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受験勉強をいま始められない5つの理由

受験勉強をいま始められない5つの理由

 

前回は、勉強をいま始める5つの理由を紹介しました。

 

そうはいっても、なかなか踏ん切りがつかない、というのが実際のところ。

 でも、ではなぜ始められないかというと、実はハッキリとした理由がない、なんて状態ではないでしょうか?

 

 何が障害になっているのか、何を嫌と思っているのか、それを規定してみることが、行動の第一歩になります。しっかりと考えてみると、障害に感じていたことが案外障害ではなかったと気付くこともあります。

 今回はよく聞く、受験に切り替えるためのハードルを5つ取り上げます。

 

 

  1. 部活が忙しい
  2. モチベーション、やる気が湧かない
  3. 大学でやりたいことがわからない
  4. なにから手をつけたらいいかわからない
  5. 周りがまだ受験勉強していない

 

 

 

ⅰ部活が忙しい

 

サッカー、野球、水泳、吹奏楽、演劇、etc...

全国大会に行くレベルの学校になると、週5,6日練習は当たり前。

 

学校が終わったらすぐに部活動で、終わるのが夜の7時! 帰って、ご飯食べて、気付いたらもう夜の10時。もう勉強している時間がない!

 

なんて状況かもしれません。

でも、本当に勉強する時間はないのでしょうか?

 

・起床から登校まで

・通学の電車

・学校の休み時間

・帰宅してから寝るまでの時間

 

探せば結構時間はあります。

毎日部活をやっている人でも、隙間時間の合計は2-3時間はあるはずです。

7日部活動をしていることはほとんどないはずなので、休みの日を考えれば週に20時間くらいは確保できるはず。

 

学校に部活に大忙しなのに、合間の時間まで勉強したくない!

 

という気持ちもわかります。

でも、そこが大きな分かれ目でもあります。

 

部活動で全国上位に入るような学校は、部活だけではなく勉強にも力を入れています。

有名所では大阪桐蔭。甲子園の常連ですが、偏差値の高さでも有名です。

優秀だから文武両道ができるのではなく、やるべきことをやり抜こうとするから、結果としてそれが可能になるのではないでしょうか

 

受験は他の受験者よりいかに点数を取れるかの勝負なので、勉強への意識では負けないくらいのつもりで進めていきましょう。

 

 

ⅱモチベーション、やる気が湧かない

 

勉強に関してよく相談されます。

 

結論からいうと、解決策はありません。

なぜかといえば、そもそも受験勉強の障害になっていないからです。

 

受験に真剣に取り組んでいる人たちは、確かに、「やる気にみなぎっているように見える」。

でも、やる気とはモチベーションって、そもそもなんでしょう?

 

おそらく、「何かを取り組むために必要な精神状態」といったイメージがあるのではないでしょうか。

ところが、やる気がないとできないものはほとんどありません。

・仕事

・家事

・買い物

・ゲーム

などなど。

社会人は、やる気があるから仕事をしている、というよりは、必要だからやっている。ついでにやりがいなどがあったりなかったりする、というのが実際のところです。

 

やる気ないから今日は仕事しません。

なんて通らないですよね。

 

やる気がある、というのは、せいぜいのところ、「それに取り組む上で、阻害要因がない」といった程度の意味合いしかありません

となると、やる気がないとはその逆なので、「それに取り組む上で、阻害要因がある」ということになりそうですが、これは本当でしょうか。

 

例えば、緊急の用事などで本当に勉強をしている場合ではないときは、そもそもやる気云々の話にはなりません。

「やる気がない」という意識は、勉強ができる状況で、その阻害要因がないにも拘わらず、やらないときに出てくる言葉。

要するに、言い訳です。

 

やる気スイッチなんて都合の良いものも存在しません。

 

「そうは行っても、やる気がないと集中力が続かない」なんて意見もあるかもしれません。

でも、そこまで集中していなくとも、ある程度は勉強を進めることができます。

気が散る、集中できない、と「やる気が湧かない」は全く別のことです。

 

