【2024最新版】私立獣医学部の前期入試難易度を徹底比較!
こんにちは、武田塾中野校です!
今回は、現役で私立獣医学部に通う講師が、
全国6校の獣医大学の前期入試難易度について比較しました。
受験生の皆さんは、獣医学部に合格するための勉強に一生懸命で、
それぞれの大学について調べる余裕がないと思います。
今回はそんなみなさんのために、
入試難易度を徹底的に比較したので、ぜひ最後までご覧ください。
そもそも獣医学部の、ほかの学部と比較した難易度は?
獣医学科の入試難易度は、あまり知られていませんが高い部類に入ります。
単純倍率でいうと、医学部の次に難関です。
浪人:現役=6:4
全国の割合としてはこのくらいですが、
この4割の現役生のうちの推薦が占める割合が高いです。
実際に一般入試で獣医学科に入学できる人はあまりいません。
筆者の大学も例外ではなく、大体この割合通りです。
相当な熱意と気合で勉強に挑む必要があります!
獣医学部のある大学は?私立は全国6校!
獣医学部のある大学は、全国に18校しかありません!(2023/7/1現在)
国立:北海道大学、帯広畜産大学、岩手大学、東京大学、東京農工大学、岐阜大学、鳥取大学、山口大学、宮崎大学、鹿児島大学
公立:大阪府立大学
私立:酪農学園大学、麻布大学、北里大学、日本大学、日本獣医生命科学大学、岡山理科大学
全18校のうち、私立はわずか6校!私立獣医学部受験生にとって、選択肢はとても限られています。
にもかかわらず、入試日程が毎年どこかしらは被っていて、
しかも前期日程はほぼ連続して2月頭に実施されます。
なので、5校しかないのにさらに前期に受験できるのは最大でも3校ほど、
というのが現実的なんです。
難易度を偏差値だけで決めるのは危険?倍率も重要!
現役で獣医学部に通っている私ですが、
受験生の時、受験する大学を選ぶために、
偏差値を軽く調べて、あとは入試日程と雰囲気で決めました。
結果、4校中3校に合格をいただいたのですが、
入試方式によって倍率が変わることを知らず、
倍率が高い入試を申し込んでしまい、
その入試は不合格でした。
もちろん実力不足で不合格だったのは変わりありませんが、
倍率がそこまで高くない入試方式もあったので、そちらを受験していたら、、
と若干後悔しました。なので、偏差値だけではなく、
倍率も調べてから受験することを強くお勧めします!
獣医学部の前期入試の、偏差値・倍率を合わせた一覧表(2023年度)
獣医学部の偏差値と倍率(いずれも河合塾参照)を、
前期入試で比較しています!
獣医の偏差値で調べるといろいろな値が出てくるのですが、
河合塾の偏差値が難関大受験生にとって一般的なので、
河合塾の偏差値で比較しました。
大学名 | 前期入試偏差値(2023) | 倍率 |
日本獣医生命科学大学 | 62.5 | 6.9 |
麻布大学 | 60.0 | 5.0 |
日本大学 | 57.5 | 5.3 |
北里大学 | 57.5 | 4.4 |
酪農学園大学※ | 57.5※ | 42.2※ |
岡山理科大学 | 55.0 | 4.2 |
※酪農学園大学は前期の一般入試が廃止され、2023年度は共通テスト利用入試のみだったので、そちらを掲載しています。
前期入試の偏差値
偏差値は、55.0~62.5でした。
第一位は日本獣医生命科学大学!
