【講師紹介】宮崎先生
《同志社大学 政策学部政策学科》
・担当科目:英語、国語、政経
・出身:千葉県柏市
受験時代を振り返る
こんにちは。武田塾京都校で講師をしている宮崎です。
これから詳細を振り返る前に1つ書いておきたいのが、僕は武田塾で人生が変わったということです。
これはお世辞でもなんでもなく、武田塾の管理システム以外の方法では僕は2万パーセント同志社に受かることは不可能でした。
武田塾が100点満点の塾だとは言いませんが、成績を上げる仕組みに関しては他の塾を遥かに凌ぐいい塾だということは今でも確信しています。
僕自身少し個性的な受験生だったと思うので参考になるかわかりませんが(笑)、1つの参考にしていただけると幸いです。
また、僕は元武田塾ですので、入塾を検討して下さっている方の参考にもなればと思います。
①勉強開始まで
僕が武田塾柏校に入って勉強を始めたのは高2の冬(1月)なのですが、武田塾そのものはかなり前から知っていて、勉強法には共感していました。
武田塾検定はかなり高めだったと思います(笑)
しかし、武田塾チャンネルやwakatte.tvを見まくって勉強法の知識だけはめちゃくちゃ増えていくものの、勉強時間は0という典型的なダメ受験生でした。
いくら武田塾チャンネルを見ても、実際に勉強しなければ偏差値は1ミリたりとも上がりません。意外とそういう人は多いのではないでしょうか。
高2の冬までは野球しかせず全く勉強していなかったので当然偏差値は30台、クラスでも常にビリを争っていました。
そのころから第一志望は早稲田でしたが、口にするのも憚られるくらいの成績でしたので、1人で胸に秘めていました。学校の教師などに「志望校は?」と聞かれたら、「MARCHくらい」とお茶を濁していました。
本当は高2の夏あたりからガチで受験勉強を開始しようと目論んでいたのですが、野球部の大会で忙しかったり、なんだかんだ一歩踏み出せなかったりで高2の夏は逃してしまいました...
このとき開始しておくべきだったと今でも後悔しています。
これを見てくださっている受験生の皆さんや保護者の方で、まだ本格的な受験勉強を開始していない場合は、今すぐ受験勉強を開始することを強くおすすめします。
何をやっていいかわからないという方は、まず英単語をやってください。
(もちろん武田塾の受験相談にきてくれれば、入試までのスケジュール感から細かい勉強法まで全てお伝えします。)←宣伝
②高2冬に武田塾柏校入塾、勉強をガチで開始
高2の冬から本格的に受験勉強を始めました。普通に焦ったのと、周りが塾に入ったり受験勉強を開始しているのを見たからです。
僕は高2の冬だけタケダから入ったのですが、最初は基礎の基礎からやりました。自分でも基礎が大事ということは重々わかっていたのですが、それ以上に徹底してやらされてびっくりしたのを覚えています。
入塾してから高3の夏までは、部活(野球部)と勉強の両立でめちゃ大変でした。
野球部は大体、部活が終わったあとにサッカーをして遊ぶのですが、僕はその筆頭でした。武田塾に入るまでは、日が暮れるまでサッカーをして友達とカラオケに行くというのがルーティーンでしたが、入塾後は誰よりも早く帰って塾に行っていました。
友達やコーチからは「帰んの早っ!」と毎日言われていました(笑)
友達付き合いも悪くなったと思われていたと思います。
入試まで時間がないので、「勉強の質日本一」を常に目指していましたし、塾の先生にもそう言っていました。変な受験生ですね。
①の段階で細かい勉強法まで熟知していたので、特に不安などもなく順調に成績を上げていきました。
勉強時間はものすごく増え、親にはどうしちゃったの?とか言われましたが、自分としては覚悟を持って入塾したのでごく自然な日々でした。
偏差値はそこそこ順調に上がっていき、2月の模試では50を超えましたが、早稲田やMARCHレベルの大学は当然E判定。あまりにも程遠い状態でした。
しかし当時の僕は生意気にも、このままいけば受かるだろと確信していました。
この慢心がダメだったとわかるのは、早稲田の入試が終わってからでした。
受験は、多くの受験生が思っているより厳しいです。
このときの経験もあり、現在講師としては受験は厳しいということをなるべく生徒に伝えるようにしています。
厳しいことですが、生徒の人生がかかっているので、言ってあげる方が親切だと思っています。
「このまま頑張ったらきっと受かるよ!」と言う方が不親切ですよね。
③夏以降
夏以降はとにかく時間の経過が早く、刻一刻と入試が迫ってきて焦りました。
学校では当然、体育以外は全て内職し、昼休みやホームルームも常に勉強していました。
