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逆転合格できる科目バランス
科目バランスは大事！
みんなが思ってる科目バランスと、我々がこれから話す科目バランスは違います。
結局、主要科目にしっかり時間を割きましょうとか、
大事な英語・数学をやれよとかって話でしょと思ってると思いますが、
今回はちょっと違います！
是非読んでください！
何かを得るには何かを失う
何かを得るためには何かを失うしかない！
これはみんな経験してるかもしれないし、これから先の人生でもいろんな局面が出てくるでしょう。
一番良くないのは、全てを取ろうとしてどれも捨てられなくて、
全てを得ようとして結果的に全てを失ってしまうという事。
本当に自分にとって何が大事なのかを見極めて、それ以外はもしかしたら捨てる判断も必要になります。
今回で言うと、自分が今勉強すべき科目を明確にしよう。
12時間勉強するとなった時に、英語5時間、数学5時間、他の科目3時間と
そんな感じで行きましょうとか一般論に当てはめても、ここから先はなかなかうまく行かないです。
なので、君にとって今の最適解は何なのか？を改めて考え直してほしいです。
例えば受験相談をしていて一番多いのが、英語・国語・社会の私立文系型の人から受けた質問で、
『それぞれの科目が大事なのでバランスよくやっていますが、でも英語が大事なので、
1日12時間あるうちの半分を英語に使っています。
残りの6時間をうまく調整して国語と社会をやっていて、社会を3時間、国語を3時間という
12時間の使い方をしています。』というケース。
一見別にバランス良いんじゃない？と言う感じですが、これが良い判断かどうかは、
その人の実力を見ないと何とも言えません。
一見バランスが取れていて一般論としては良さそうだけど、
その人の実力は？という事で、模試や実際にやっている参考書で判断をしていく。
そうするとなんと、国語は現代文・古文・漢文もできてて、英語と社会がガタガタでした。
特に社会が覚えきれてないところが多く、なんなら受験生なのにまだ全範囲が終わっていない。
この時期にも関わらず、結構危機的な状況にありました。
その科目バランスが正しいかと言ったら、むしろ全然間違ってる。
この人の場合はどういう風に変えたかと言うと、英語6時間、社会5時間、国語1時間となりました。
だいぶ国語を削って、日によっては国語30分の時もありました。
どうやって国語をそんなに減らしたかと言うと、毎日問題演習をしていたのをほとんどやめ、
特に得意な現代文は3日に1回にして感覚が鈍らないようにするとか、
古文漢文はまだ抜けてしまいそうな知識の所だけしっかり確認するとかにして、あとはノータッチ。
『今まで毎日問題演習に触れていたし、現代文を安定させるために、しっかり毎日解いた方が良い？
過去問に取り組んだ方が良いのでは？」と聞かれたけど、
『君の場合はそれは適切ではなくて、国語1科目入試ならいいけど、3教科の総合点で受からないといけない。
こうなってくると世界史がこのままだと間に合わないプランになってしまう！
国語のここからの伸び幅は切るしかない、捨てよう』という事になりました。
その人は国語が好きだったけど、泣く泣く捨ててもらって、国語のペースを落とすことによって
点数が下がっても取り戻せる確信があったので大胆に削りました。
こういった判断が各自必要になってきます。
アクセルとブレーキのバランス
アクセルとブレーキのバランスには気を付けてほしいです。
各科目ごとにあると思いますが、先程の人だと英語はアクセルをもっと踏んで状態、
国語はブレーキ強め、社会はアクセル全開！と言う感じで、
ここのアクセルを踏むかブレーキを踏むかの判断によって受験勉強のバランスという運転がうまく行くかということになる。
特にアクセルはもっとやった方が良いとかは分かりやすいけど、
ブレーキを踏めない人が多いです。捨てた方が良いとか見切るという事。
国語の時間を失うことによって社会の時間を得ることができる。
時間の交換というところがうまくできるか。
1個1個の科目を頑張っても、科目間のバランスがアンバランスになっていると受からない。
単体で見るのではなくトータルで俯瞰して今のバランスはどうなのか、
そして時期によっても変わるので、皆さんが思ってる以上に結構真面目に考える必要があります。
時期によっても変わるというのが大事で、さっきの人は極端に方向を変えましたが、
1ヶ月後はまたバランスを変えようと思っています。
社会が追い付いてきたら、今度は英語をもっと増やす可能性がある。
それはその時のその人の状況を見て判断しますが、常にそのように状況は変わるから、
その時その時の最適な判断は何だろう？と言うのをみんなに考えてほしいと思います。
なんでこんな話をしているかと言うと、君たちがせっかく頑張ってくれているのに、
その頑張り方次第で、同じ努力量だったとしても君の受かる大学が変わっちゃうから！
せっかく頑張ってたのに科目バランスを間違えて、本来やらなくていいところにどんどん時間を投下しちゃって、
せっかく頑張ったのに志望校に届きませんでしたというそんな悔しい思いをしてほしくないので、
是非もう一度考えてほしいと思います。
分散させすぎない
得意科目ばっかりやってしまうとかありますが、科目の中でも同じことが起きがち。
科目の中でもバランスが重要だけど、捨てるべきなのに好きだからやってしまう人もいると思います。
例えば英語でも今単語に集中すべきなのか、熟語に集中すべきなのかもしくは文法なのか、
めちゃくちゃ難しい判断。全部一気にやるのは無理だから1個に集中しよう。
結構きっちりしてる人ほど、単語はこの時間、次は熟語、解釈と言う感じで全部に
しっかりと時間を振りすぎてる。全部均等なはずがないです。
この時期になるとどれかは伸びているけど、どれかは足りない。
それを見極めて伸びていないものに集中投下して自分のリソースを割いてかないともったいないことになります。
得意不得意もありますし、あんまり分散させすぎると伸びるスピードが遅くなって
余計後で大変になるので、今集中したい科目を多めに時間配分するというのはやってほしいなと思います。
↓こちらの動画を参考にしました！
まとめ
今回は、「勉強の科目バランスを間違えると志望校合格は困難！」について紹介していきました！
何かを得るためには何かを捨てよう、これは受験の科目以外の話でも言えます。
本当はもっと友達と過ごしたい、もっと楽しい時間を過ごしたいとか
好きなゲームをしたいとかいろいろありますよね。
しかし、今それを捨てるのに必要な時期になってきたんじゃないかなと思います。
本来は君たちの好きなことをやって楽しんでほしい。
楽しく日々を過ごしてもらう方がいいし、みんなそうあってほしいと思います。
でも今それを我慢することによって、君が受験が終わった後、
それ以上に得られるものがあると思うからこそ、受験を頑張ってもらいたいと思います。
君の受験を応援しています！
ですが、「科目のバランスを選べない・・・」「勉強の仕方が分からない・・・」
というような方もおられるのではないでしょうか？
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