第二位は麻布大学。
第三位は日本大学、北里大学、酪農学園大学で、
最後に岡山理科大学という結果でした。
河合塾の偏差値ランキングを見ると、農学系では獣医学科の偏差値がトップに君臨していました。
ほかの私立理系学部と比較すると、
日獣・麻布は、MARCHより上で、理科大・上智の看板学部や医学科の下位層と同程度で、早慶看板学部よりは下、という立ち位置です。
日大・北里・酪農学園・岡山理科は、MARCHと同程度の偏差値です。
前期入試の倍率
倍率は、4.2~6.9でした。
獣医生命科学大学は、偏差値も一番高いうえに、倍率も一番高いです。
人気もあり、合格者数もほかの大学よりも少ないので、倍率が高いです。
さすがですね!やはり不動の第1位です。
麻布大学、日本大学は、偏差値は若干違いましたが、
倍率はどちらも約5倍で同程度でした。
麻布大学は合格者数が日大よりも多いので偏差値は麻布のほうが高いものの、
倍率は日大と同程度、という結果になっているのではないでしょうか。
北里大学、岡山理科大学は、偏差値は若干違うものの、
倍率はどちらも約4倍で同程度でした。
酪農学園大学は、前期入試が廃止されてしまいました。
そのため、42.2倍という、法外な値になっています。
酪農学園大学を受験される方は注意してくださいね。
ちなみに筆者は2019年度受験生で、酪農学園大学はまだ一般入試がありました。
運が良かった世代かもしれませんね。
最近は、一般入試がなくて倍率が高すぎるので、酪農学園大学をあきらめる生徒が多くいる印象です。
前期の総合的な入試難易度は?大雑把に!
この2点を総合すると、
第1位 | 日本獣医生命科学大学 |
第2位 | 麻布大学、日本大学 |
第4位 | 北里大学、岡山理科大学 |
※酪農学園大学は順位付け不能。
と、評価しました!
大雑把な評価ですが、細かい偏差値の差や倍率の差は考えなくても良いと思います。
なぜなら、年によって偏差値や倍率は多少変化することがあるからです。
あくまで掲載したのは2023年度の結果で、
自分が受ける年の入試も同じような結果になるとは限りません。
麻布大学と日本大学は、偏差値の違いがあるものの、
総合的に見れば同じくらいのレベルとして判断できそうです。
北里大学と岡山理科大学も同じ理由です。
とはいえ、前期は難易度に大差はないです。
日本獣医生命科学大学は別として、1校受かる実力があれば他も大体受かると思います。
なので、入試難易度よりも、入った後の学校生活や将来を見据えて受験校選びをした方が絶対に良いです!
後期入試難易度 偏差値・倍率 一覧表(2023年度)
後期入試や偏差値や倍率が若干変化します。
大学名 | 後期入試偏差値(2023) | 倍率 |
日本獣医生命科学大学 | 62.5 | 19.0 |
麻布大学 | 57.5 | 28.3 |
日本大学 | 60.0 | 35.0 |
北里大学 | 57.5 | 6.8 |
酪農学園大学 | なし | なし |
岡山理科大学 | 55.0 | 7.9 |
(後期として記載していますが、大学によって名称や時期は異なるので、詳しくは募集要項をご確認ください。)
後期の総合的な入試難易度は?
第1位 | 日本大学 |
第2位 | 日本獣医生命科学大学 |
第3位 | 麻布大学 |
第4位 | 北里大学、岡山理科大学 |
後期は日本大学が一番難易度高かったですね!35倍は震えます。
麻布の28倍も相当怖いですね。
ちなみに去年、新宿校で何度か特訓を担当した生徒が麻布の後期に合格されていて、
非常に感動しました。28倍を勝ち抜くなんてすごいですよね。本当によく頑張っていました。
後期は北里、岡山理科は他と比べると圧倒的に受かりやすいです!
後期受験を検討している方はぜひこの2校がオススメです。
入試問題との相性もあるので、入試難易度だけを当てにしないように!
入試問題の相性もあるので、前述したような入試難易度だけがすべてではありません。
簡単な問題を確実にたくさん取って高得点争いに強いのか、
若干難易度が高い問題を取り合う争いに強いのか、
共通テストに強いのか、などという受験生本人のタイプに左右されます!
入試問題についての分析も記事にするので、ぜひご覧ください!
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