はじめに
こちらのブログをご覧の皆さん、こんにちは。
札幌市営地下鉄麻生駅から徒歩2分、武田塾札幌麻生校です!
皆さんゴールデンウイークは楽しめたでしょうか。
受験生の皆さんはどちらかと言うと勉強に追われていた方も多いかもしれません。
しかし、気が付けばもうすぐ梅雨の季節となりますね。
雨の日が続き、少し気持ちもどんよりするかもしれませんが、天候に左右されることなく、勉強に向かって行ってほしいと思います。
今回は「京都大学合格生の勉強方法 小松さん編」というテーマでお話しします。
小松さんは高校1年生のときから武田塾で勉強をし、見事、京都大学理学部に合格されました。
そんな武田塾に約3年間在籍していた小松さんから、武田塾での勉強法や良かった点についてまとめていきたいと思います。
本記事を通して、今後大学受験を控える皆さんにとっても有意義な内容となれば非常に嬉しく思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
入塾してから取り組んだこと
小松さんは高校1年生の8月ごろに武田塾に入塾されました。
入塾当時は『数学Ⅰ・A基礎問題精講』の余弦定理があまり解けない状態であったとのことでした。
本人的には難易度が高めの参考書から始められるかと思っていたそうですが、実際は基礎からのスタートだったとのことです。
京大理学部志望で数学が得意だと思っていた人でも、しっかり『基礎問』から勉強を始めたそうです。
高校1年生のときは、数学と英語の基礎をメインに勉強しており、英語に関しては、英文は読めるが単語力が足りないといったレベルからのスタートでした。
なので、英語は『システム英単語』を最初から勉強していたとのことです。
英文法に関しても、『全レベル問題集 英文法②センター試験レベル』から英文法を固めていったそうです。
そのまま勉強も進み、高校1年生の終わり時には、『数学Ⅲ基礎問題製講』に入るところまで行ったそうです。
『数学Ⅲの基礎問』に入るまでに、『数学ⅠA基礎問題精講』、『数学Ⅱ・B基礎問題精講』、『やさしい高校数学(数Ⅲ)』を終えていたそうです。
英語に関しても、高校1年生の終わりには、『システム英単語』が終わる目処が立ち、英語長文は『レベル別 英語長文問題 ソリューション2』に入っていたとのことです。
小松さんはもともと英語が得意科目であったこともあり、比較的スムーズに進んでいったそうです。
高校2年生は数学をかなりやりこみ、英語は単語の復習をしながら、数学をメインに勉強していたそうです。
高校2年生の終わりで数学のルートが終わり、『理系数学 入試の核心 難関大編』を終わらせていたとのことです。
理系科目の勉強法紹介
数学の勉強法を紹介
ここで小松さんの取り組んだ数学の参考書について一気にご紹介します。
『数学 基礎問題精講』→『やさしい高校数学(数Ⅲ)』→『数学Ⅲ基礎問題精講』→『国公立 標準問題集CanPass 数学Ⅰ・A・Ⅱ・B』→7月~『国公立 標準問題集CanPass 数学Ⅲ』→9月~『ハイレベル数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの完全攻略』→『ハイレベル数学Ⅲの完全攻略』(12月終了)→12月~2月終了『理系数学 入試の核心 難関大編』
といった流れでルートを終了させたそうです。
高校2年生までのお話なので、かなり早いペースであることがお分かりかと思います。
その後、武田塾では数学から別の科目に移行したそうですが、数学のブランクを生ませないために、『数学Ⅰ・A・Ⅱ・B 上級問題精講』、『数学Ⅲ 上級問題精講』に取り組み、それが終わったタイミングで『テーマ別演習① 入試数学の掌握 総論編』を追加したとのことです。
小松さん曰く、『CanPass』の参考書辺りから解説が面白くなってきたとのことです。
解説を読み込むことでレベル差がある参考書であっても、楽に乗り越えられたようです。
解答では論理力・記述力が身に付く一方、解説では問題の背景知識が身に付くとのことです。
さらに『入試数学の掌握』を勉強する頃には、問題の出題意図まで考えるようになっていたようです。
小松さんはかなり高い質で勉強出来ていたようですが、その秘訣として、最初は間違えても良いという気持ちで武田塾の特訓を受けていたものの、満点を取っていく中で間違えないことのハードルが高くなっていったとのことです。
確認テストで満点を取り続けることで一日の勉強や復習のクオリティを上げることが出来たようです。
最初のころは例題すらも解けなかったようですが、毎回確認テストで満点を取るという気持ちで1週間勉強をしていたとのことです。
特に高校2年生の個別指導では、採点後に解答の説明や解説の背景知識の説明までし、安定した応用力が身に付いたようです。
理科の勉強法を紹介
次いで、小松さんは理科の勉強をどのようにスタートさせたのでしょうか。
理科に関しても最初はゼロからのスタートだったようです。
高校3年生の最初から物理・化学を勉強し始め、ともに基礎からのスタートでした。
物理に関しては『秘伝の物理 講義・問題集』、化学に関しては『リードLightノート 化学基礎』から始めたそうです。
最初は知識を固めて、その後更なる知識の肉付けをしていくイメージを持つと良いです。
化学の『リードLightノート』が高2の2月~高3の6月までかかり、じっくり何周も勉強して知識を固めていたそうです。
さらに武田塾の先生がもっと詳しい参考書から必要な知識を抽出しそれらを暗記していったそうです。
『リードLightノート』が終わった後、8月の京大模試までに『化学の新演習 化学基礎収録』に入るため、『化学 重要問題集 化学基礎・化学』を2~3週間で終わらせたとのことです。
このころは、物理は元々余裕があったため、1日の8割を化学の勉強に使っていたそうです。
物理に関しては、『秘伝の物理 講義・問題集』の後、『漆原の物理(物理基礎・物理) 最強の99題』に取り組んだようです。
この参考書の特徴として、第1章と第5章で同じ問題が出題されることがあるようです。
第1章では古典力学的な解き方をし、第5章ではテクニックを使った解き方をするとのことです。
その後8月に『名問の森物理』に取り組み、夏の京大オープン模試を迎え、見事A判定を勝ち取ることが出来たようです。
京都大学合格に向けてのラストスパート!
共通テストは829点/900点取ることが出来たものの、共通テストには苦手意識があったようで、2次試験の勉強があくまでもメインだったとのことです。
12月中盤~終盤で共通テストの勉強を始め、一気に共通テストを詰め、残りの1か月は2次試験の対策に移行したようです。
小松さんは入試当日、ここまでの歩みを振り返り、今まで自己ベストを尽くしてきており、これで不合格なら潔く諦めることが出来ると思っていたそうです。
これまでの受験勉強を振り返って
小松さんは授業が苦手であると気づき、武田塾の自学自習スタイルがあっていることに気づけたことがとても大きかったようです。
武田塾の良さとして、ペース配分を徹底して管理してくれることがとても良かったとのことです。
最後に小松さんからのメッセージとしては、「確かに参考書は大量にありますが、その中にもきっと自分に合う参考書があるはずなので、その一冊を完璧に攻略してほしい」とのことです。
今回のまとめ
いかがでしょうか。
今回は「京都大学合格生の勉強方法 小松さん編」というテーマでお話ししました。
小松さんの受験勉強のお話を聞いて、皆さんの受験勉強にも火が付き、大きなモチベーションになればとても嬉しく思います。
頑張ってください。応援しています!!
最後に武田塾札幌麻生校では随時無料受験相談を行っています!
受験に関する悩みや勉強法に関する疑問などぜひお気軽にご相談ください!