やる気を言い訳にしている人のうち、座って参考書を開いている人がどれだけいるでしょうか。

やる気のない社会人でもオフィスに来て上司にせっつかれれば、効率は悪くても仕事をします。

 

問題はやる気の有無ではなく、やるか、やらないか、それだけです。

 

 

ⅲ大学でやりたいことがわからない

 

そんなものです。

 

本当に自分はこの学問を勉強したい、という強い想いで進学する方はわりと少ないのではないでしょうか。“強いて言えば”これに興味がある、くらいのものでしょう。

 

・本が好きだから日本文学

・外国に興味があるから国際文化

IT化の時代だから情報系

・将来メディアで働きたいから政経

 

明確な目標があればそれに越したことはありませんが、ないからといって勉強ができないわけではありません

大学に進学をするつもりならば、まずそこが第一。文系か理系かくらい決まっているならば、始めるだけ始めましょう。

悩み続けても解決はしません。悩んでいるということは、答えがないからそうなっているわけです。

塾に来て、話を聞いているうちに、講師が専攻している学科に興味を持った、ということもしばしばあります。

動けば何か見つかることもありますし、時期になれば嫌でも決めざるを得ません。

やりたいことは後回しでいいので、進学するならまずは勉強を開始しましょう。

 

 

ⅳなにから手をつけたらいいかわからない

 

受験って実際なにをすればいいかわからないものですよね。

とりあえず参考書を買いに行ってみたものの、自分にとって必要なのはどのレベルからなのか。Next Stageや青チャートなど、聞いたことはあるけれども、やってみたら難しすぎる!

 

どのレベルから始めるのか、というのも大切ですが、そもそもどんなスケジュールで進めればいいのかも、現役の高校生にはなかなか想像もつかないはず。

一般的には夏までに基礎を固める、なんて言いますが、でも基礎が固まっているってどういう状態? 基礎を固めるためには具体的にどうすればいいの?

実はこれを本当に具体的に伝えられる塾・予備校はほとんどありません。

 

夏までにここならば、春にはどこまでできていればいいのか。そのために、二年の冬はどう進めればいいのか。

季節ごとの目標を達成するためには月単位の目標を達成していかなければなりません。

月単位の目標を達成するためには、一週間単位、そのために一日単位で正しく目標を設定して、実行しなければなりません。

 

現役で始めて受験を始ようとしている人が、何をすればよいか正確に把握するのは至難です。

武田塾は、目標に対していまからどう進めるのが最適か、逆算して一日単位まで何をするべきか、それをどうすれば達成できるかを指導しています。

 

何をすればいいか、わからなくて当たり前で、わかっているつもりだったらそれこそ問題なので、まずは受験相談に来てみてください。

 

 

ⅴまわりがまだ受験を始めていない

 

クラスメイトがまだやっていないから大丈夫、というのは、非常にありがちですが、本来比べるべきは、自分が志望するレベルの受験者です。

早慶に合格する人はいつから受験勉強をしているか、MARCHに合格する人はどうかを考えて進めていきましょう。

 

当たり前のようにMARCH以上に合格する進学校の生徒は、一年生のころから学校では受験想定の問題を解いている上に、本格的に受験を始めるのも早い。それを意識して、逆算していきましょう。

 

 

そうはいっても、やっぱり受験勉強を始めようという気にならない方へ

 

上記の理由は、結局のところ、受験を先延ばしにする言い訳であり、根本的な原因ではありません。では、その根本的な原因とは何かといえば、結局は「やりたくない」からでしょう。

そもそも、勉強をやりたい、面白い、と思える人はほとんどいません。仕事と同じく、必要だからやっているにすぎません。

その億劫に感じている気持ちは自分の本心なので、これを自分でどうにか変えるのはとても困難です。一方で、多くの高校生が、「やらないといけないとはわかっている」ことも事実。

自分一人で乗り越えなくて構わないので、まずは塾に来てみてください。

自習室で頑張っているライバルを見るだけでも、きっかけになるかもしれません。

 

きっかけは待っていても来るかわからないので、探しにはいきましょう。

動き出してみれば、結果は後からついてきます。

 

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