こんにちは。武田塾御茶ノ水本校のめありーです。
昨日に引き続き、早稲田大学教育学部のE先生へのインタビューです。
(昨日の記事はこちら）
３．私が大事にしている指導のスタイル
私「ところで、英語を担当していたとのことでしたが、単語や文法は覚えてできるようになったけど長文が読めるようにならないということはなかったのですか？」
E先生「ありましたね。それは読み方をマスターするんです。私は特訓(指導)で長文の読み方をていねいに教えました。でも、やっぱり特訓は１週間に１回なので、その読み方を本当にきちんと理解できているか不安でした。もし分かっていなければ会わない間ずっと間違った読み方で長文をこなすことになりますから。また１週間後にまた教え直さないといけません。」
私「読み方にコツがあるんですね。それを習得したらいいんですね。ところで、
E先生がいつも特訓で心がけていることはなんですか？」
E先生「わからない原因を生徒と一緒に考えることです。わからない問題を解決するだけでは根本的な改善にならないからです。」
私「そうですね。武田塾の特訓(指導)の目的はわからない問題を解説することではなく、どうして行けば合格に近づくかを講師がサポートして行くことですからね。その通りだと思います。
４．最後に
私「今までの話を聞いて、E先生は生徒に寄り添う先生だということがよくわかりました。最後になりますが、受験生にアドバイスをお願いできますか？」
E先生「今、勉強に使っている時間を見直してください。タイマーを使って本当に勉強している時間を計ってみてください。例え机に向かっていても、ぼーっとしている時間、勉強とは関係ないものをいじっている時間はカウントしてはダメです。」
私「その時間は一回一回タイマーとかストップウォッチを止めるんですね。」
Ｅ先生「そうです。そうやってカウントしてみると、実はもっと勉強できるかもしれません。それからもう一つは、『取らぬ狸の皮算用』になってはいけないということです。できると思っていることが試験本番で本当にできるかどうかということをもう一度確認してみてください。それを把握した上で、残りの１、２ヶ月でなにをやればいいか優先順位を決めて勉強してください。ぜひ後悔のない受験をしてください！」
私「ありがとうございました！」
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