夏からMARCHに受かるには?実際に合格した講師の勉強法を公開
こんにちは。
武田塾小田原校で講師として働いています、中田南海と申します。
今回のブログは、「夏から勉強を始めてMARCHに受かるには?」についてです。
実際に夏から勉強を始めて現役でMARCHに受かることが出来た私が、勉強面、勉強面以外で意識したことを紹介しようと思います。
「夏から勉強を始めてMARCHに受かることが出来るのか不安」
と考えている方には是非読んでいただきたいです。
半年でMARCH合格を果たした勉強法
私は、高校1、2年生の時は部活に打ち込み、あまり勉強をしてきませんでした。
そして、高校3年生では、6月まで緊急事態宣言の影響もありほとんど受験勉強をすることが出来ず、しっかり受験勉強に本腰を入れたのは7月でした。
その頃の状態としては、英語、国語、日本史ともに偏差値40程度でした。
そこから7か月で偏差値を上げ、2月にMARCH合格を果たしました。
ここでは、夏からという短い期間で合格するために意識したことを紹介します。
英語
英語で意識したことは、
① 英単語は触れる機会を増やすこと ② 覚えられないものを重点的に繰り返す |
の2点です。
① 英単語は触れる機会を増やすこと
英単語の参考書は小さくコンパクトな参考書が多いと思うので、通学の電車や寝る前などのスキマ時間にやることが出来ます。
私は「ターゲット1900」を使っていました。
スキマ時間を活用し、少しでも多く英単語に触れる機会を増やすことが大事です。
② 覚えられないものを重点的に繰り返す
大学受験で使う英単語や文法は量が多いという特徴があります。
さらに夏からでは時間も限られているので、やり方を工夫することが重要です。
手順としては、
1.その日の分を一通り解く。 2.丸つけをして、間違えた問題にチェックを付ける。 3.チェックしたところを繰り返し、出来るようにする。 |
です。
特に注意して欲しいのは、文法や長文の問題では答えの根拠を説明できるかどうかも気にすることです。
時間が限られているからこそ一回の学習の質を上げるという意識が大事です。
国語
国語で意識すべきことは、
現代文:根拠の説明ができるかどうか自問自答する。 古文:古文単語を抜かりなく覚える。 |
です。
現代文で大切なのは、なぜその答えになったのかを毎回考え、解説と自分の解答のプロセスを照らし合わせることです。
目標は、解説に載っているプロセスと同じプロセスを自分で導きだせるようになることです。
このことを少し意識するだけで勉強の質が上がり、短期間でも現代文を伸ばすことが出来ると思います。
古文では、単語を抜かりなく覚える事です。
実際の入試問題でも、単語の意味を知っていれば答えられる問題はあります。
そうした問題をこぼさず取りにいくためにも古文単語はしっかりやりましょう。
時間が限られているからこそ、基礎が大事です。
日本史
日本史で大切なことは、
① セットで覚える ② インプットとアウトプットの両方をする ③ なるべく毎日触れる |
の3点です。
① セットで覚える
これは、時代、出来事、人物、をセットで覚えるということです。
例えば、「奈良時代、墾田永年私財法、聖武天皇」をセットで覚えます。
さらに、「墾田永年私財法が出されたことで、自らが開墾した土地が永年手に入ることになった。」というように流れを意識することも大事です。
② インプットとアウトプットの両方をする
これは、日本史は暗記教科だという印象が強いため、インプットを重視しがちですが、程よくアウトプットもした方が良いということです。
私の経験上、問題を解く(アウトプットをする)ことで、覚えたことも多くありました。
問題の問われ方を知ることもできます。
目安としては、7割以上インプットできたなと思ったら、アウトプットを取り入れることをおススメします。
③ なるべく毎日触れる
私は夏から勉強を始め、なるべく毎日日本史に触れることを意識しました。
毎日少しでも触れることで、一度覚えたことを忘れてしまい、もう一度覚えなおしをする、ということが少なくなると感じました。
夜寝る前にその日に学習したことを復習するやり方がおススメです。
過去問
過去問に取り組む時期なった時に大事なことは「分析」です。
この分析とは、
1、間違えた問題はどんな問題か? (英語であれば、単語の意味、文法知識、長文問題など。) 2、なぜ間違えたのか? (単語の意味を知らなかった、文法知識の抜け、長文では答えの根拠となる文が探せなかったなど。) 3、改善するためには何が必要か? (英単語の暗記、文法の復習、長文の精読強化など。) |
というものです。
過去問は解いて点数を見て終わり、ではなくその後の「自分には何が足りないのか。」という分析が重要です。
これを意識して行うことで、効率良く苦手を潰せます。
全体
全体として大切なのは、毎日触れること、一回の勉強の質を高くすることです。
また、MARCHの入試では英語の配点が国語、日本史よりも高く設置している場合が多く、もし自分の志望校がそうなら、英語をより多くやることも大事だと思います。
そしてもっとも大事なのは、常に自分の定着度、理解度を確認することです。
そのためには、解答の根拠をしっかり説明できるか?を確認することが重要です。
答えが合っていたから大丈夫だろうと思わず、解答の根拠まで説明できるか?を常に意識しましょう!
関連動画:10月からMARCHに合格!?その可能性を山火先生が力説!!|受験相談SOS vol.1671
夏からMARCHに受かるための秘訣!
ここでは勉強以外で大事なことの話をしようと思います。
本当に夏からMARCHに受かるのかと不安になることもあると思います。(私も頻繁に思っていました。)
少しでもその不安を軽減できるよう、私の経験と共に、個人的に意識した方が良いと思うことをお話します。
それは、
①志望校はなるべく早めに決めておく ②息抜きできる場所を作る ③受験後のことを考える |
の3点です。
① 志望校はなるべく早めに決めておく
一口にMARCHと言っても大学ごとや学部ごとで入試問題が変わり、対策も変わってきます。
夏からという時間が無い中では、なるべく志望校を決めておき、その大学や学部の対策に時間をかけることが出来るようにすることが大事だと思います。
② 息抜きできる場所を作る
これはとても大事だと考えます。
私は学校に行き、友達と話すことを息抜きにしていました。
体育祭や文化祭にも参加し、勉強の息抜きにすることでオンオフのスイッチが上手く切り替えられ、勉強にもしっかり集中することが出来ました。
程よい息抜きが大事です。
③ 受験後のことを考える
私は受験が終わったら友達といっぱい遊ぶ!と決めていました。
このように、終わった後の楽しいことを考えておくことも大事だと思います。
もちろん、第一志望に受かることが一番の目標ですが、「今頑張れば後で楽しいことが待っている!」と考えることで、モチベーションを保っていました。
以上の3点のように、なるべく明るい気持ちで頑張れることが合格への秘訣であると、個人的に感じました。
関連動画:【武田塾チャンネルを見ているときはスマホの通知オフ】息抜きの仕方で受かる人と受からない人の差ができる!|受験相談SOS
夏からの勉強でも、MARCH逆転合格は十分できる!
ここまで、夏から勉強を始めMARCHに合格するために大事なことをお話してきました。
時間が無い中でMARCH合格を掴むためには、勉強の質を上げることが大事です。
焦って先に進もうとするのではなく、時間が無いからこそ基礎をしっかり固め、復習を重視することが重要です。
今回のブログで書いたことが少しでもお役に立てればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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