受験相談の声

数学が苦手な岡大・香大文系志望者の共通テスト対策を紹介!

高2文系です。岡大か香大に行きたいのですが、数学が苦手です。
なので二次試験は英語と国語で受験し、私立も社会で受ける予定です。
そんな私が数学の共通テスト対策をするなら、どういった勉強法が良いですか?

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今回の相談者さんのように、共通テストのためにだけ数学を勉強する受験者は多いと思います。

特に中四国の国立文系学部で二次試験に数学がマストになるのは、広島大学の経済学部ぐらいですし。

なので、割り切って数学は共通テストで7割を目指し、英語や国語、社会などの得意科目で8割以上を取ってカバーしようと考えている人は多いです。

岡山大学の文系学部(前期)だと、今年の共通テストのボーダーはだいたい7割強、香川大学の文系学部(前期)だと6割後半なので、この戦略は十分通用します。

来年度も大きく傾向が変わることはないでしょうから、岡大・香大文系志望者なら、目安として数学は7割取れたら十分です(苦手なら)。

そこで今回は、共通テストで数学を7割取れるようになる勉強スケジュールをお話します。

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入門レベルをクリアする:2〜4月まで

数学の偏差値が45未満の場合、いきなり基礎レベルの参考書に取り組んでも、かえって時間がかかります。

そのため、入門レベルの参考書に取り組んでもらうことになりますが、通常のペースで取り組むと間に合わなくなるので、少しギアを上げて取り組んでもらうことになります。目安としては、1日2時間は数学の勉強に当てて下さい。

よくこの時期から社会や理科の勉強に時間を充てている受験生がいますが、配点の高い主要科目から勉強していった方が遥かに効率が良いです。

割り切って、春までの勉強時間は英語と数学に比重をおいて下さい。

そして、この参考書に取り組んで下さい。

「入門問題精講」シリーズ

数学I・A 入門問題精講

こちらの参考書をまずは1ヶ月で仕上げましょう。

武田塾のやり方(4日進んで2日戻る)で1日12題ぐらい解いていくペースでやってもらえればと思います。

なお、間違えた問題は、必ず、もう1度、解説などを見ないで自力で解けるようになるよう、仕上げて下さい。

解説を読んで分かったつもりになっても、自力で解けるようになるまで解きなおさないと、翌日には忘れてしまってます。

数学II・B 入門問題精講

こちらは1ヶ月半で仕上げて下さい。

この2冊をどこから聞かれても100%解答できると自信を持って言えるレベルまで仕上げましょう。

一緒に数学を勉強している仲間と問題を出し合ってチェックするのも良いでしょう。

武田塾丸亀校では、お互いが取り組んでいる参考書からランダムに問題を出し合って勝負する、デュエリストたちがいます(笑)。

そこまで仕上げれば、全く歯が立たなかったこれまでの模試の問題も、ある程度は理解できるようになってるはずです。

基礎レベルをクリアする:5月~夏休みに入るまで

現在の偏差値が50以上の方は、このレベルから取り組んでもらっても構いません。

ただ、ここで紹介する参考書をやってみて、初見で半分も解けない状態であったら、迷うこと無く入門レベルから取り組んで下さい。その段階でこの参考書に取り組もうとすると、かえって時間が掛かってしまい、入試に間に合わなくなってしまいます。

「基礎問題精講」シリーズ

数学I・A基礎問題精講

こちらの参考書は1ヶ月を目安に仕上げて下さい。

解くのは例題だけでいいです。

ここから解いていく問題数のペースがキツくなってきますが、絶対にその日に取り組んだ問題は、必ず自力で解答できるところまで復習して下さい。

ここでこの作業をサボると、この後の共通テスト対策の段階で詰まります。

数学II・B 基礎問題精講

こちらの参考書は1ヶ月半で仕上げましょう。こちらも解くのは例題だけでいいです。

目標としては、夏休みに入るまでにクリアするペースで進めましょう。 共通テスト対策は1ヶ月ぐらい見ておきたいので。

なお、「基礎問題精講」シリーズの解説だけでは内容が理解できない場合は、「初めから始める数学」を辞書がわりに使って分からないところを確認するようにしてください。

このレベルが身についたかどうかの判断は、甲南大学や龍谷大学の文系数学の過去問が初見で7~8割は取れるかどうかで判断してみて下さい。

共通テスト対策:夏休み〜本番

共通テスト対策については以前のブログでまとめました。

下記のリンクから確認してください。

国公立志望の受験生必見!共通テストの対策本の種類と使い方!

まずはこちらの対策本に取り組み、その後演習本、実践本の順で取り組んで下さい。

これを共通テストまでグルグル回していきましょう。

おそらくここまでやり込めば、共通テストも7割以上は安定して取れるようになっているはずです。

そうすれば、他の得意科目で稼いだ点をロスすること無く、余裕を持って二次試験に臨めるようになるでしょう。

 

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