こんにちは! 武田塾御茶ノ水本校です!
「TOEICと英検どっちを受けたらいいんだろう・・・」
「大学受験で使える英語資格が知りたい」
今回はTOEICと英検の違いと、大学受験で使うならどっちがおすすめかご紹介します!
TOEICと英検の違い
TOEICと英検の違いを一言で言うなら、
「TOEICはビジネスシーンで使う英語、英検は社会で通用する英語」を測る試験です!
TOEICとは
TOEICは正式名称「国際コミュニケーション英語能力テスト」と呼ばれる英語資格試験です。
オフィスや日常生活における英語能力の測定を目的に行われています。
世界160カ国共通で実施されているので、グローバルスタンダードとして活用されています!
テストの種類
L&Rテスト(リスニング・リーディング)とS&Wテスト(スピーキング・ライティング)の2種類があります。
就活生や社会人が使うのは、多くの場合L&Rテストです。
大学受験で使う場合、両方のテストを受験する必要がある大学が多いです。
スコア評価
L&Rテストは合計990点(5点刻み)で評価されます。
英語のレベルに関わらず同じ試験で評価するので、英検と異なり合格や不合格といった指標はありません。
一般的にTOEICの550点以上が英検2級、
785点以上が英検準1級と同じくらいのレベルと言われています。
試験方式・場所・料金
L&Rテストはすべてマークシート方式で行われます。
毎月1回、全国12都市で開催されているので受験しやすいですね!
(北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・京都・大阪・兵庫・広島・福岡)
料金は7,810円(税込・L&Rテスト)です。
繰り返し受験する場合、割引制度もあります!
最初に受験して半年後から3ヶ月の間に実施されるテストのうち、1回が7,150円(税込)で受験できます。
TOEICのデメリット
まず受験で使える大学が少ないです。
大学受験で使える英語外部試験は、
4技能(リスニング・リーディング・スピーキング・ライティング)のスコアが
判断できるものだけに限定している大学が多いです。
TOEICで4技能のスコアを出すには、L&RテストとS&Wテストの2つを受ける必要があります。
そのため大学によってはTOEICのスコアを対象外にしている場合があり、
大学受験で使うためにTOEICを受けるのはあまりおすすめできません。
また内容も日常生活よりもビジネスシーンに寄ったものになっているので、
設問で登場する単語や背景が想像しにくいかもしれません。
英検とは
英検は日本英語検定協会が実施する、正式名称「実用英語技能検定」と呼ばれる試験です!
社会で通用する英語力を測定することを目的に作られています。
スコア評価
英検は5級から1級まで7つの級が存在します。
大学受験生の多くが取得するのは
準2級(高校中級レベル)、2級(高校卒業レベル)、準1級(大学中級レベル)のどれかです。
また英検CSEスコアという級を超えた共通のスコアも出ます。
大学によっては級ではなくCSEスコアで受験資格を判断する場合があるので、
受験案内をよく確認しましょう。
試験方式・場所・料金
英検は1次試験(リスニング・リーディング・ライティング)と、
2次試験(スピーキング)の2段階の試験があります。
コンピュータで受験する英検S-CBTなら1日で4技能の試験が終わります。
通常の英検は年に3回しか行われませんが、
S-CBTなら原則毎週土日に行われるので気軽に受験できます!
受験会場はどちらの方式も全国で開催されています。
受験料は級ごとに異なります。
英検 | 英検S-CBT | |
---|---|---|
1級 | 11,800円 | - |
準1級 | 9,800円 | 9,900円 |
2級 | 8,400円 | 9,000円 |
準2級 | 7,900円 | 8,500円 |
3級 | 6,400円 | 7,200円 |
4級 | 4,500円 | - |
5級 | 3,900円 | - |
英検S-CBTは1級・4級・5級が受けられないことに注意が必要です。
また学校などで団体受験をする場合、割引料金で受験できる場合があります。
英検のデメリット
級ごとに異なる試験を受けるので、
不合格になると仮に良いスコアが取れていたとしても資格として認められません。
また国内の試験なので、海外での知名度がTOEICに比べて低くなります。
大学受験で使うなら「英検」を受けるべき理由
使える大学が多い
TOEICは全国332校で採用されているのに対し、
英検は全国426校で採用されています!
英検が使える大学では、スコアに応じて英語の試験の得点に加算されるほか、
試験が免除になることもあります。
少しでも多くの大学で英語資格を活用したい方は英検がおすすめです!
TOEICはL&RとS&W両方受ける必要がある
TOEICが使える大学の中でも、L&RとS&W両方のスコアを利用する大学は250校、
L&Rだけでも受験できる大学は236校と少なくなってしまいます。
対して英検は大学側が要求する級やスコアを超えていれば受験資格になるのでわかりやすいです。
受験料はTOEICの方が安く見えますが、L&RとS&W両方受けると英検よりも高くつくので注意が必要です。
大学受験の練習になる
これは英検もTOEICでも同じですが、一般入試を受ける人にとっては受験の練習にもなります。
問題傾向は異なるので全く同じ対策では歯が立たない可能性が高いですが、
試験会場の雰囲気に慣れるという意味で受けることをおすすめします!
ただし高3の受験直前期は入試対策に全力を注ぐべきです。
直前期に英検対策と受験対策を同時に進めてしまうと、
どっちつかずになってどちらも失敗する可能性が高まります……
大学受験で使うなら英検を取ろう!
大学受験で使うなら、TOEICよりも英検を取ることをおすすめします!
高1・高2生は今のうちから英検2級や準1級を取っておくと
大学受験で有利に進められますよ!
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