ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
札幌市営地下鉄南北線麻生駅から徒歩1分、JR学園都市線新琴似駅から徒歩8分、武田塾札幌麻生校です!
秋がだんだんと近づいてきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか??勉強は順調に進んでいますか??
参考書ルートがどんどん進んできて、基礎を終わらせて、今は英語長文に差し掛かった方も多いと思います。順調に進んでいるなら当然大丈夫です!それに越したことはありません。ですが、つまずいてしまうという方は一定数いると思います。
そこで今回のテーマは『英語長文につまずく5つの壁』についてです!
つまずいてしまうという方に向けてその5つの壁と乗り越え方についてお話ししていきます。是非参考にしてみてくださいね。
また今回の内容は武田塾のYouTube公式チャンネルでも解説されているので、ぜひ合わせてご覧ください!
①単語・熟語
まずは単語・熟語でつまずいていないかチェックしてみましょう!
語彙力がないと長文を読むことは非常に難しくなってきます。単語・熟語はまず一番最初の入り口となります。
このパターンでつまずいている方は多いのです。
壁の乗り越え方①
ここでやってほしいのは、長文を読むごとに分からない単語に〇をすることです。
一つの長文中に分からない単語が何個あったのか出して把握しておきましょう。
次に、その〇をつけた単語を一旦今までやって来た単語帳の索引から調べてみましょう。
その単語帳に〇をつけた単語が載っていたら[自分がやった範囲なのに忘れていた]ということになり、結構危険です!
単語帳の総復習が必要になってきます。
英語長文を読んで1行に2個知らない単語が出てきたら、解釈の問題以前にそんなもの読めるわけがありません。
前提としてわからない単語が多い場合は、まず覚えるところからやり直していきましょう!単語帳を順番に覚えている人もつまずきやすいので要注意です!
②文法・解釈
単語は訳せても、文の構造やSVOCを振るときにつまずいてしまうと、正確に訳すことができなくなります。文法や構造でつまずく方も多く見受けられます。文法・構造の復習をしていきましょう!
武田塾では見極めるために塾生に行うのが、『that』『as』の識別を問うことです。
文法・構造のチェックとして『that』『as』の役割を説明します!
これをスラスラ言える子もいれば、うろたえる子もいます。
『that』も勿論やれますし、もう1つ試してみてほしいのが、『it』です。
『it』の指示語、形式主語・強調構文などの使い分けも重要なチェック項目になってきます!
英字新聞などを読んでいても強調構文の『it』は少ないですが、受験の英語は敢えて強調構文の『it』を含んでいる文章を選んで出題してくることがあるため、受験においての強調構文の『it』の出現率は高かったりします。
壁の乗り越え方②
ここでつまずいた方は、間違いなく英文解釈の参考書に『that』『as』『it』の識別が必ず載っているので、どういうところに注目したら見極められるのか、訳・構文・SVOCの成り立ちを確認するようにしましょう!
ここが曖昧なまま長文に入る方は多いので、ヤバいな…と思ったら英文解釈の参考書に戻るようにしましょう。
③文章の内容の理解度
意外と多いのが、単語・熟語・文法・解釈 が大丈夫なのに、文章の内容が理解できず頭に入ってこないパターンです。目の前にある単語を訳すのに必死で
[結局読み終わったけどこれって何の話?]
[この文章の言っていることがわからない!]
となってしまう状況がまさにそれです。
壁の乗り越え方③
ここでつまずいた方にやってほしいのが、段落ひと言メモです。
頭の中が[目の前にある単語訳さないと!!]と視野が狭くなっているので、1段落読み終わったらまず5〜10秒休憩を挟んでいきましょう。その休憩の間に、[この段落って何のこと話してたっけ?]と振り返りひと言だけメモを残してみて下さい。
次の段落を読むときに視野が狭くなるのは仕方がないことです。
読み終わったときに[この段落は〇〇と言っていた]とひと言だけ残すことで内容を理解しようとするのでとても大事になります!
もう一つのポイントとして、ディスコースマーカーに注目することです。
森の中の標識(目印)に従って歩くように進めていくと、しっかりとどこにたどり着くのか、現在位置と最終目的地が見えてきやすくなります。もっと言えば現代文に近い読み方です。
注目してほしい接続詞として『However』があります。
論理展開において逆説ってどういう場面で使われるかというと、何かしらの譲歩を加えた後に『しかし私は〇〇だ』と主張の流れを捉えやすい指標として役立ちます。
これは現代文にも通ずるところがありますね。しかし、必ずしも主張には繋がらないので要注意です!
④文章が読めても設問が解けない
共通テストの文章量が多い試験では
文章読みました→内容理解しました→問題チェックします
→2番っぽいなぁ…じゃあ2番〇で!→間違えてました
というふうに、設問にたどり着いたときに間違えてしまうというパターンです。
壁の乗り越え方④
これはどうしたらいいのかというと簡単で、ちゃんと書いてあるかをチェックすることです。
本文に戻って各選択肢の内容が書いてあるのかを1つずつチェックしていきましょう!
これを面倒くさがらずにちゃんとやれば、読めているなら正解できます!
⑤スピードの壁
こちらも簡単なステップで、
シャドーイングや音読素材などを使って速読力を強化することができます。
壁の乗り越え方⑤
これまで紹介してきた①②③④⑤の順番で壁を突破してほしいです!
共通テストの模試などを受けると、間違いなく全員時間が足りない状況になります。
①②③④ができていないのにスピードを意識しようとして雑に読んでしまうという人がいますが、絶対にダメです!
ゆっくりでいいので、正確に読むことが最優先だということを忘れないで下さい。
[早く読まなきゃ!]となって基礎をないがしろにしたまま最後だけ頑張ろうとすると、中々結果がついてきません。
なので、①②③④⑤の壁の順番を意識しながら取り組んでいきましょう!
今回のまとめ!
『英語長文につまずく5つの壁』についてお話していきましたがいかがでしたか?
紹介した⑤つの壁の中からどれが自分に当てはまるのかを確認してみましょう!
今回紹介した壁の乗り越え方もぜひ参考にして、英語長文を読めるようになって確実に得点へつなげていきましょう!
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