こんにちは。武田塾王子校講師の木村です。
2021年5月より講師、
2022年2月より講師リーダーとして働かせて頂いております。
武田塾王子校の自習室では多くの高校受験・大学受験生が
一生懸命自主学習をする様子が見受けられます!
このブログをご覧になっている受験生の皆様も
最後まで諦めずに志望校合格を目指してください!
私のブログでは、
特に旧帝国大学や早慶を始めとする
最難関国立・私立と言われる大学の紹介や
共通テスト・国公立大学2次試験対策法、
5教科7科目の勉強法を取り扱う予定です!
さて今回は、第2弾ということで、
前回のブログで紹介しきれなかった、
③社会科目のそれぞれの特徴(政治経済・地理)
④社会の選択科目それぞれに適している人物像
(日本史・世界史・政治経済・地理)
に関して、情報発信をしていきたいと思います!
もし前回のブログ、
【後悔しない大学受験】社会の選択科目はどれがおすすめ?
https://www.takeda.tv/o-ji/blog/post-251974/
をご覧になっていなければ、
上記のリンクから飛んでいただければ、
今回のブログの趣旨を掴むことができます!
★前回のブログのアウトライン★
①選択科目を決めるうえでの注意点
➢そもそも大学受験において選択科目を決める際には、
社会科目の全てから好きなものを選択できるわけではありません!
『まずは自分の志望校の受験科目を確認し、
どの科目が使えるか確認しましょう。』
②社会科目のそれぞれの特徴(日本史・世界史)
➢基礎的な学習が比較的早く終わるのが日本史です。
➢世界史は日本史に比べて、
基礎を完成させるまでに時間がかかります。
更にこのブログでは、ただ社会選択科目の特徴を紹介するだけでなく、
受験する大学のレベル帯によるおすすめ度合いもお教えするなど
役に立つ情報をたくさん伝授しますので、是非最後までご覧になってください!
政治経済
前回のブログでもお話したように政治経済を選択した場合は、
受験することができる大学・学部が世界史・日本史を選択した場合より限定されます。
日本史・世界史ならたいていの大学・学部で使えますが、
地理・政治経済だと使える大学・学部が限られることがあります。
↓↓↓政治経済で受験不可能な大学・学部の例↓↓↓
・慶應義塾大学
・早稲田大学の文学部 / 文化構想学部 / 国際教養学部 / 教育学部 / ...
・上智大学
・津田塾大学
etc
政治経済を社会科目として選択すると、
これらの有名難関大学が選択肢から外れるので、
受験勉強を始める前に必ず確認しておきましょう!
特に面白いのは、2021年の入試改革以前は、
早稲田大学の政治経済学部が学部名に、
"政治経済"と入っているにもかかわらず、
政治経済が社会選択科目として使えませんでした...。(笑)
(※2021年度の入試改革以降は選択可能です。)
そして政治経済の特徴は何と言っても、
政治経済が日本史や世界史に比べて、
圧倒的に暗記量が少ないことです。
それは参考書を見れば一目瞭然です。
例えば日本史は、
「石川の実況中継シリーズ」が4冊分で
基礎の全般を網羅しています。
世界史は「ナビゲーター世界史」が4冊分で基礎の全般を網羅しています。
それに対して政治経済は「畠山の爽快講義」or「蔭山の政治経済」、
どちらか1冊で基礎の全般を網羅できるのです。
政治経済はこのように暗記量が少なく負担が少ないので、
逆転合格を狙える可能性は高いです!
ただ、暗記量自体は少ないですが、
1つ1つの用語は難しかったり
最新の時事ネタの知識も必要だったりするので、
政治・経済に興味がない受験生にとっては厳しいかもしれません。
また経済分野では計算も出たりするので、
数学が大嫌いな受験生は向いてないです。
あと政治経済は世界史や日本史に比べて平均点が低いです。
「平均点が低いから難しくて無理だ~!」
ではなく、
平均が低い政治経済で高得点が取れれば、
早稲田大学などでは得点調整でむしろ差を付けることができる
可能性があるということです。
政治経済の注意点は、
参考書・教科書に出ていない時事問題が出ることです。
ですから日々アンテナを張って、
ニュースや新聞、コラム欄などの情報を毎日読むようにしましょう。
地理
政治経済と同じように、
私立大学受験の場合は社会選択科目として地理を認めない大学・学部が
結構な数存在します。
私立大学文系学部の国語・英語+1科目(選択科目)では、
1. 日本史B・世界史B
2. 政治経済
3. 数学ⅠA・ⅡB
4. 地理B
の順番のように地理Bを選択科目として
受験できる大学・学部は減っていきます。
しかしながら、学習院大学は文学部のように
比較的難関大学に区分される大学・学部でも
地理受験が可能なところは存在します。
ほかにも、国公立大学志望で共通テストの際に、
社会科目から2科目選択する場合や、
2次試験で東京大学のように地理受験が認められている場合は、
世界史・日本史+地理にするとよいかもしれません。
社会選択科目は結局どれがオススメなの?
どれがオススメかは、
得意不得意や好き嫌いなどで変わってくるので、
一概に"これ!"というのはありません。
ただ、せっかくなので、
どういう人にどの科目をオススメするかを書いていきます!
日本史をオススメする人
・日本の歴史が好きな人。(三国志や大河ドラマ)
・小学校 / 中学校の頃に歴史が得意で基礎知識がある人。
・中学受験している人。
世界史をオススメする人
・世界や世界の歴史に興味がある人。
・暗記が得意な人。
政経をオススメする人
・暗記が苦手な人。
・高校でも政治経済の授業が選択できる人。
・志望校で政治経済を使える大学を選べる人。
・政治や経済に興味がある人。
・新聞を見る習慣がある人。
地理をオススメする人
・世界史を選択する人。
・何となく世界情勢を理解している人。
・東京大学を受験する人。
それぞれの特徴を踏まえた上で、
自分に向いている科目を選びましょう!
どれも興味がなく、
決められない人は
学校の担任や通っている塾・予備校の先生、または先輩
に相談してみよう!
個人的にそういう人は「政治経済」がオススメです!
なぜなら暗記量が少なく逆転合格しやすいからです!
まとめ
今回は、
③社会科目のそれぞれの特徴(政治経済・地理)
④社会の選択科目それぞれに適している人物像
(日本史・世界史・政治経済・地理)
について紹介しました。
少しでも好きなものや、
興味があるものを選ぶのが、
なんだかんだ言って一番良いと思います。
「好きこそ物の上手なれ」
ってことわざもあるくらいですからね。
※「好きこそ物の上手なれ」とは、
『どんなことであっても、
人は好きなものに対しては熱心に努力するので、
上達が早いということ。』
授業を聞いたり参考書を読んだりする中で、
へーっ、そうなんだ
知らなかった!面白いかも...。
そう思える科目を選ぶと、
暗記量も苦にならないかもしれませんよ!
この記事を読んで少しでも政治経済・地理に興味を持っていただければ幸いです!
他にもたくさんの大学受験に関する情報を発信していきますので、
志望校決定の際の参考にして頂ければ光栄です!
また、受験勉強関して相談できずに困っている方は、武田塾王子校に是非相談しに来てください!
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