三鷹駅・武蔵野市周辺にお住まいの皆様、そして三鷹駅ユーザーの皆さまこんにちは!
武田塾三鷹校(0422-38-7760)の小川です!
惜しくも第一志望に合格できなかったが、もう一年浪人してでも第一志望校に行きたい。そこで浪人をするか否かで迷いますよね…。
しかし、仮に浪人を決意しても、親は「今年受かった大学に行かないと浪人は認めない」と言ってきて……あるいは、自分としても翌年全落ちしてもう一年浪人を重ねるのは絶対に回避したい……そういった場合に「仮面浪人」が検討されることになります。
受かった大学に入学して大学一年生として授業を受けながら、来年度での第一志望校合格を目指して受験勉強を進める「仮面浪人」は、1人の学生が「大学生」と「浪人生」という実質2人分のタスクを抱えながら1年間を過ごすため、様々な困難がつきまといます。
この記事では、武田塾講師の仮面浪人経験者の体験も参考にしつつ、仮面浪人をする人に伝えたいアドバイスや、実際に仮面浪人をしていく上での注意点をまとめていきます!
仮面浪人に挑戦する受験生へのアドバイスは、この武田塾チャンネルの動画も視聴してみてください!!
仮面浪人アドバイス①大学の授業にかける時間と受験勉強にかける時間のバランスを取る
仮面浪人として勉強を進めていくうえで最も大きな障害となるのは、仮面浪人先の大学の授業です。毎週一定の時間が授業時間として取られてしまいますし、試験期間中は単位を取得するためにそれ以上の勉強時間が要求されます。ですから、大学の授業と受験勉強をうまく両立することが重要です。一年後の受験終了時に仮面浪人先の大学で進級しなければならないか、そうではないかによって作戦は変わってきます。
受験終了時に仮面浪人先の大学で2年生に進学していなくても良い場合
仮面浪人先の大学を休学すれば、予備校に通っている浪人生とほとんど同じ時間を受験勉強に費やすことができます。
一年間を丸ごと休学すると勉強時間が増える一方で留年がほぼ確定し、「受験に失敗した場合に来年度から復学できる」というアドバンテージが薄れてしまいます(仮面せずに浪人して第二志望の大学に進学するのとあまり変わりませんし、留年歴がつかない分仮面しない方が良い、という考え方もできます)。また、仮面浪人を望んでいる両親から一年間の休学を認めてもらうのは難しいという現実的な可能性もあります。
そこで上で紹介した武田塾チャンネルの受験相談SOSでは、「後期だけ休学する」という折衷案を紹介しています。前期は単位を取得して後期に休学することで受験に失敗してしまった後の復学をスムーズにしつつ、「後期の大学の試験期間」と「センター試験」・「前半の私立大学入試」のヘビーなバッティングを回避することができるというわけです。
受験終了時に仮面浪人先の大学で2年生に進級しなければならない場合
仮面浪人先の大学でそのまま2年生に進級して(合格できなかった場合)スムーズに卒業を目指すならば、仮面浪人中も授業に出席する必要があります。休学する場合と比べて(理系学部の場合は特に)勉強時間が大きく制限されますので、勉強時間の確保にはそれなりの工夫を要します。
ここでは、仮面浪人を成功させた武田塾講師のケースを紹介します!!
履修:進級要件を満たすだけの単位を取得
彼は受験に失敗した場合でもそのまま2年生に進級できるように単位を取得していました。時間割は概ね1限から3限に入れるようにしていました。
なお、大学の後期の試験期間とセンター試験・私大入試は期間が重なっていますので、後期は進級要件をよく確認して進級できる程度に履修を減らしたり、単位の取得が容易ないわゆる「楽単」で履修を固めるなどの工夫ができると、少しでも勉強時間を多く確保することができるでしょう。
勉強時間の確保:ルーティン化して最大限確保
ルーティン化によって勉強時間を確保していました。
・電車での登校時間……往復ともに暗記系の参考書で勉強
・空きコマ(授業と授業の間に挟まれた自由時間)……大学の自習スペースで演習系の参考書や過去問で勉強
・帰宅後の自由時間……演習系の参考書や過去問で勉強
上の3つのルーティンを月~金曜日に実行し、土日はまとまった勉強時間を確保していました。
絶対的な時間が限られているため、「必ず勉強する時間」を大学生活の中に組み込む形で確保。「電車では暗記系参考書」「空きコマは自習室で演習」など、「場所・時間・内容」までしっかり決めているのがポイントです。
大学の授業時間と受験勉強の時間、この2つにいかにメリハリをつけて進めていくかが最初の勝負どころといっていいでしょう。
仮面浪人をする際の注意点:こんなところに躓きの石がある!!
