目次
はじめに!
ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
札幌市営地下鉄 東西線 円山公園駅から徒歩5分、武田塾札幌円山公園校 です!
今回のテーマは「『一問一答』の差がつく使い方」です!
『世界史B一問一答 完全版』など歴史科目で『一問一答』を使っているという受験生も多いのではないでしょうか?
『一問一答』は有効に活用さえできれば、実力を底上げしてくれる有益な参考書です。
その一方で、終わらせられなくて苦しんでいる人や上手く活用できずに実力に繋がっていない人など使い方を間違えて苦しんでいる受験生も多いです!
そこで今回は『一問一答』の使い方について紹介していきたいと思います!
また、今回紹介する内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでもお話しているので、ぜひそちらも併せて参考にしてみてください!
講義本ノートを併用する
まず一つ目は「講義本ノートを併用する」です。
例えば世界史でいうと『茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本』、日本史でいうと『日本史B 講義の実況中継』などの講義本や教科書といった自分が普段歴史の勉強をするときによく使っているものを併用しましょう!
『一問一答』だけではダメ!
たまに『一問一答』だけ持ち歩いて歴史の勉強をしている人がいます。
これは勿体ないです!
『一問一答』だけを使用すると機械的な暗記になってしまいます。
この用語が来たらこの用語で答えるというような一対一対応になってしまうと、その知識で応用を利かせることが難しくなります!
そして過去問や志望校の演習に入ったときに対応できない知識になっている可能性があります。
そのため、例えば『一問一答』をやっていて
・「あれ?どういう流れでこうなった?」 ・「間違えたけど、この用語なんだ?」 |
となったときはしっかりと自分のノートに戻りましょう!
そしてどんな流れの中でその問題が出てきたのか確認することが大事です!
『一問一答』をやっていくにあたって、わかっていないところは都度チェックしましょう。
このチェックを怠ると、知識が単発なものになってしまって逆に記憶として定着しづらくなります。
例えてみるとわかりますが、英単語は覚えるのがとても大変ですよね。
自分が知らない単語のページは何回も繰り返して覚えたと思いますが、それが歴史でも発生してしまうことになります。
それはとても勿体ないことです!
歴史は流れがあり、流れの中にその単語があるからこそ単純で無機質な英単語よりも覚えやすくなっています。
覚えるのが上手い人は木の幹にどんどん枝を生やしていくことができています。
そのため、逆に言えばいきなり『一問一答』を解くのは危険です!
基礎知識などを身につけた上で深めるのが『一問一答』です!
物事を関連付けるからこそ知識が定着していくということを覚えておいてください!
問題文の赤文字も覚える
2つ目は「問題文の赤文字も覚える」です。
例えばAとBという知識があって、Aという知識からBを答えてくださいというように『一問一答』は作られています。
しかし、実際の入試ではBという知識からAを引き出す問題もあります。
そのため、逆も対応できるようにすることで応用の範囲が広がりつつ、2つを覚えようとした方が逆にBだけも覚えやすいです!
当然のことと思う人もいるかもしれませんが、意識を持ってやっているのとやっていないとではかなり差が生まれてしまいます。
どうしても右側の隠せる部分だけを覚えることが効率的だと考えてやっていると『一問一答』から得られる知識量が減ってしまいます。
入試で得点を取るためのツールとして『一問一答』が存在するということを頭に入れておきましょう!
逆もできるようにする
最後3つ目は「逆もできるようにする」です。
逆からというのは、答えとなっている用語から問題の設問文を言えるようになることです。
例えば日本史の場合は「墾田永年私財法」、世界史の場合は「カノッサの屈辱」など言葉は覚えているけど何かと聞かれたらちゃんと説明するのは難しいと思う人も多いのではないでしょうか?
そこの知識が曖昧になってしまっていると、正誤問題で出されたときに悩んでしまいます。
そこで、用語の説明をできるようにしておくことで色々とメリットがあるということになります。
求めているレベルは高いですが、知識を広めておくとあらゆる入試に対応することができます!
川野先生はどれくらい極めた?
武田塾の川野先生は世界史オタクだったそうですが、どれくらい『一問一答』を極めたのか教えていただいたので、それも紹介したいと思います!
当時のセンター試験でほぼ満点を取り逃すことはなかった川野先生がどの水準で『一問一答』をやっていたかというと、今回紹介した3つを意識していたそうです!
用語の意味が答えられないと不安を感じたり、その用語に対してどれだけの要素を出せるか意識していたそうです。
まずは用語集の問題文の知識まで拾えるようにすれば早稲田大学や慶應義塾大学であっても十分に戦うことができるどころか、歴史科目を得点源に持っていくことができます!
また、3つ目の用語の説明ができると論述が必要な大学であっても、用語をつなぎ合わせてしっかりと解答を作成することもできます!
ここまでできれば怖いものなしで、重要な知識が全て身に付くと言っても過言ではないくらい十分な知識量が手に入ります。
急に1週目の段階からここまで意識しようというとさすがに厳しすぎるところもあります。
そのため、学習の流れとしては
まずは『一問一答』で流れを意識しながら赤シートで隠して覚える。
↓
次は設問の赤文字も覚えてみる。
↓
さらに説明ができるようにしよう。
というようにしっかりとステップを踏んで、自分の知識レベルをアップさせていくことが成功の秘訣になります!
まとめ!
今回は『一問一答』の使い方 についての紹介でした!
今回紹介した3つの方法を活用して『一問一答』を極めましょう!
そして、問題文と解答を逆にしても答えられるまでにしましょう!
これができると歴史科目が受験で大きな得点源となります!
ぜひ試してみてください!
最後に!
武田塾札幌円山公園校では随時 無料受験相談 を行っています!
受験に関する悩みや疑問など、ぜひお気軽にご相談ください!
↓お申込みはこちらから!↓
お問い合わせはこちらから!
武田塾札幌円山公園校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!
武田塾 札幌円山公園校
武田塾 札幌麻生校
TEL 011-792-7086