物基礎」と「地学基礎」がおすすめです。
基礎科目の選択方法
基礎科目を選択する際に使える
3つの考慮すべきポイントについてご紹介します！
➀暗記量から考える
上記の通り、最も暗記量が多い科目は「生物基礎」
次いで「地学基礎」となっています。
「物理基礎」は最も暗記量が少なく、
数学の様に公式がありますが、20～30個ほどです。
公式を覚えた後は実践向けの演習を行うので、
暗記系科目が苦手な方におすすめの科目です。
「生物基礎」と「地学基礎」は暗記量が多く
負担に感じてしまう方もいるかもしれませんが、
暗記科目なので覚えてしまえば高得点を取りやすいというメリットもあります。
➁二次試験から考える
国公立大学の二次試験で使用する科目を考慮して
共通テストの理科基礎科目を選択することもおすすめです。
国・数・英の主要3科目と合わせるのであれば
暗記系科目の「生物基礎」と「地学基礎」
社会を使うのであれば暗記量を減らすために
計算系科目の「物理基礎」と「化学基礎」といったように
暗記科目が多すぎると負担になってしまうため、
共通テスト単体で考えるのではなく
二次試験も含めて全体の配分を考えることもおすすめです。
➂一問あたりの配点から考える
一問あたりの配点を考慮することも
理科基礎科目を選択するうえで重要です。
暗記メインの科目は問題数が多く、
計算メインの科目は問題数が少ない傾向にあります。
「物理基礎」は計算が主体で問題の数が少ないため、
一問の配点が5点の問題も存在します。
配点の大きさが致命傷になってしまうというデメリットと、
問題数が少ないため満点が取りやすいというメリットがあります。
自分の目標点数などを考慮して
失敗しない科目選択をしましょう！
どうしても決められない時は・・・
様々な点を考慮しても
「やっぱり決められない」
「何にすれば良いのか分からない」
という方もいらっしゃると思います。
自分の得意・不得意が分かっていれば得意な方を選択し、
特に得意・不得意がなければ
社会の選択方法と同じで自分の好きな科目を選択しましょう！
地学基礎の授業がない学校もありますが、
参考書を使って勉強すれば十分に対策可能なので
学校で授業がないからと選択肢を狭めずに科目選択を行いましょう！
今回のまとめ
今回は、理科基礎の科目選択についてご紹介しました。
暗記系科目が得意なら「生物基礎」と「地学基礎」
計算系科目が得意なら「物理基礎」と「化学基礎」といったように
今回ご紹介した方法で自分に合った科目を選択しましょう！
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