こんにちは! 武田塾講師の阿部です!
今回は、学部から見る志望校の選び方PART3ということで、医学部について紹介しようと思います!!
「医学部ってなんか馴染みないし、勉強ばっかりでつまんなそう・・・」
そう思いの生徒さんも多いのではないでしょうか?
そんな生徒さん達のために現役医学部講師である私が医学部ってどんなところ?、普段何して過ごしてるの?などを詳しく紹介させていただこうと思います。
もし興味がありましたら、最後まで記事を見ていただけると幸いです!
1. 医学部とは・・・
医学部の中には医学科と保健学科があります。(詳細は大学によって異なります)
今回は、医学部医学科について紹介していきたいと思います。
医学部は6年制の大学なのですが、大きく二つに分けると1~4年までと5~6年の二つの流れに分けることができます。
1~4年はまでは基本的に座学の講義を受けます。例えば、人の骨の名前であったりとか、脳の神経構造などですね。4年まで座学を学んだ後、きちんと定着しているかどうかを確認するCBTというテスト(医学版のセンター試験みたいなもの)を受けます。
このCBTという試験に落ちてしまうと、5年生に進級できなくなっていしまいます!
そのため、CBT直前になるとみんな血眼になって勉強します。
次に5,6年ですがこの時期は座学というよりかは、実際に病院を回ってお医者さんの後ろでなにをしているか見学している時間が多くなってきます。そして6年生の終わりには、医師国家試験を受けます。ここで試験に落ちてしまうと、国試浪人(国浪)となってしまうので要注意ですね!
2. 医学生の生活 ~部活について~
1では医学部のざっくりとした流れについて説明してきました。つぎは医学生がどのような生活を送っているのか紹介します。
医学生の多くは部活に入っています。他学部に比べても医学部の部活の活発度は引けを取りません。みんななにかしらの部活に入っています。
医学部の部活の多くは夏に開催される「西医体」という大会に向けて練習します。
医学部の部活は他学部の部活に比べると、初心者でも参加できる雰囲気があり、大学から新しくスポーツを始める人も多いです。
なので、大学で新しくスポーツを始めてみたいんだ!、という方には医学部の部活はぴったりだと思います!
3. 医学生が考える、医学部の良いとこ、悪いとこ
私が考える医学部の良いところはズバリ、友達ができやすいところだと思います。
医学部は一学年の人数が少なく100人程度しかいません。(経済学部だと多いところだと1000人ぐらい)
そのため、医学部ではみんな顔見知りになることができます。体感的には高校の時のクラスが大きくなった感じです。そのため同じ人と会話する機会が多く、男女隔てなく仲良くなることができます。
それに対して医学部の悪いところは、学年の人数が少ないゆえの、社会の狭さです。
社会の狭さは医学部特有のノリや伝統につながります。そういったノリや伝統が面白いものだけだとよいのですが、そうではない場合もないわけではありません。(噂話がすぐ広がるなど・・・)
そういう社会の狭さが存在してしまうというのが医学部の悪い部分だと思います。
4. おわりに・・・
いかがでしょうか?
本ブログを読んで、少しでも医学部のこと知ることができたなと思ってくれたら幸いです。
もし医学部に興味がわいたのなら、近くの大学にある医学部のパンフレットを取り寄せて見てみてはいかがでしょうか?