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【講師伝授!】進級・進学前の春休み、過ごし方の気を付け方!

こんにちは!武田塾大府校のKです!

2021年度がようやく終わりを迎えようとしていますね。

多くの方は春休みに入っていると思いますが、3月末までは今と同じ学年なのでお忘れ無きよう(特に3年生ね!)

 

さて、何気に特別感がある春休み。みなさんは何をする予定でしょうか?

旅行、花見、ショッピング、etc…。春だからこそやりたいことは沢山ありますよね。

もちろん、勉強面でもこの春にやっておきたいことが沢山あります。沢山ありすぎて全てやっていると遊べなくなるくらい…。

なので今回は、「特にこれだけはやって欲しい!」ことと、逆に「これだけはやらないで…!」ということについてそれぞれお話しします!

 

 

やって欲しいこと=春休みの宿題!

まずはやって欲しいこと、すなわち春休みの宿題についてお話しします。

というか、宿題って「やって欲しい」を超えて「やらなければならない」であることは皆さんも分かっていますよね…w

では、なぜ皆さんも分かっているようなことを改めて書いているのか。

それは、分かっていても出来ていないことが多いからです。

 

私の持論を展開する前に、一つ皆さんに問いかけたい事があります。

皆さんにとって、「宿題をやった」といえる基準はどこですか?

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例えば、宿題に指定されている範囲を一通り解いて提出できるようにすること。

例えば、答えを丸写しして提出してしまうこと(普通にバレますよ)。

後者は論外として、皆さんは前者が理想的な宿題のあり方だと考えていると思います。

実際に私も武田塾の講師になる前はそう思っていました。

 

でも、教える側になったから分かります。

一通り解くだけでは全然足りません…!

 

例えば、数学の宿題をこなすときに1問はスッと解けない問題が出てきますよね?

宿題の基準で言えば、1度解いてみて間違っていたら解説をノートに写すだけでも充分評価されると思います。

解説から「ここが分かっていなかった」と分析できたら更に評価が高くなるでしょう。

では、宿題で解けなかった部分は解き直しましたか?

 

よく勘違いされますが、宿題は「成績(内申点)をつけるため」のものではありません。

そのような認識でいると、宿題のほとんどは無意味なものになってしまいます。

なぜならば、宿題は本来「問題を自力で解けるようにすること」が目的だからです。

そういう意味で、宿題を完璧にこなせている人はあまりいません。

 

宿題はあくまで自身の糧となるものです。

決して先生など評価する人の為にあるものではありません。

どうせやる必要があるならば、最大限に活かして欲しいです…!

 

↓次の記事では宿題の効果を何倍にも高める方法を書いています↓

https://www.takeda.tv/obu/blog/post-213097/

 

やると後悔すること=「朝の過ごし方」を崩すこと!

休みというのはどうしても生活習慣が崩れてしまいがちですが、これまた言うまでもなく、やってしまうと休みが明けてから後悔してしまうことの内の一つですよね。

生活習慣が崩れてしまう原因は色々とありますが、最も崩れる起点となりやすいのが「朝の過ごし方」の乱れです。

 

まず、人間はそもそも生活リズムが崩れやすい生き物です。

というのも、私たちの体内時計は「1日=約25時間」と設定されており、24時間周期と1時間のズレが生じています。

そのズレをリセットするのは、朝日の光を浴びることと朝ご飯を食べることによる刺激です。

従って、朝の過ごし方、特に起きる時間と朝食のリズムを変えてしまうと、次のようなことが起こります。

 

起きる時間が遅くなる→寝る時間が遅くなる→起きる時間が遅くなる→…

遅くまで動画を見てたり友達とゲームしたりしたいという気持ちはよく分かります。

しかし、起きる時間、もしくは寝る時間のどちらか一方が遅くなれば、当然ながらもう一方も遅くなりますよね。

 

私の経験上、リズムが崩れた状態を3日以上続けると、それを元に戻すのがとてもきつくなります。

これは、脳が「元々の生活リズム」と「崩れた生活リズム」のどちらが正しいかについて分からなくなるためです。

逆に、生活リズムが2日間崩れても3日目で直すことが出来れば、その後の生活がきつくなることはありません。

(ちなみに、2日間の昼夜逆転生活の後に2日間の昼夜正常生活に戻ると、体内リズムもすぐに正常に戻るという実験結果があります。)

ja (jst.go.jp) 

従って、生活習慣を崩すなら2日間だけにして、それ以外はいつも通りに起きて生活するよう心がけましょう!

 

朝ご飯を食べなくなる→エネルギー不足で疲れやすくなる

朝の生活リズムが崩れると朝食を抜いてしまう人もいるのではないでしょうか?

もしかしたら、そもそも朝ご飯を食べる習慣が無いという人もいるかもしれませんね。

しかし、朝ご飯はエネルギー不足に陥っている身体を回復するためにとても必要なものです。

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そもそも、何故人は朝にエネルギーが不足するのかご存じですか?

まず、人間の脳は睡眠中でも活動しているというのは有名な事実だと思います。

その他にも、睡眠中には昼飯・夕飯に食べたものを消化していたり、呼吸・心筋運動を行っていたりと、起きている時となんら変わりの無い活動を行っています。

しかし、眠りながらご飯を食べられる人なんていませんよね…。

それ故に、人は朝にエネルギー不足に陥ってしまうのです。

 

さて、エネルギーがないということは、それだけ身体を動かすことも疲れを癒やすことも出来なくなります。

その習慣が続いてしまうと身体の疲れが慢性化してしまい、生活リズムをさらに崩しやすくなってしまいます。

また、これも私の経験によるものですが、一度朝ご飯を食べない習慣を作ってしまうと、朝ご飯を無理矢理食べようとしてもまずくて食べられなくなってしまうため、やはり元の習慣に戻すには相当の苦痛を伴います。

従って、どんなに夜更かしをしても、朝にはちゃんと起きて朝ご飯を食べる生活リズムはなるべく崩さないようにしましょう!

 

最後に

いかがでしたか?

今回は、やって欲しいこと(宿題)・やらないで欲しいこと(朝の乱れ)についてお話ししました。

自分の中では当たり前だと思っていても、いざ言われてみると思っていた以上に深い…、なんてことも良くありますよね。と書くくらいには深めにお話ししたつもりです。

春休みは、文字の通り「休み」であると同時に、新たなスタートへの「準備期間」でもあります。

皆さんが心地よい休みを過ごせるよう、有意義な準備をできるよう、心から願っております…!

 

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