ブログをご覧の皆さんこんにちは！
札幌市営地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校です！
もう5月も終わり、梅雨の時期に入りますね。
定期考査お疲れ様です。受験生の皆さんは、定期考査の勉強と重なり、大変な時期だと思います。
今回紹介するテーマは「学校で配られてもやらなくていい問題集」
また、今回の内容は武田塾の公式Youtubeチャンネルでもお話ししているのでそちらもぜひ併せてご覧ください！
学校で配られた参考書をやみくもにやっていませんか？
実はやらなくていい参考書が多いんです！
それでは、数学、英語、理科の3科目で見ていきましょう。
数学
学校で配られる参考書は大きく3つに分けられます。
1.『4step』『サクシード』『3TRIAL』『4プロセス』『クリアー』などの教科書傍用問題集
2.『青チャート』『赤チャート』『黄チャート』『Focus Gold』『NEW ACTION LEGEND』などのチャート系問題集
3.『スタンダード数学』『オリジナルスタンダード数学演習』などの入試問題傍用問題集
使える順に並び変えると
1. 青チャート系
2. 教科書傍用問題集
3. 入試問題傍用問題集
となっています。
入試問題傍用問題集
『スタンダード数学』は、『4step』の問題が入試問題に変わって難しいにも関わらず解説が薄いです。
入試問題傍用問題集はやらなくていい
なぜなら、基礎ができていない段階で入試問題を解いても意味がないからです。
まずは基礎の問題を完璧にしましょう。
教科書傍用問題集の使い方、注意点
計算練習の教材として使うことはできますが初心者が使いこなすことは難しいです。
学校で配られる本が絶対ではない！
学校で配られる本以外の選択肢は無数にありますが、 おすすめは『やさしい高校数学』です。
この参考書は、教科書傍用問題集で挫折した人でも理解しやすく効率よく進められます。
英語
学校で配られる問題集は大きく分けて4種類あります。
1. 単語帳
2.『総合英語Evergreen』『デュアルスコープ総合英語』『Vision Quest総合英語』などの文法の辞書
3.『Next stage』『UPGRADE』『Vintage』『Scramble』などの文法問題集
4.『英語の構文150』などの構文集
学校で配られる単語帳
『システム英単語』『英単語ターゲット』『必携英単語LEAP』は受験に使えますが、それ以外なのであれば、受験用に単語帳を買うことをおすすめします。
高校3年生で突然難しい参考書を配られる高校もありますが、受験勉強を難しい参考書から始めることは大変危険です。
序盤に難しい単語帳に手を出さず、基礎的な単語帳から始める
難しい単語帳の例『話題別英単語リンガメタリカ』『速読英単語上級編』
文法の辞書
絶対に辞書メインで勉強しないでください！
文法の辞書を一生懸命解いていたり読んでいたりする人がいます。
文法の辞書は文法を覚えるためではなく、不明点を調べるために使う
また、付属のワークは文法を理解することはできますが、受験で問われるすべて（細かい暗記事項、表現方法）は網羅できないため、ワークだけでは大学受験突破は難しいです。
したがって、付属のワークはあくまでおまけととらえて、別で受験用の参考書を使いましょう。
一方で『Vintage』『Next stage』『Scramble』が配られる学校もありますが、内容は問題ありません。ただ、難易度が高いため太刀打ちできるか見極める必要があります。
武田塾でおすすめしている参考書は『大岩のいちばんはじめの英文法』『関正生の英文法ポラリス』です。
![大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス［１ 標準レベル］」関正生 [学習参考書（高校生向け）] - KADOKAWA](https://cdn.kdkw.jp/cover_1000/321611/321611000800.jpg)
参考書の注意点
学校で配られた参考書が自分のレベルとあっていない可能性があります。
しっかりと自分に合った参考書を使いましょう！
また、『POWER STAGE』は『Next stage』よりも量が多く、難しいので取り組む時期に注意が必要です。
構文集
内容はいいと思いますが、英文解釈は別で勉強するべきです。
英文解釈は訳すためのものなので、『肘井の読解のための英文法』『入門英文解釈』など、最終的に長文につながるものを選びましょう。
『英語の構文150』は例文を覚えることがメインになり、英作文の勉強になってしまいます。
したがって、文法→英文解釈→長文のルートの中で構文集を勉強する必要はあまりありません。
理科
物理だと多いのが『リードα物理』
化学だと『セミナー化学』『エクセル化学』
入試問題集になると『重要問題集』
学校で配られる理科の問題集は基礎から入試の典型問題まで網羅されていて、解説も充実しているので完成度は高いです。
理科が苦手な人は、量が少なく解説も丁寧な参考書があるので武田塾のルートを参考に選ぶのがおすすめ
3年生になれば『重要問題集』を配る学校が多く、「重要問題集をやっていれば大丈夫」と思っている人もいると思います。
『重要問題集』は基礎の参考書の後に取り組むものなので焦って手を出すのはNGです。復習がしっかり終わってから挑む本だと思っておきましょう。
まとめ
学校で配られた参考書で盲目的に勉強するのはNG！
参考書を選ぶポイントをしっかり把握してから今の自分のレベルと合っている参考書を選んで取り組もう！
お問い合わせはこちらから！
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