【これから3年生になる方に向けて】理系で使う科目の吟味について

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早稲田大学・慶応義塾大学・国際基督教大学・上智大学・東京理科大学といった難関私立大学や、GMARCH（学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学）に逆転合格を目指して通っている生徒が数多く在籍しています！

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どの科目を3年次に勉強すればいいのか？それを踏まえてどのような見通しを立てて2年次に勉強すればいいのか？

学校教科のマーク「数学」学校教科のマーク「理科」学校教科のマーク「英語」

　さて、理系の学部を志望している2年生のみなさんはそろそろ3年という受験勉強の山場が近づいてきている頃でしょうか。不安に思ったりやる気に満ち溢れたり、人によって感じることは違うかもしれませんね。でも、そんなみなさんにも共通してしっかりと吟味してもらいたいことがあるのです。それは受験に用いる「受験科目」です。

受験科目は早く確定させた方が良い！

悩む男の子のイラスト

　理系とは言っても、実際に使う受験科目は様々なパターンがあります。そんな中、まだ受験科目が決まらないから理系科目をとりあえず全部平行で勉強する・・・なんとことはできませんし、かといって「逆に決まらないからまだ勉強しなくてもいいや～」というのも避けたいものです。

　受験で使う科目を決めることは勉強する科目を決めることと同じであり、その時期が早いほど勉強する方向性が見定まります。しかし、一体どのようにしてそんなことを見分けるのでしょうか？

受験科目を決めたいなら、志望校や志望学部の系統を決める

リストのイラスト

　受験科目の決め方は実は単純、ずばり第一志望の大学や学部の系統を見定めることです。受験科目は志望大学・学部によって異なり、例えば生物関連の学部を志望するなら生物や化学が受験科目になっています。つまり生物学部に入りたいなら生物、必要なら化学の勉強をすればいいということです。

　なお、一般的な私立大学は主に英語・数学・理科1科目と受験にて出題される科目が決まっています。日東駒専やMARCH、東京理科大の一部の学部はこの系統に入りますね。一方、国立大学・早稲田慶応・医大などは英語・数学・理科2科目がオーソドックスです。他の大学に比べて一科目分多く勉強する必要があるのでやや大変ですが、これを前提として受験科目を決めておくとより選択肢が広がりますね。

　このように志望校や志望学部によってどの科目を重点的にやればいいのか変わってくることに注意しなければなりません。しかし、今の段階からこのような情報を見極めておけば本来は3年生から始める勉強をさらに先取りできますし、いざ気が変わったとしても変えることだってできます。

勉強の将来性を見極めるために情報を得よう

ビルキャンパスのイラスト（University）

　志望校に関する情報、特に受験要項は大学のホームページや各種予備校が出している大学情報に掲載されています。自分の興味のある学部を参考としてそれらの情報を今のうちに調べることをおすすめします。逆に志望校も決まってない！という方は都内の主要な学部を調べ、実際にどのような研究をしているかサーチをかけてみてもいいでしょう。

　ちなみに例として筆者が通っている東京工業大学では各学院にホームページを設けており、それぞれの研究内容や研究室のチェックができます。下のURLは私の属する機械系のものです。

・工学院機械系ホームページ　東京工業大学工学院機械系 (titech.ac.jp)

・機械系の研究室一覧　研究室と研究テーマ | 教員・研究室 | 東京工業大学工学院機械系 (titech.ac.jp)

　こんな雰囲気で各大学が魅力を伝えようと様々な形で情報を発信していますので、要チェックです。最近はコロナの影響でオープンキャンパスや学祭も中止に追い込まれており、残念ながら直接大学を見て雰囲気を知るという体験ができません。こんなときだからこそインターネットを積極的に活用して情報を集めていきたいですね！