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【要注意!】数学の成績が上がらない受験生の特徴3選

【要注意!】数学の成績が上がらない受験生の特徴3選

皆さんこんにちは!

武田塾京都校 講師のT.Iです!

 

受験が始まろうとしているこの時期、皆さんの多くがまず初めに力を入れるのが英語と数学だと思います。特に数学は「苦手だし、どうやって勉強すればいいか分からない、、、」という人が多いですよね。

そこで今回は、数学の成績が上がらない受験生の特徴3選をご紹介させていただきます!

この記事を読んで、自分に当てはまってると感じた人はこれからの勉強に反省を活かして、そうでない人は反面教師にしてもらって、この先の受験勉強の励みにして下さい!!

 

↓動画はこちら↓

①難しい問題集ばかりやっている

まず一つ目は、難しい問題集ばかりやっている人です。

難し問題集といっても「一対一対応の演習」のように、難しい問題集とよく名前が挙げられるようなものだけではなく、あくまでも自分のレベルから見て難しい問題集ばかりやっていると中々伸びません。

上のレベルの問題を解きたがる人に限って基礎が疎かな場合が多いです。例えば模試の結果を見てもとれてなければいけない基礎の問題を落としていたりと、土台の部分が完成されていなといつまでたっても数学の成績が上がりません。難しい問題を解くのは受験本番で解かなければいけない問題を知る事が出来たり、考え方が広がったりと刺激になる部分は確かにありますが、まずは今の自分のレベルを見直して基礎を固める事を念頭に勉強しましょう。

数学も、他の科目と同じで積み重ねの科目です。色々な問題の演習を積んで考え方をインプットした上で、次のレベルの問題を解けるようになります。しかし、逆に言うと数学はある一定のラインまではセンスではなく、暗記の勉強法で伸ばせる科目なので、しっかりと段階を踏んでから、上のレベルの問題集で勉強しましょう。実力以上の問題集ばかりやるのではなく、しっかりと自分の実力に見合った問題集で成績を伸ばしてください。

実際に指導をしていても自分のレベルをイマイチ自分では理解できておらず過大評価している人が多いので、自分の実力を過信し過ぎず、自分に必要なものを見極めて勉強してもらいたいです。

②自力で問題を解かない

二つ目は、自力で問題を解かない人です。

皆さんは問題が分からなかったとき、どうしますか?

一番いけないのが、答えだけを読んで分かった気になることです。そして、二番目にいけないのが答えを丸写ししてしまうことです。この二つに当てはまっている人が多いのではないでしょうか?確かに、答えを見て写すと自分でも出来るようになった気がしますが、実際に模試で問題が出るとその解き方が出来ないということが非常に多いです。

ならどうするのが正しい勉強法かというと、答えを見た後、時間を空けて自力で解き直す勉強です。勉強はインプットだけでは身に付きません。しっかりと身に付けたものをアウトプットして復習してこそ本当にその問題を自分のものに出来たと言えます。

数学の勉強のゴールは、初見の問題を自力で解けるようになることです。答えを写すだけの勉強ではその力は身に付かないので、分からなかった問題の答えを見た後は必ず、自力で解き直すようにしましょう!

 

また、自力で問題を解かないもう一つのパターンとして、復習の際によくあるケースなのですが、「この問題はやったことあるから大丈夫だ」と、目で解いて終わりにしてしまう勉強です。

確かに、偏差値70くらいの人になってくると目で見て復習が出来るかもしれませんが、偏差値が5,60の人が目で見て復習といっても、それほどの完成度に達しているとは思えません。

また、実際の試験では目で問題を解いて終わりではなくて、手を動かして計算をして、計算の結果があっていて、記述も間違っていない状態でようやく正解になります。目で見て復習できたつもりでも、実際に手を動かしてみると解法の本筋ではない所でつまづいてしまうことがかなり多いです。試験では目で解いて終わりでは通用しないので、普段から実際に手を動かして練習するようにしましょう!

 

時間が無くて切羽詰まっている秋、冬頃に目で復習するのは百歩譲っていいですが、まだまだ受験までに時間がある春は、とにかく自分で手を動かして勉強してもらいたいです!!!

③テキスト・問題集の解答を丸暗記

三つめは、答えを丸暗記することです。

まず、本当に丸暗記が出来るならそれでも大丈夫です。しかし、皆さんは受験勉強をするにあたって、何百問、何千問と問題を解かなければいけません。そのすべての答えを丸暗記できますか?できませんよね?

理解しながら解法を覚えるのが、数学の正しい勉強法です。解答を全て社会科目のように丸暗記しようとすると勉強の効率がガクンと下がってしまうので、丸暗記の勉強法はおすすめしないです。

何故この問題でこの解き方、考え方が使えるのかをまずは自分で理解して、自分で問題をかみ砕いてその上で解法を覚えて下さい。

テキスト・問題集の解答を丸暗記している人の特徴として①定期テストはよく解ける②問題集で解いているときはよく解けるという二点があって、問題は実力テストや模試で点が取れるかどうかなんです。

ちょっと前にやった内容の例題は解けるけど、少しでも応用がきいてくると途端に出来なくなってしまうようになってしまうので、解答は丸暗記せず、本質を理解しながら解答を読んで下さい!

 

まとめ

今回は数学の成績が上がらない人の特徴を三つご紹介しました!

数学は理系の人にとっては必要不可欠で必ず得点源にしなければいけない科目であり、文系の人にとっては共通テストなどで必要だけど苦手意識がある人が多いという、受験生にとってとても大きなカベです。

ですが、そんなカベにも正しい勉強法で勉強すれば、数学が苦手な人でも立ち向かえます。

今回の記事を読んで、自分がどれか一つにでも当てはまったら、自分の勉強方法を見直してみて下さい。また、当てはまらなかった人も、このような勉強法に陥らないように気を付けて、今後の勉強に励んで下さい!

 

今回の記事は以上です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

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