簡単に内容をまとめます!
まずは
東北大学と北海道大学の比較から!
①どんな人向け?
【東北大学】
・記述力に自信がある人
・国公立らしいオーソドックスな出題傾向が得意な人向け
【北海道大学】
・スピード重視で内容の要約が得意な人
・英作文の対策に時間をかけられる人向け
②試験時間・大問構成
【東北大学】
100分・大問4題
(1~2:長文、3:会話文、自由英作文、4:和文英訳
★東北大は過去問を1年分もやれば傾向がわかる!?素直な問題が多い。
大問3は内容一致問題から自由英作文に発展していく。(意見論述のような感じ)
大問4は和文英訳の日本語の文が難しい。難しい日本語の言い回しをうまく言い換える力が必要。精読力が大事!
【北海道大学】
90分・大問4題
(1~2:長文、3:長文+自由英作文、4:会話文の要約穴埋め)
★長文は東北大と比べると記述は少なめ。私立の傾向に近く文法知識を問うような問題も出題される。大問3は長文に対して英作文答える独特の形式。お題が長いため、結構慣れてないとキツイ!大問4は会話長文→要約→空所補充。変わっているので過去問のやり込みと読解力・速読力が必要。
ワンポイントアドバイス
今回は北の旧帝国大(北海道大学・東北大学)の英語試験の比較と、宮城の難関大学である東北大学の英語試験対策についての内容でした!
後半は東北大学の英語に絞って解説していきました!
中森先生曰く、東北大学の英語の難易度はそれほど高くないといえど、長文読解は400~800語程度。ただし、年度によっては700語を超える問題が出題されており、1200語を超える長文も出されているようです。
また、東北大は精読力・記述力が大事。苦手意識をなくすためにも、あらかじめ演習して対策しておくことをおすすめします。
具体的には『やっておきたいシリーズ』なら『やっておきたい英語長文700』まで進んでほしいといったところです!
ただし、やっておきたいシリーズだけでは空所補充・選択式なのでこれだけでは不十分。
他の参考書は、上記で中森先生から紹介があったとおりMARCHレベルのルートをしっかり終わらせ、『英文和訳演習』の基本と中級、『英作文ハイパートレーニング』の和文英訳編、自由英作文編 で対策するのがおすすめです!
志望校選びの際も、単純に偏差値の違いだけではなく、傾向・合う合わないを比較検証すると、より合格に近付くのかなと思います!
東北に住んでいる方なら、難関大といえば北海道大学と東北大学が頭に浮かぶと思うのですが、英語ひとつとってもこれだけ違いがありますので、これから志望校を考える場合や、迷っている場合、併願校を考える際にも比較検証は役立つかと思います!
今回は英語に絞りましたが、東北大学の他の教科の傾向・対策動画もありますのでぜひ見てみてくださいね。他の大学同士の比較動画もございます!そちらもぜひ。
※また、東北大学では2020年度から始まる大学入学共通テストにおいて、英語の民間試験の結果を導入せず、合否判定に使わないと発表しています。(2021年度以降は未定)
志望校が決まっていない、迷っている人は、やはり実際オープンキャンパスにいってみるのがおすすめです。試験の傾向や難易度、配点は大事ですが、「ここにどうしても行きたい!」という気持ちがモチベーションに繋がると思います。
余談ですが、私は大学を卒業してから友人の行っている北海道大学に遊びに行ったことがあるのですが、めちゃめちゃ広大で芝生があったり予想のかなり上を行く素敵なキャンパスでした・・・。そのときはちょっと後悔しましたね(笑)
なにはともあれ、志望校合格目指して頑張っていきましょう!