「京都大学の大学生活がどんなものなのか知りたい！」
「実際に通っている京大生のリアルな感想を教えてほしい！」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
はじめまして。
E判定や偏差値30台から数々の生徒さんを
逆転合格へと導いてきました武田塾大津石山校です。
武田塾では、難関校に合格した受験経験豊富な講師陣が質の高い特訓を行い
たくさんの塾生たちの逆転合格を掴み取ってきました。
武田塾大津石山校では、現役京大生が講師として活躍しています。
誰もが憧れる京大ライフとはどんなものなのか、
京都大学の大学生活を紹介できればと思います！
画像はWikipediaより。
大津石山校では自学自習の徹底管理・サポートを行い、
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京都大学法学部の4年間をテーマにしたブログ、
今回は3回生、4回生についての内容です！
↓↓↓1回生、2回生の内容はこちら！↓↓↓
３回生 ～少人数授業の演習(ゼミ)とは？～
３回生になると通常の講義形式の専門科目に加えて、
演習(ゼミ)という科目を取るのが一般的になります。
大教室に200人、300人の大人数を収容して、
教授が一方向的にレジュメや教科書の内容を分かりやすく説明してくれる講義形式の授業と違って、
演習(ゼミ)は20人程度の少数で授業が行われます。
演習(ゼミ)では、一人ひとりに、50分程度の発表が課せられまており、
たとえば、「日本政治外交史」というゼミでは、
「シベリア出兵と原敬首相」といった研究課題が与えられ
図書館などでテーマに関連する参考文献を探して読み漁り、
レジュメと呼ばれる発表の概要を載せた紙(およそA4用紙6~8枚程度、5000~8000文字程度)を作り、発表。
その発表内容をたたき台にして、
発表内容について疑問に思うところや、発表内容でおかしいと思うところなどを質問したりすることで、
演習(ゼミ)に参加している学生や教授全員で議論を展開していきます。
このように演習(ゼミ)では、学生と教授が少人数で議論を展開することで
双方向的に専門的な内容を勉強することが目指されています。
京都大学では
講義(教授→学生の単方向的、一方向的な授業)と、
演習(教授↔学生の双方向的な授業)という2つの授業形態が用意されています。
京都大学法学部に勢ぞろいする当代随一の教授陣と議論をすることは、
人生でそう経験することの出来ない、たいへん有意義なものだと思います。
全15回程度ある演習(ゼミ)の中で、1、2度割り当てられる発表をそつなくやり遂げることが出来れば、
単位はほぼ確実にもらうことが出来ますが、
その一回の発表にかかる時間は膨大で、かなりの労力を必要とします。
講義形式の授業と、演習(ゼミ)形式の授業の両立を目指すことになります。
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４回生 ～５回生になりたくない！留年との戦い～
4回生になると、みんな自分の進路に向けた動きを本格化させます。
国家公務員(いわゆる官僚)になりたい人は、国家公務員総合職試験の、
裁判官、検察官、弁護士といった職に就きたい人は、法科大学院の入学試験や司法試験の
受験勉強に一生懸命取り組みますし、
民間企業への就職を希望する人は、
大量のエントリーシート(企業への願書のようなもの)を書いたり、
東京や大阪へ出向きたくさん面接を受けたりと、必死で就職活動を行います。
このように、自分の進路に向けた動きで各々忙しい中、
京都大学法学部の4回生には最後にして最大のピンチ、「留年」というイベントが待ち受けています！
法学部では必修の授業というものがなく、
「この単位を落としたら２回生に上がれません！」
といったようなシステムは存在しません。
しかしながら、４回生の時点で卒業に必要な分の単位を揃えていないと、
５回生になってしまうという悪魔のようなシステムが存在します。
京都大学法学部の留年率は約30％とかなり高い水準を保っており、
「留年」という言葉は全法学部生にとって他人事ではありません。
そんな留年が決定した人たちが、学部の卒業式と同じ日に
大学内でこういう看板を掲げて楽しんでいるという光景も見られます。
こういうのも京大の面白いところですね笑笑
真面目に単位を回収してきた人であれば、
３回生のうちに卒業に必要な単位を揃え終えることも出来るのですが、
運悪く単位を落とし続けると、
４回生の後期になっても、まだ卒業に必要な単位が揃っておらず、
卒業できないかもしれないという恐怖にさいなまれる事になります。
この恐怖は試験の結果が発表される日(２月末)まで続きます。
留年への恐怖との戦いに勝利し、
卒業に必要な単位を揃えることが出来れば、卒業確定！
晴れて、学位授与式(卒業式)という名の仮装パーティに参加することができます。
※これらは実際の京都大学の卒業式(＠みやこめっせ)の画像です。嘘ではありません。
以上が京都大学法学部でのベーシックな４年間になります。
一見きついように見えますが、その厳しさを乗り越えた先には、
司法試験合格といったような輝かしい未来があります。
（※京都大学法学部は司法試験の大学別合格率日本一）
決して楽な環境ではない京都大学法学部ですが、
是非、京都大学法学部への進学を考えてみてはいかがですか？
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