みなさんこんにちは!
JR静岡駅から徒歩7分、
静岡県静岡市の大学受験生向け学習塾
日本初、授業をしない塾
武田塾静岡校です。
みなさん、本を読むことってありますか?
もしかしたら、勉強に忙しい高校生のみなさんは、本を読む機会は少ないかもしれませんね。
しかし、参考書ならば、読む機会も頻繁にあるのではないでしょうか?
そんな時、
「どれだけ勉強しても成績が上がらない」「書いてある内容が頭に入ってこない」
などという悩みが生じてくることはありませんか?
『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書』
の著者・西岡壱誠さんは2浪して東大合格を果たしました。2浪当時の偏差値は35だったそうです。
「参考書や教科書の読み方」を変え、わずか一年で逆転合格を果たされました!!
そのノウハウを簡単にご紹介したいと思います。
読めない原因の9割は「準備不足」
「本の内容がなかなか頭に入ってこない」とか、「文章を読むのが遅い」
という悩みを抱える人の多くが
「自分の読み方が悪いのではないか?」「自分には読解力がないのではないか?」
と考えていると思いますが、実は違います!
「本や文章が読めない問題」の原因の9割は、「準備不足」なんです!
それを証明するための例に文章を用意しました。
「これを書いた人が何を言いたいのか」を考えてみてください👇
昨今はLINEによるコミュニケーションが主流になり、若者はみなLINEをするようになりました。指1本、タップ1つで自分の感情を表現できるようになったのです。笑いも怒りも、彼らはタップ1つで表現します。
コミュニケーションというのは元来、ボディーランゲージやフェイシャル・エクスプレッション、語気や雰囲気も全部含めてコミュニケーションだったはずです。それがタップ1つで表現できるというのは、良いことなのでしょうか? 悪いことなのでしょうか?
どうでしょう?わかりました??
この文章は、分かりづらいカタカナ言葉が出てきたり、
最後の終わり方を見ても筆者がどちら側の意見なのかわからなかったり、
読解力があろうがなかろうが関係なく、理解しにくい文章だと思います。
理解しにくいから当然、読むスピードも遅くなります。
では、どうしたら理解できて、読むスピードも上がるのでしょうか?
「準備」をすれば、いっきに簡単に読めるようになる!
もしこの文章に
「最近の若者はなぜ、コミュニケーションが不得手なのか」
というタイトルがつけられていたらどうでしょうか?
「これを書いている人は、最近の若者がコミュニケーションが不得意になった理由の1つが、LINEだと考えているんだな!」
ということがすぐにわかると思います!
「良いことなのでしょうか? 悪いことなのでしょうか?」と書いてあろうが、
「LINEは悪いものだと考えているに違いない」と理解できるはずです。
ここでポイントになっているのが
「タイトルを読んだかどうか」
なのです。
こんなにちっぽけなことで、この文章が読みやすいか読みにくいか変わってきます😲
東大生は必ずしも「読解力」があるわけではない
「東大生は地頭が良くて読解力もあるから、文章を読むのが得意」
「文章が読めるかどうかは才能だ」
こんなふうに思っている人も多いのではないかと思います。
しかし、これは全くの間違い!!!
実際東大生は、他の学生よりも国語の試験なんかで高得点を取ることができますが、
単に才能があるからとか、頭がいいから読めるというわけではありません。
「じゃあ何なんだよ!!」と思ってしまいますよね💦
東大生は、「読解力」ではなく「ヒントを探す力」がある
東大生の多くは、国語の長文読解問題が出題されたら、
長文には目もくれず、まず真っ先に「問題文」を見ます!!
なぜなら、問題文の中にはその長文の内容を問う問題がずらっと並んでいるので、
ここからその長文の内容をおおよそ把握することができるからです。
また、東大生はみな、文章を読む前に文章のリード文や文章のタイトルなどもチェックします。
このように、地頭や才能ではなく、
いかに読解のためのヒントを見つけられるか
ということが差を生んでいるのです!!
まとめ
この記事を読んだみなさんには、
効果的な文章の読み方について多少理解してもらえたのではと思います!!
しかし、いきなり実践しろと言われても難しいと思います…
でも!今日ここで得たことを少しずつ意識して実践してみてください。
意識していれば、継続していれば、必ず変わってきます!!
また、私は、本に書いてある情報の一部を簡潔にまとめただけなので
もっと詳しく知りたいという方は本を読んで正確な情報を手に入れられることをお勧めします!!
そして何よりも、勉強について迷ったことがあれば、ぜひ武田塾の先生方に相談してみてくださいね。
武田生でなくとも、随時無料相談は受け付けています♩
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