次に、仮面浪人をするうえで注意してほしいポイントをまとめてみました。仮面浪人を試みる人の中には「再受験を諦め、仮面浪人先の大学をそのまま卒業する」という人も一定数います。一定数どころか、4月時点で仮面浪人を検討している人のうち、実際に一年後に再受験する人よりも再受験を諦める人の方が多いと思われます。
もちろんそのような選択は各個人が悩んだうえでのものであり、ひとくくりに仮面浪人の「失敗」とは言えません。入学した大学で学問や課外活動に打ち込み、自分の人生を切り拓いていく道はもちろんあります。そのうえで、「いや、自分は絶対に仮面浪人で〇〇大学に行きたい」と決意した人に向けて、仮面浪人を諦めるきっかけになる「躓きの石」と、その対策を紹介したいと思います。
躓きの石1 大学生活という誘惑
仮面浪人における最大の障害の一つとして、大学生活の楽しさからの誘惑が挙げられます。一般的に受験勉強は孤独で地道な努力ですが、周りの新入生はサークル・バイト・恋愛、その他の活動を謳歌し始めます。
これらの要素は受験勉強と授業にもっぱら時間を費やす仮面浪人生には大きな誘惑となります。サークルに加入したことや友達ができたことなどをきっかけに大学生活に居場所を見出して生活が充実し(このこと自体はもちろん悪いことではありませんが)、再受験を諦めるケースが多いようです。
ですから、再受験を絶対にあきらめたくないという場合は、サークル活動などからは一定の距離を保った方が良いでしょう。体育会系の部活・サークルは2年生以上からの入会を断っているところも多いですが、文化系のサークルは2年から入会しても快く受け入れてくれるところが多いので、「サークル活動は受かっても落ちても1年後から」と決めてみてはいかがでしょうか。1年後の入会でも十分に大学生活を満喫できると思います。
筆者が所属している文化系のサークルにも2年生から入部してきた部員が何人かいますが、1年生の時に入部した部員と変わらないレベルですっかり溶け込んでいます。「あれ、そういえばあの人って2年生の時から入部したんだっけ?」と、こんなものです。
躓きの石2 人間関係の難しさ・仮面浪人の孤独
サークル活動は控えた方が良いと述べましたが、人間関係を完全に絶ってひとり受験勉強に身を投じることは無謀です。予備校であれば隣の席に座っている人は同じ浪人生であり、同じ境遇の人や講師が周囲にいるだけである程度精神的な支えになりますが、仮面浪人をしていると周囲の人はみな大学生活を謳歌しているため、かえって精神的な孤立を深めてしまいがちです。
同じ大学で仮面浪人をしている人や、仮面浪人をしていない予備校通いの浪人生、以前から付き合いのある友人など、大学生活うんぬんを抜きにしてフラットに悩みや相談をできる人間関係を構築・維持するのが良いでしょう。
躓きの石3 油断となれ合い
大学の授業や試験対策以外に受験勉強の時間を減少させてしまう要因として、大学に籍を置いていることによる油断があげられます。
「受験に失敗しても大学生でいられる」という状態は保険として安心をもたらしますが、安心が油断となり、勉強に身が入らなくなってしまうという悪い流れに陥るケースがあります。勉強時間が減ったことで生じた空き時間をサークルなどに費やし始めてしまうと、モチベーション維持はますます困難になります。
また、仮面浪人生は予備校生と比べて情報源に乏しいため、情報収集にTwitterなどのSNSを利用する場合があります。検索をかけてみると明らかですが、仮面浪人中のアカウントはTwitter上に多く、一種の界隈を形成しています。情報収集の域を超えて彼ら彼女らとのなれ合いに発展してしまうと、勉強時間ばかりが減っていく事態になりがちです。精神的に支え合う関係となれ合いの関係の区別を明確にしてSNS利用に臨みましょう。
高田先生から仮面浪人する人にアドバイス!!
以上、仮面浪人に関する情報をお伝えしました。最後に、仮面浪人する人に向けた高田先生のメッセージを受験相談SOSから紹介します。
↓動画では2:57~あたりから高田先生のアドバイスが流れます。
・仮面浪人は大変でキツい!
・だからこそ、生半可な気持ちではない覚悟が必要。安易に仮面浪人すると失敗する
・その覚悟が本当に自分にあるか確かめるためにも、両親と話し合いの機会を設けて説明する
・後期の大学の試験は大学入試と被るのでできれば休学する
・一ヶ月受かった大学に通ってみて、「自分はここで第一志望に受からなかった分頑張って挽回していこう」と思えるなら仮面浪人しないのもあり。自分の気持ち次第!!
まとめ
仮面浪人は一般的に非常に難しい!! それでも成功させようとするなら
・後期はできれば休学して臨む
・前期も後期も授業を取るなら、通学時間・空きコマ・帰宅後の時間・休日などのあらゆる時間に受験勉強をするルーティンを組む
・サークル、バイトなどの活動は控える
・相談や情報交換ができる仮面浪人・浪人生の仲間や友人との人間関係を維持する
という4つのポイントを意識したいところ。
また、「自分が受かった大学にそのまま在籍し、有意義な大学生活にする」という選択肢を一度は検討してみるということも重要です。「自分がしたいことはどんなことで、それはこの大学ではできないことか」「自分はこの大学で何ができるか」といったことをよく吟味したうえで受かった大学に残るという選択を取るとすれば、その大学生活はその人が悩んだ分だけ有意義なものになるでしょう。大学に残るにしても再受験するにしても、その選択が明確で積極的な動機に導かれたものであるようにしたいですね!
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