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共通テスト(英語リーディング)に向けてやっておくべきこと三選【武田塾西神中央校】

皆さんこんにちは!

武田塾西神中央校です!!

 

今回は、英語の共通テスト(リーディング)に向けてやっておくべきこと三選というテーマでお話ししていきたいと思います!

共通テスト(英語リーディング)に向けてやっておくべきこと三選

センター試験が共通テストに変わってからは、文法・発音・アクセント問題が廃止され、全問読解問題になりました。

制限時間は80分で使われている単語の総数は約6000語です。

つまり、6000÷80=75で、1分間で75単語読み取らなければそもそも英文すら読み終わらない計算になります。

 

ちなみに、GTECによれば、日本の高校生の平均wpm(word per minutesの略、1分毎に読むことが出来る単語数)がちょうど75なので、

平均的な英語力を持つ高校生では、英文を読むだけで試験時間が終わってしまいます。

英文を読み、さらに問題を解き終わるためには英文を読むスピードを引き上げる必要があるのですが、

そもそも正確に読めていなければ意味がないので、まずは正確に英文を読み取れるようになるのが目標です!

 

では、英語長文を正確に読むためには、どんな知識が必要でしょうか?

結論からいうと、単語・熟語・文法・解釈といった知識が必要です!

これらの知識を最低限身につけてやっと長文を読む準備ができたことになるので、まずはこれらの知識を完璧にすることが最優先です!

 

単語・熟語を完璧にする

共通テストに向けてやっておくべきことの一つ目は、単語・熟語を完璧にすることです!

「え?そんなこと既にやってるやん!」と思うかもしれませんが、本当に完璧にできている人は少ないです。

結論から言うと、英単語の複数の意味、派生語、綴り、発音、アクセントまで逐一完璧にしておくことが必要です!

 

先ほど、共通テストの英文全てを読み取るのに必要な速さが75wpmという話をしました。

ではこれをさらに秒単位に換算してみると、1秒に1.25単語、つまり、ひとつの単語の意味が0.8秒以内にわからなければいけないということです。

皆さんは英単語を見たときに、パッと複数の意味が出てくるレベルまで覚えていますか?

 

さらに、単語帳に載っているような派生語も覚えておくと役に立ちます。

例えば、opposition(反対、対立)という単語が長文で出てきたが意味が分からないというとき、

形容詞のopposite(反対の)を覚えていれば、意味を推測することができます。

 

加えて、綴りも覚えておかなければ、長文で読み間違えてしまう場合があります。

例えば、low(低い)、law(法律)、row(列)、raw(生の)や、wonder(不思議に思う)、wander(歩き回る)などは、単語テストでもよく間違いが見られます。

さらに、リスニング対策のために、発音・アクセントも覚えておきましょう。

共通テストを受ける人は国公立志望の人が多いと思いますが、併願で私立を受験する人は、発音・アクセント問題が出題されることが多いです。

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単語を覚える際は、これらのことを意識しながら学習しましょう!

英文法を完璧にする

単語・熟語を完璧にするのと同時に、英文法の知識も必要です。

単語の意味が分かるだけでは、文として理解することができないからです。

時制、態、仮定法、準動詞、関係詞など、大抵の参考書にのっているような文法は必須です!

長文を読むために必要な文法を身につけるためには、四択の問題や並び替え問題を解くだけで満足しているだけでは足りません。

その問題の選択肢に関連した文法項目を理解して自分で説明できるレベルが必要です。

例えば、

He is considering () abroad next year.

①for studying ②studying ③to study ④studied

という問題で、他動詞のconsiderの後ろは目的語が来るはずなのにforが入っている①は違う

considerは不定詞を目的語に取らないので③は×で②が正解

④は過去形だとしても過去分詞だとしても違うので×

というようにその問題の解答根拠を説明できるのに加えて、

目的語とは、不定詞とは、動名詞とは、過去分詞とは、というように、文法項目をイチから自分で説明できるレベルを目指しましょう!

問題演習を繰り返す

これらの単語や文法の知識を完璧にしたら、あとは予想問題集や共通テスト・センター試験の過去問を使って問題演習を繰り返しましょう!

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共通テストでは特に読むスピードが重要なので、時間配分に注意する必要があります!

皆さんは、cefrというものを聞いたことがありますか?

cefrは言語能力を参照するための基準として制定されたもので、上から順にC2,C1,B2,B1,A2,A1というようにレベルが設定されています。

共通テストの大問1~3で使われている語彙レベルがA1~A2であるのに対し、大問4~6で使われている語彙レベルはB1です。

つまり、後半部分のほうが語彙レベルが高く、難しいということなので後半に時間を掛ける必要があるのですが、

時間が間に合わずに解ききることができなかった、という受験生は大抵大問6まで間に合わなかったということが多いので、時間を掛けるべき部分を間違えているということです。

 

時間配分の工夫の一例としては、大問ごとにかけてもよい時間を決めておき、その時間が来たらとりあえずその時点でこれかな?と思う選択肢にマークしておき、

次の大問に進むことです。こうすることで、少なくとも全問解ききれなかった、ということは防げます。

かけても良い時間を決めるときに、少し余裕を残して設定しておくと、時間不足でとりあえずマークした問題を見直すことができたり、

最後の大問が思ったより難しかった時に時間をかけることができます!

 

演習をする際は、そのように自分で決めた時間配分で解き、制限時間が終わっても最後まで解いて、

オーバーした時間と、時間内に解いた問題の正答率と、全問の正答率をまとめてメモしておきましょう!

 

また、共通テストで使われる語彙のレベルはA1~B1と言いましたが、このレベルであれば大抵の単語帳には載っているので、

もし共通テスト対策でわからない単語が出てきたらチェックを入れておき、単語帳で調べて意味を覚えなおしましょう!

こうすることで、長文の演習をしながら、単語の復習もすることができます!

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

共通テストの英語リーディングは、最初こそ時間が足りず苦しむかもしれませんが、単語や文法を固めながら工夫して演習をしていれば必ず解ききれるようになります!

今の自分に足りないこと、必要なことを明確にし、対策に取り掛かりましょう!

 

それでは今回はこの辺で!

 

 

 

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