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三島駅南口から徒歩４分、「日本初！授業をしない塾」逆転合格の武田塾三島校の山口です！
受験生の皆さんは、志望校の過去問を解いてみましたか？
まだ、実力が追い付いていないので、解かずにいる人もいらっしゃるのかもしれません。
ただ、現在の自分の実力と実際の過去問のレベルの差を掴んでおくことは必要です。
実際に解いてみて、残りの受験勉強の期間に、どの分野をどのように対策していけばいいのか、
過去問を解いてみることにより見えてくる部分がありますので、
是非最低１年分は解いてみることをオススメします。
こちらの内容は、以下の記事に詳しく載っていますので、興味のある方は是非ご覧ください。
そこで今回から２回にわたって、北海道大学総合入試（理系）の過去問について分析してもらいましたので、
その分析結果と対策について記していきたいと思います。
なお、参考書は武田塾のルートで使用する参考書をベースに説明しています。
【2020年北海道大学総合入試（理系）】三島校講師による過去問分析
2020年北海道大学総合入試（理系）英語
１ 総括
大問は４問で構成されており、時間は90分。国公立大学にしては選択問題が多い印象です。
また、それぞれの大問で文章量はそこまで多くありませんが、全体ではやや多いことから、
速読力を養っていくことで高得点へとつながると考えられます。
２ 設問別
大問1は長文問題であり文章量は標準、記述の小問2つと選択の小問4つから構成されています。
単語は特に難しいものはなく、武田塾のルートでいえばシステム英単語のessentialレベルまで
完璧に固めていればほとんど分からない単語はないと思われます。
文法について聞かれている設問はないため、シスタンと速読英熟語の精度の高さが要求されます。
読解についてもそこまで難しいものはなく、入門英文解釈70を固めておけば全体の把握は
可能だと考えられます。
ただし、下線部訳が入門70では少し物足りない印象ですので追加して問題演習を行う事をおすすめします。
全体の難易度としてはやや易～標準程度なので英語の得意な方は完答することを目指し、
苦手な方でもあまり落としてはいけない大問となっています。
大問2も長文問題であり文章量は標準、記述の小問3つと選択の小問3つで構成されています。
単語レベルとして少し難しいものも多くシスタンのadvancedレベルまでのマスターが必要であると考えられます。
大問１と同様、文法に関しての問いはなく語彙力と英文解釈力が問われる設問となっています。
読解については入門70では不十分なので基礎英文解釈100をやっておくことをおすすめします。
全体的な難易度としては標準～やや難程度であり、英語が得意な人でも記述問題は少し苦戦する可能性があります。
ただ、選択問題に関してはそこまで難易度は高くありませんので、得意な人は選択問題を完答し、
記述問題は部分点を取り、全体で7割ほど取れるとよいと考えられます。
大問３は、長文を交えた英作文の問題で、文章量は長文としては少なめ、英作文としては多めといった印象です。
この大問はすべての小問が記述式であり、高得点を取るには正確な文章読解能力と英作文の能力が必要です。
単語レベルは高くなくシスタンessentialレベルで十分だと考えられます。
英作文については、和文英訳と自由英作文の両方が出題されますので、ハイトレ英作文の和文英訳編と自由英作文編の
２冊をマスターすることで対応できると考えられます。
大問4は会話形式の長文問題で、文章量は標準、すべて選択問題で構成されています。
この設問では高い英文法への理解と熟語力が問われますので、速読英熟語と英文法ポラリスまたはネクステージを押さえることで
対応することが可能です。
また、問題の形式が長文に対しての要約文の穴埋めという少し慣れが必要な設問であるため、
過去問演習を行いながら文法事項を確認するといった勉強法が効果的であると思われます。
３ 武田塾ルートで対策が効果的な参考書
システム英単語
速読英熟語
基礎英文解釈の技術100
英作文ハイパートレーニング和文英訳編
英作文ハイパートレーニング自由英作文編
2020年北海道大学総合入試（理系）数学
１ 総括
大問は５問で構成されており、時間は120分。
すべての大問が記述式の問題であるため、筋道をしっかりとたてた記述力が問われています。
２ 設問別
大問1はベクトルの問題で難易度はやや易。
キャンパスや数学重要問題集理系のA問題を固めていれば、完答できる問題ですので、
北大志望の方はこの問題は落としてはいけないと思われます。
大問2は整数の性質の問題で難易度はやや易～標準程度である。
この問題についても、大問1と同じくキャンパスや数学重要問題集理系のA問題で
対応可能な難易度であるため、完答を狙いたいところです。
大問3は確率の問題で難易度は標準。
この大問は(1)(2)は比較的簡単なので数学が苦手でも完答を狙いたい問題です。
ただし、(3)は少し程度の高い問題ですので数学が得意な方でも少し苦戦する可能性があります。
数学を得意としている方はこの問題で差をつけたいところです。
大問4は数列の極限と微分法の不等式への応用の問題で問題難易度はやや難。
数学重要問題集理系のB,C問題からハイレベル数学の完全攻略ほどのレベルの問題です。
この問題は数学が得意な方でも苦戦すると考えられますので部分点狙いでいきたいところです。
それでも、(1)は完答したいです。
医学科や獣医学科を目指す人は(2)(3)に関して部分点を取れると差をつけられると思います。
実戦では、この大問は飛ばして最後に手を付けることがよい戦略といえるかもしれません。
大問5は積分を含む等式、面積の問題であり問題難易度は標準～やや難。
キャンパスの☆５や数学重要問題集B問題程度のレベルの問題です。
(1)は完答を狙いたいです。
(2)は総合入試の方は差がつく問題であると考えられますので、
数学を得点源にしたい方は完答できるとよいでしょう。
また、医学科、獣医学科志望の方はこの問題を解けるか否かで合否がわかれると
予想できますので、ぜひ、完答を目指してほしいところです。
問題を解く優先度としては大問1＞大問2＞大問３＞大問5＞大問4の順番で解くとよいと思われます。
３ 武田塾ルートで対策が効果的な参考書
国公立標準問題集Canpass（ⅠAⅡB・Ⅲ）
数学重要問題集（Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ａ・Ｂ）
ハイレベル数学の完全攻略（ⅠＡⅡＢ・Ⅲ）
いかがでしたか？
武田塾三島校が過去問対策に力を入れているのがお分かりいただけたかと思います。
過去問はただ解いただけでは意味がありません。
問題は過去問を解いた後、どうするかです。
過去問対策でお困りの受験生の皆さん、
効果的な過去問対策についてアドバイスさせていただきますので、
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