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丸亀・坂出の私立理系受験生は注目!英数理で受験できる国公立大学

国公立大学は私立大学と比べて学費が安く、また有名私立大学と比べて学生数が少ないこともあり、先生や先輩方とたくさん交流しやすい環境が魅力です。

なので「ぜひとも国公立で!」と考えている受験生も多いですが、「5教科なんて無理…」と諦め、私立理系に転向した人も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は前期で3教科受験できる、中四国の国公立大学(理系)を紹介します。

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県立広島大学 生物資源科学部 地域資源開発学科

農業生産や食品加工に関する技術が学べます。

食品メーカーの他、スマート農業などに取り組む商社やメーカーなどへの就職に強そうですね。

キャンパスは広島県庄原市にあり、丸亀駅からだと新幹線で広島駅まで行き、そこから高速バスで向かうことになります。

配点

共通テスト

21年度は、英語200点、数学200点、理科200点となる予定です。

なお、20年度(センター試験)の合格者平均点は322.9点で最低点が278.8点でした。

二次試験

総合問題となっています。配点は200点となる予定です。

こちらの総合問題とは、課題文(論説・記事など)を読んで100~400字程度で要点などをまとめることになります。

そのため、現代文の読解力が必要になります。

過去問 を見て相性を確認してみてください。

対策

20年度の合格者平均点は、センターと二次試験の合計で431.4点でした。

最高得点は490.4点で最低点は377.4点。

センター試験の合格者平均点から推測すると、総合問題で高得点を狙うのは難しそうですね。

また、公立大学では地元枠があります。そのため、県外からの受験生は、目安として共通テストで6割前後、総合問題でも平均点は取れる状態に仕上げておきたいところです。

高知大学 農林海洋科学部 農芸化学科

土壌や肥料に関する研究や微生物の開発など、農芸化学に関する技術を幅広く学びます。

キャンパスは高知県南国市にあり、丸亀駅からだとJR特急で高知駅まで行き、そこからリムジンバスで向かうことになります。

香川県の受験生の皆さんは、日帰り可能ですね。

配点

共通テスト

21年度は、英語200点、数学200点、理科200点となる予定です。

なお、20年度(センター試験)の合格者平均点は347.4点で、最低点は280.2点でした。

二次試験

二次試験は、小論文100点となる予定です。

傾向として、農業に関する時事テーマが出題されそうです。

昨年の合格者平均点は74.8点。最高点は84点、最低点は66点となっています。

対策

20年度の合格者平均点は422.2点で最低点は346.2点でした。

目安としては共通テストで6割以上、小論文は合格者の平均点は取れる状態に仕上げておきたいですね。

但し、21年度の国立大学の傾向を見ると、20年度までは3教科受験できた大学も21年度からは4教科以上に変更された大学も出てきています。

そのため、国立で数少ない3教科受験できる大学として人気が集中し、難度化する恐れもありますので、注意が必要です。

高知工科大学 システム工学群(B方式)

機械、電子、建設の三分野からものづくりを学びます。

キャンパスは高知県香美市にあり、丸亀駅からだとJR特急で土佐山田駅まで行き、そこから路線バスで向かうことになります。

こちらも香川県への日帰りが可能ですね。

なお、前期は岡山駅近くで受験も可能です。

配点

共通テスト

21年度は、英語、数学、国語、理科、地理歴史・公民の中から3教科選択となる予定です。

配点は各科目で200点。

二次試験

数学の配点は200点。

範囲は数学Ⅲまでとなっています。

過去問 を見てレベル感を確認してみてください。

理科は物理、化学、生物の中から1科目選択で200点となっています。

対策

20年度の合格者平均点は710.7点で、最低点は667.0点。

目安としては共通テストで7割前後、二次試験も7割は取れる状態に仕上げておきたいですね。

高知工科大学 情報学群(B方式)

情報システムに関する先端技術をハードウェア、ソフトウェアの面で学びます。

研究室対抗でesportsの大会もあったりして、楽しそうですねw

キャンパスはこちらも高知県香美市で、前期は岡山駅近くで受験も可能です。

配点

共通テスト

21年度は、英語、数学、国語、理科、地理歴史・公民の中から3教科選択となる予定です。

配点は各科目200点となります。

二次試験

数学は200点。範囲は数学Ⅲまでとなっています。

理科は物理、化学、生物の中から1科目選択で200点となります。

対策

20年度の合格者平均点は711.6点で最低点は663.0点でした。

目安としては共通テストで7割前後、二次試験も7割は取れる状態に仕上げておきたいですね。

山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部(B方式)

機械工学、電気工学、応用化学の3つの学科があります。

キャンパスは山口県小野田市にあり、丸亀駅からだと新幹線で新山口駅まで行き、在来線で小野田駅、そこから路線バスで向かうことになります。

こちらも香川県へは日帰り可能ですね。

なお、2年次終了後に姉妹校への東京理科大学への特別編入する道もあります。

配点

共通テスト

21年度は、機械工学科/電気工学科は250点満点となり、配点は英語100点、数学100点、理科50点となる予定です。

応用化学科は300点満点で、配点は英語100点、数学100点、理科100点となります。

二次試験

機械工学科/電気工学科は600点満点で、数学300点、理科(物理のみ)300点となる予定です。

応用化学科も600点満点で数学300点、理科(化学のみ)300点となる予定です。

対策

大学公式で合格者平均点などの情報が出ていないませんが、各大手予備校の調査によると、目安としては共通テストで6割前後となっています。

ただ、こちらの学部は二次試験の配点が非常に高いことから、記述式の問題に自信が有る方は逆転合格を狙うのもありですね。

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