受験生の皆さんこんにちは。【日本初!授業をしない武田塾】京都北大路校講師の野中です!今回は、より高いレベルを目指したい皆さんにおすすめな問題集である、文系数学の良問プラチカについて紹介したいと思います!
文系数学のプラチカの取り組み方
文系数学の良問プラチカは河合出版から出版されている問題集で、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの問題が計149題収録されています。
こんな人におすすめ
この問題集は東京大や京都大、一橋大などの難関大の過去問をベースに作られています。
そのため、最難関大学を目指したい人、数学を得点源にしたい人におすすめの参考書になります!
またそれほど問題量は多くないため、難問をじっくり時間を解く練習をしたい人におすすめです。
多くのパターン問題を解いて、解法を暗記していきたい人は、青チャートやFocus Gold、基礎問題精講など標準的なレベルの問題集を解いていくのがよいでしょう。
また、文系数学とありますが、理系の方が使っても問題はないと思います!
ただし理系数学の良問プラチカという理系用の問題集も出版されているようなので、両方見比べて購入を検討してください。
始める時期
この問題集は発展的なレベルのものが多いため、基礎が完璧に身に付いた状態で解き始めるのがよいでしょう。
私は、高3の夏以降に取り組むことをお勧めします!
焦って、基礎が固まっていないのに難しい問題に手を出すのは良い勉強法とは言えません。
基礎問題精講など標準的な難易度の問題集を複数回行った後に取り組むと、どのように解法を応用していくかがつかみやすいと思います。
1日3題ずつ行うと、2か月で1周できるペースで作られているので、共通テスト対策が始まるまでに1周分を終わらせておくと、2次試験への対策が十分とれると思います!
おすすめの使い方
これまでもお話した通り、この問題集には難関大の問題が多く収録されているため、ある程度時間をとって解いていくのがよいでしょう。
ただし、いくら考えても解けない問題もきっとあると思うので、自分で制限時間を設けておくと効率的に進められると思います!
私の場合は、10分考えて全く何も思いつかなかったら解答を読むようにしていました。
逆に、少しでも何か思いつくのであれば時間をかけて、粘りながら解いていくと、受験本番でのひらめく力が身についてくると思います!
できれば入試本番を想定して、問題を解くまでの過程も丁寧に記述する練習をすると国公立の数学入試でもしっかり得点できるようになってきます。
特に証明問題は、どのように論理を進めていくかが非常に重要になります。
数式だけを並べるだけでは高得点は望めないため、文字でも自分の思考を伝えられるようになるとよいと思います。
さらに、文字の正負や、ベクトルでの一次独立など、記述を怠ると大幅に減点される項目もあります。
答えだけあっていればいいやという考えではなく、途中経過に至るまで記述の抜けがないかチェックすることを習慣にするとよいでしょう。
プラチカの問題には出典の大学名も掲載されていますので、難関大の問題が解けたということもモチベーションになると思います!積極的にチャレンジしていきましょう!
また、難しい問題集を解く上で一番大事なことは、「解いた問題から何を得たか」です。
問題集の名前にもある通り良問ぞろいですので、復習の際にどの点が解く上で大事なポイントなのかをまとめる作業をすると、かなり力がつくと思います!
このレベルの問題を全部初めから解くことができる人は一握りなので、できなくても落ち込まないようにしましょう!
それよりも1問からどれほどのエッセンスを得たかが非常に重要になります。
数学が得意な人は、問題の抽象化がとても上手です。問題の抽象化とは、ある1問で学んだことを、他の問題にも当てはめられる力を指します。
事前に1問ごとに「まとめ」を作っておくと、この力が身についてきますので、復習に力を入れて取り組みましょう!
解答の最初に記載されている「解法メモ」がまとめ方の参考になると思います。
問題をどのような切り口で見ればいいかが分かりやすく書かれているので、解答を読む前にチェックすることをおすすめします。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は、数学の良問集「文系数学の良問プラチカ」についての紹介と、問題集を解く際のポイントについて紹介しました。
この問題集は、難関大学入試を目指す受験生や数学の得点源にしたい受験生におすすめで、東京大学や京都大学、一橋大学の過去問をベースに作られています。
この問題集を効率的に解くためには、ある程度の時間をかけて問題に取り組むこと、解けない問題には一定の時間をかけて考えること、証明問題には途中経過に至るまで記述の抜けがないようにすることなどが大切です。
この問題集を解くことで、高度な数学的思考力を身につけ、受験本番で活躍することができます。
数学に苦戦する受験生は理系文系関わらず多い印象がありますが、練習を積み重ねることで必ず上達していきます!
努力して解けた問題や理解できた定理は自信につながり、苦手な分野でも取り組みを続けることで自分自身がどれだけ成長したかを実感できる科目だと思います。
1度に完璧に理解できなくても良いので、少しづつ進めていきましょう。
苦戦した時は一人で悩まず、学校の先生や武田塾の校舎長、講師など周りの人に聞いてみてください。武田塾ではオンライン(Skype)で、いつでも質問をすることが出来る質問対応サービスもあるので、各校舎の校舎長に尋ねてみてください。
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