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明治大学生が紹介するオススメの参考書!!~漢文~

こんにちは!高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!

本日は明治大学二年生である著者が現役時代に使った参考書紹介をいたします。

今回の参考書紹介は、漢文編です!

今回の教科は漢文です!

なぜ今回漢文を選んだかと言いますと、今回の著者の私が大学で中国古代史を専門としており、

ゼミなどで普段から漢文を読んでいて受験から2年明けてなお成長中の科目だからです。(笑)

それでは、早速いってみましょう!!

 

 ① 漢文早覚え速答法(Gakken)

 漢文早覚え

言わずと知れた漢文1冊目にやるべき参考書、”早覚え”です。

もはや私がわざわざ言うまでもない名著なのですが、この参考書が他の参考書と比べて優れていると思う点は、ページの空白が広く文字が大きくて字数が少ないことです。

 

「何を言っているんだ?知識量が少ないのではないか?」と思われたかもしれませんが、

古今東西名著たる名著はどれも字数が少なく簡潔にまとまっているものです。

字数が少ないことは受験生視点で考えた時、1冊目にやる参考書、すなわち初学者向けのものとして非常に重宝します!

私は受験勉強を高校2年の3月3日に初めましたが、この参考書は3月17日から3日間で読み終わりました。国語は苦労しそうだ、と言うイメージを持っていた私がわかりやすくてかつ簡潔なためにむしろ漢文が大好きになりました。

その結果、受験期間中にも図書館で中国古代史の漢文を読んだり中国の古代思想の漢文を独学したりするようになり、現在の私があります。笑

 

 ② ステップアップノート10【漢文 句形ドリルと演習】(河合出版)

   ステア10漢文

通称”ステア”、そこまでメジャーなイメージはありませんが必ず解くべき問題集だと思います。

さっきの参考書と紹介が似てますがこの参考書の良いところは問題文が短めで苦痛を感じないところです!

先述の”早覚え~”と同様で、説明の少ない文構造や返り点についての記載なので、

中学以来ずっと漢文が苦手という方もカバー出来る点や、

苦痛を感じない程度の問題量の中で質の高い良問を揃えている点が特筆すべきだと思います。

 

この参考書は見た目縦長で「”早覚え”のように3日で、とはいかないか…」と思いましたが、筆者自身も気づいたら2日で終わってました。

「2日で終わらせるということは解説とかちゃんと読み込んでないんだろうなこの人(笑)」と思いましたか?弁解させていただくと、この参考書はなんと解説も簡潔なのに不足なく良質というチートっぷりです。だからすぐに終わってしまうんです!(笑)

 

③ マーク式基礎問題集 20 【漢文】 (河合出版)

  漢文マーク式 

センター対策のど定番、河合の”マーク式”です。

モノクロの色使いに明朝体の質素なフォントがセンターらしさを醸し出す、演習専用の参考書でセンターより少し軽めの問題集です。

先述の”ステア”と比べて解説が非常に詳細で、出題された問題の解説に加えて、関連の知識を豊富に詰め込んであるためセンター対策にもってこいの1冊です。私立一般や国立二次で漢文を利用しない方はここまでやれば十分と言えるほどです。なお私は4日かかりました。

オーソドックス過ぎてあまり特徴がないので、レヴューは短めですが”マーク式”は読めば読むほど深いので、是非実際に確かめてみてください!

 

 ④ 漢文 入試精選問題集9 (河合出版

 入試精選問題集9 漢文 

漢文受験勉強の総仕上げ、通称”精選”です。

”精選”は私立の一部難関の文学部や国立二次の受験者向けの参考書となります。

大学入試問題から30問を精選して掲載した参考書で、10問ごとに難易度を「易・標準・難」の三段階に分けてあり、各購読者が必要に応じて使用できる作りとなっています。

この参考書は仕上げの段階で用いるので、受験直前期にやる可能性が高いことを考えると問題を選んで時間を短縮することもできることの利便性は非常に大きなもので、私も後ろの10問を削った記憶があります。かなり汎用性の高い1冊です!

 

最後に~漢文研究者の末輩として~

漢文は近頃、受験不要論などがネット上で散見されますが古文と同じく現代日本語の基礎を作る大事な要素を含み、日本人として欠かせない教養だと思います。

現代日本語に漢字二字の動詞や名詞が多いのは、江戸の中期から幕末にかけて漢籍の研究が進んでいて、明治維新期に流入した西洋の概念を日本語にするときに漢字二字で表したことに由来しています。

幕末維新期の教養人は西洋の学問にも通じていましたが同時に漢籍の教養も深かったということは、現代文の教科書に掲載されている森鴎外(1,862〜1922)の『舞姫』などを読めば、漢文を書き下したような文章であることから理解できると思います。

ある意味漢文は、古文よりも日本的な教養なのかもしれません。

最後の独り言が長くなってしまいましたが、ブログ読者の皆様の漢文学習の一時となれば私も幸いでございます。最後まで堅苦しい記事を読んでいただいた方がいらっしゃいましたら、私は嬉しい限りです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!(^^)!

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