こんにちは!
武田塾仙台駅前校です。
10月も下旬に入り、学校の先生も友達も入試モード一色となり、焦っている人も多いのではないでしょうか。
志望校とのギャップに悩んでいたり、とりあえず過去問をたくさん解こう、と考えている人も多いと思います。
入試まであとわずかだからこそ、1日1日が大切です。
そこで、今だからこそ大事にしてもらいたいことに関して書いていこうと思います。
受験は登山!常に一歩前を見て進むべし!!
受験と登山は共通点が多くあると思います。
人それぞれ目指している山は違いますし、登るにはみなさんたいへんに苦労をします。
富士山のように高い山を目指している人もいれば、
そこまで高くない、小高い山を目指している人もいます。
登る山は人それぞれですが、皆が頂上を目指しているのは同じです。
10月も終わりに近づき、本番が見えてきました。
皆さんはいま何合目でしょうか。
頂上に着いた人、頂上が見え始めた人、もしかしたら森の中で迷っている
人もいるかもしれませんね。
しかし、どの山を目指すにしても共通して大事なことがあります。
それを入試に対応させながら説明していきます。
1.進むときは常に足元に注意しながら歩く
登山道は普通の道とは違い、坂もあるし、整備もされていません。
石など障害物がたくさん転がっています。
そんな中、転ばずに進むためには常に足元に注意しながら進む必要があります。
また、場合によっては想定した道が進めなくなって回り道をする必要も出てくるかもしれません。
受験でも同じことが言えます。
志望校ばかり見て、自分の現在の立ち位置をわからず、例えば単語や文法といった基礎的な勉強を疎かにしているようでは確実にこけてしまい、ますますゴールに到達するのに時間がかかってしまいます。
受験の日が近づいてゴールを強く意識すると駆け足になり、余計転びやすくなります。
こういう時期だからこそ自分に足りていないものをしっかりと把握し、目の前のことから着実に取り組んでいきましょう。
「急がば回れ」ではありませんが「急がば歩け」ですね。
といってもゆっくりしている暇もないので足元に注意しながら駆け足で、かつ休憩時間を短くしてなんとか制限時間内に(入試までに)合格できるレベルの学力をつけていきましょう!!
2.時々立ち止まってゴールの位置を確認する
志望校に合格するためにがむしゃらに勉強をするのも大事ですが、時には立ち止まってゴールの位置を確認するのも重要です。
それが、模試に取り組むであったり、志望校の過去問に取り組むであったりで確認することができます。
どれだけ頑張っても正しい方向に進んでいなければいつまで経ってもゴールすることはできません。
英語の点数が伸びていないけど、単語が弱いのかな?文法が覚えきれていないのかな?
そういう自分の状況を確認するのは大切なことです。
自分の立ち位置とゴールの位置を俯瞰し、できるだけ最短コースで進めるようにしましょう!
ここで重要なのが、気持ちにゆとりがある時に「立ち止まって」ゴールを確認するということです。
ゴールまでの道筋を確認するときは一旦落ち着いた状態でしましょう。
「基礎力が足りてないから基礎から固め直そう」
「演習に入ってもいい時期だからこれからは過去問をメインで勉強を進めていこう」
といった方針は必ず落ち着いて立てましょう。
できれば、受験を経験してきた第三者とするのがベストです。
学校の先生に相談したり、
塾に通っている人は塾の先生に、
もちろん、武田塾の無料受験相談を申し込んでいただくのも大歓迎です!
大事なことは、一人で悩まないことです。
3.フィジカルとメンタル
これから目標とする山に登ろうとする時、寝不足で臨む人はいません。
万全の態勢で行こうと考える人がほとんどだと思います。
せっかく頂上近くまで行っても、具合が悪くなって頂上にたどり着けなかったら悔やんでも悔やみきれません。
これから受験と共に冬も本番になります。
コロナやインフルエンザもまだ私たちの生活に入り込んできています。
少しの時間も惜しいこれから、病気にかかってしまっては大きなブレーキになりかねません。
大事な時期ですので、手洗い、うがいをしっかりしましょう。
また、睡眠と食事も大事です。
寝不足では思考力が鈍りますし、時間をかけて勉強しても効率よく進められなかったり、記憶力が鈍ったりします。
人の記憶は寝ている間に脳の中で整理され、定着します。
起きている時にどんどん入ってくるあれこれを、寝ている間に脳が適切な位置に配置してくれるのです。
寝不足ですと整理がされないまま、また次の日にどんどん入ってくることになります。
整理されていない知識は取り出すのにも簡単にはいきません。
うまく取り出すことができないと、もったいないですよね。
積み上げたものを効率的に使うために、寝ている間に脳に整理してもらいましょう。
まとまった睡眠時間(個人差はありますが、7時間前後ということが多いです)をとりつつ、起床時間と就寝時間を決めて、リズムを整えた生活が大事になります。
食事も、いつ何を食べるかも大事です。
脳をはたらかせるにはブドウ糖が有効です。
食事から摂取するのが原則ですが、ちょっと疲れたときにはラムネがおすすめです。
ブドウ糖の含有量はそれぞれ違いますので、お好みのラムネを見つけてみるのもいいかもしれませんね(でも、食べ過ぎには注意してくださいね!)。
また、食事を摂る時にはよく噛んで食べましょう。
咀嚼することで口からの刺激や情報が伝わることで脳が活性化されます。
ガムを噛みながら記憶テストを行ったところ、脳の前頭前野や海馬が刺激され、ガムをかまない時よりも記憶テストの成績がアップしたという報告もあるそうです。
よく寝てよく食べるとメンタルが落ち着きます。
メンタルが落ち着くと、勉強も集中できます。
体と心は一体です。
万全の態勢で本番に臨めるよう、今から整えていきましょう
まとめ
入試まで残り日数がわずかとなり、もう大学が決まってしまった人も出てくる中で焦りが出てきた人も多いと思います。
「緊張感」は勉強を集中してやるのに必要ですが「焦り」はあって良いことはありません。
人は焦っている時に良くミスをします。
「焦っているな」と思ったら、一度深呼吸しましょう。
焦っていると呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、血液中の酸素が不足し、全身が酸欠状態に近くなります。
そうするとイライラして集中力が低下したり、自律神経に乱れが生じることもあります。
そうした時は一度手をとめて、大きく息を吐きましょう。
吐ききったら自然に空気が入ってきます。
ゆっくり何度か繰り返してみてください。
一番大事な時期だからこそ、落ち着いて、着実に勉強を進めていきましょう。
頑張ってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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