入試期間中に陥る3つのパターンとは? 思わぬ落とし穴に注意!!
こんにちは!
授業をしないでおなじみの 武田塾小田原校 です。
大学入学共通テストが終わり、いよいよ2月から大学入試本番が始まりますね。
始めての共通テストで出来が良かった人、そうでない人…
様々な方がいらっしゃると思います。
共通テストは国立大、私大含めて色々な大学の入試に使えるというメリットがありますが、結果によっては受験生の気持ちを切らしてしまう、といったデメリットもあるように思います。
特に、大学入試は1年で1発勝負ですから「絶対に失敗できない」と強く気負いすぎてしまう受験生がたくさんいることでしょう。
そんな方々に向けて、武田塾小田原校から受験生の皆さんに知っておいてほしいことをお話致します。
私立大学入試をたくさん受験する方へ
近年、大学受験者の数が減少傾向にある、というニュースは皆さんご存じかと思います。
2016年より、大規模大学における入学者の「定員を一定数に管理する」という情勢や今年始まった共通テスト…
旧来の受験常識が新しい受験常識に移行してきている中、難関校は受験せず自身にとって合格しやすい学校に志願する「超安全志向」型に志願者の傾向が推移しているというお話は、1度は皆さん耳にされたかと思います。
また、大学入試共通テストも実施要綱が変更されたりと、受験生にとっては大きな不安とストレスの多いシーズンが続いているなという感じを見受けます。
そんな情勢だからこそ、1年に1度の1発勝負にかける思いは皆さん強いはず。
そして、こんな情勢で大学受験する人生を選び、必死に勉強してきた皆さんは本当に素晴らしいと思います。
その努力を無駄にしないために、今一度皆さんにお伝えしたいことがあります。
受験期間、気づかずに陥る3つのパターンに注意!!
大学入試は高校入試と違って、受ける入試日程が大学によって異なります。
また、受験する学校が多ければ多い人ほどたくさんの受験日を控えていらっしゃると思います。
人によっては10校以上受験する方もいらっしゃるかもしれません。
そんな受験生ほど陥りやすいのが、「だれてしまう」ことです。
「だれる」とは主に、受験生が入試日前にやる気をなくしてしまうことを指します。
大学受験にはかなりの根気と体力を消費します。
経験している浪人生の方であれば、それが如何に大変かご存じかと思います。
現役生の子は初めての受験でその大変さが分かるでしょう。
だれてしまう受験生のパターン
志望度の低い大学の合格でだれてしまう
大学入試の入試日は、関東圏の大学であれば
「中堅私大→難関私大→最難関私大→国立大学」の順番で始まりますね。(大学、学部によって異なる場合があります。)
基本的には、大学のレベルが難関に近いほど志望度が高くなるでしょう。
そんな中、入試が進むにつれて第1志望だった最難関大学の入試日前に志望度の低い大学の合格通知が届いたりします。
半分以上の受験生はこの合格という2文字を見ると、安心感を抱くはずです。
この安心が気づかないうちに、気の緩みを生んでしまうのです。
これが、「だれてしまう」原因の1つ目のパターンです。
受験の疲れから受験を早く終わらせたいと思い始めてしまう
大学受験は自身が思っているよりも体力を消費します。
1年間勉強してきたから、今さら約半日~1日試験を受けて、それが何日も続くだけでしょ、と思っている方は大間違いです。
例えていうのであれば、試験は「模試」と一緒です。
模試が2週間で5~10回もあるなら、かなりしんどいと思います。
さらに、試験日当日には、広い試験会場に一人で試験に臨むことへの緊張感、周りの受験生を見たりすることからの焦り、試験会場への迷わない行き方、電車の時間、持ち物の確認などなど...