内職については賛否両論ありますが、難関大学を目指すなら、浪人生と闘うことになります。浪人生は1日中勉強しているのに、現役生が「内職せずに本当の受験勉強は帰宅後の2、3時間のみ」という状態では勝てるわけがないです。
途中、日本史が嫌すぎて3ヶ月くらい文化史の同じページをずっとやっていました。今思えば丸暗記型の勉強がよくなかったのですが。
このままじゃやばいと思ったので、夏から政経に変えました。結果、共通テストでも9割取れたので、いい選択だったと思います。
みんな日本史世界史を安易に選びがちですが、実は政経はチート科目なのです。
④直前期~入試
僕は家で勉強できないタイプだったので、直前期は武田塾かカフェで勉強していました。
ある日スタバで勉強していたら、向かいの席に柏校の校舎長がいたこともありました(笑)
常に自習室かカフェにいて、ご飯は柏駅の丸亀製麺の一番安い釜揚げうどんをよく食べていました。
メンタルは相当きていて、自己嫌悪に陥ってしまい家や駅で癇癪を起してしまうこともありました。
当時は自覚がなかったのですが、今思えば鬱病だったしかなり追いつめられていたと思います。
そんなこんなで1月の共通テストを迎えました。
共通利用で立命館を取ると決めていたので、しっかり対策をして、出願した立命館の法、産社、政策科学を全て合格できました。
同志社は無事合格できました。早稲田は3つ受けて、受ける前は7割くらい受かるかな?と思っていましたが、商学部以外は手応えもダメダメで、唯一望みがあった商も落ちました。
以上です。
(最後に)僕自身かなり扱いづらい生徒だったと思いますが(笑)、担当の先生と校舎長にはよくしてもらったので感謝してます。
-武田塾の講師として意識していることは?-
勉強の質を上げることです。
「量か質か?」という議論がありますが、質です。そもそも二者択一ではなくどちらも欠かせないのですが、どっちがより大事かといえば間違いなく質です。
というのも、量には限界があります。1日24時間しかありませんし、睡眠は絶対に削ってはいけないので多く勉強できても10数時間ですよね。現役生は学校があるので、なおさら時間には限りがあります。
ですが質はかなり差がつきます。「勉強する」と一口に言っても、すごく差があります。
そこで生徒さんに具体的に意識してもらっているのが、脳に汗をかく勉強をしてもらうことです。ただ読むだけやただ眺めるだけでなく、アウトプットを主体とした勉強をしてもらうようにしています。
僕は誰よりも勉強が嫌いでやりたくなかったので、ガチで勉強の質日本一を目指していました。
そのため勉強嫌いのための色々な勉強法を持っていますので、そういうことなら僕に聞いてください(笑)
また、生活面やメンタル面も受験とは密接に関わっているのでそこも気にかけるようにしています。
特に「睡眠確保」と「脱スマホ」は大事だと思っているので、よく聞きます。
ズバリ!武田塾のココがすごいと思うところは?
管理システムです。
講師の僕が言うのも変な話ですが、武田塾の売りは講師ではなくシステムにあります。
具体的には、全教科に参考書ルートがあり、それを入試から逆算して1日単位で「何を」「どのように」「どういった達成基準で」を全て決めていきます。
そして確認テストと口頭確認で厳しくcheckされます。
手前味噌ですが、こんなに合格に必要な要素が全て詰まっていて、なおかつ無駄がない塾はないと思います。
あと、参考書ルートなどの勉強法を全て公開しているのも、受験生に対して透明で公正公平でいいと思っています。
武田塾は、管理が必要ない人はこなくていいと言っています。T進に通わずにT進の授業が見れるなんて仕組み、ありませんよね。
最後にひとこと!
ガチで取り組んだ経験で人生変わる
遊びたい気持ちやスマホをやりたい気持ちは僕も痛いほどわかります。
ですが本当に逆転合格を目指すなら、今やりたいことを断ち切るくらいの犠牲は必要です。
人生を変えるためですよね。
それも、自分が同志社に入って「大企業に就職できて安泰だわー」とか、そういうことでは全くないです。
僕は、自分の中では今までで1番大きな挑戦をして、それに向って約1年間ガチで取り組みました。その経験が今の自分を作ったし、自分の人生は明らかに受験を通して変わりました。
大きな目標に向かってガチで取り組んだ経験で、人生変わります。
皆さんに「全てを犠牲にしろ」と言いたいわけではないですが、それくらい努力してる人も普通にいるということをわかってもらいたいです。
その上で、自分がどうしたいのかをもう一回考えてほしいです。
以上です。長文を最後までお読みいただきありがとうございました!
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