受験生は試験日以外でも非常に多くの神経を擦切らして過ごすことがとても多いのです。
一般的な受験生は、全ての試験が終わるまでに約2週間ほどかかります。
2週間そのような状態が続いていると、やはり体力だけでなく神力も低下し、ストレスから早く受験を終わらせたいという気持ちが出てきてしまうのです。
これが「だれてしまう」原因の2つ目のパターンです。
調子が出なかった日を最後の受験日まで引きずる
受験では志望度の高い大学から低い大学まで、様々な大学を受験します。
先程もお話したように、大学受験は基本的に「中堅~難関~最難関」の順番で試験が続いていきますので、初めの方の試験で手ごたえのなかった受験日があるとやはりへこみますね。
「志望度の低い大学だからいい!」と割り切ろう。
周りからはこんな声をかけてもらっても、やはりショックなのはショックですよね。
勝負に掛ける思いが強い子ほど、こうしたことがキッカケで後の試験でも自分の実力が出せなかったという方は多い気がします。
序盤の躓きが焦りへと繋がり、そこから睡眠時間を削って勉強するようになり、また焦りから夜も眠れず、次々と試験本番を迎えていく。
こうした悪循環が起こってしまい、本調子で試験に臨めないという状態が生まれてしまいます。
こうした要因が「だれてしまう」原因の3つ目のパターンです。
目先のことより今までの積み重ねを考える
大学受験の勉強において、本当に自分を極限まで追い込むことのできる人はごくわずかだと思います。
難関校が難関である理由は、単に試験の難易度だけによらないと考えています。
1年間、そこまで自分を追い込み努力し続けることのできる人間がごく僅かである、ということからも言えるのではないでしょうか。
単に勉強や知識の量だけでは合格を掴めないこともある。
それが「難関校」である所以でしょう。
皆さん、そんな難関校を受験するため、合格するため1年間必死で勉強を続け、辛いことも苦しいことも乗り越えてきたことでしょう。
だからこそ何百、何千時間も勉強のために費やし、何万問も解いてきた皆さんには、目先の焦りや合格がチラついたからといって気持ちを切らすことは絶対にやめてほしいと思います。
受験期間に甘えが出そうな自分がいたら、1年間の努力を思い出してみてください。
努力した量や期間はもちろん人それぞれだと思います。
しかし、それは紛れもなく自身が目標に向かって使った時間、努力です。
その努力してきた日を思い出し、甘えそうな自分に是非打ち勝ってください。
まとめ
いかかでしたか?
浪人生の方は既にご経験があって、ご存知の方も多いかもしれません。
現役生の方からすれば、まだ体験したことがないので懐疑的に思っている方もいるかもしれませんね。
1つだけ知っておいていただきたいことは、「受験は想像以上に体力を消耗する」ということです。
入試当日は試験を受けるだけではありません。
試験前日であれば、試験会場までの道のり、入試に間に合うよう電車の時間調べ、入試にもっていくものの確認。
試験当日であれば、広い教室で試験を受けることによる心細さや周りの受験生の雰囲気に飲まれ、過度に焦りや緊張を抱きながら試験に臨んだり。
「試験問題を解く」ということ以外にもかなりの精神力や体力を消耗しているのです。
そのような日が1~2週間、長ければ1ヶ月かかる受験期間は、自分の知らないところでかなり消耗していきます。
当然消耗した状態では、ベストコンディションで試験を受けていくのは難しくなりますね。
そこで皆さんには「こうなる自分がいるかもしれない、ということを自覚しておく」ことをオススメします。
自覚し、その対策を予め準備しておくことで、もし「3つのパターン」に陥りそうになった際に対処することができます。
そして自覚するためには自分のことを知っておく、「自己を分析」することが重要です。
武田塾小田原校では、勉強以外にもこうした「自己分析」の方法などについて指導しています。
「分析する」という力は、自身の受験する大学の過去問を分析したりする際はもちろんのこと、「自分が苦手としている分野の分析」や「自身が大学に合格するために必要なものは何か」など、効率的に勉強を勧める上で非常に必要となる力です。
また将来的に就職活動をすることになった際にも、この「自己分析」という能力は非常に重要視されます。
やり方を知らずにひとりで出来る人はいません。そんな時はぜひ1度、無料受験相談にお越しください。
皆さんの今年1年の努力が実を結び、輝かしい春をお迎えできますよう応援しています。
紹介動画:私大入試をたくさん受ける人へ「最後の日まで走り抜けて!」|受験相談SOS
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