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夏を制する者は受験を制す!夏の勉強の準備はできていますか??|武田塾京都校

もうすぐ夏休みが始まります!

夏の準備

 

こんにちは!武田塾京都校講師のK.N.です!

 

最近京都は異常な暑さとなっていますが、ついに夏本番がやってきましたね。

 

夏になると受験生に対しては、「夏を制する者は受験を制す!」、「夏が一番勉強の時間を確保できる!」という形で、受験勉強を頑張るよう色んな言葉をかけられると思います。そのため、「夏になったし勉強頑張らないとな~」という感覚は多くの受験生が持っているのではないでしょうか。

 

しかし、じゃあ夏に一体何をやるのか?と聞かれた時に、ちゃんと答えられる状態になっているでしょうか?

ちゃんと準備をして夏に臨まないと、結局だらだらと勉強をして、なんとなくの状態で夏を終えてしまうことになります。

 

そこで、今回は受験生のみなさんが充実した夏を送れるよう、夏を制するためのポイントを解説していこうと思います!

 

受験のゴールが見えているか?

志望校を探そう!

まず、最初は、受験のゴールが見えているのか?という点です。

 

受験生の中には、なんとなく関関同立かな~という人や、そもそもどこの大学に進学したらいいかわからないという人が結構います。

しかし、そもそも自分がどの大学に行きたいのか?が定まっていないと、自分が何のために勉強しているのかよくわからず、勉強へのモチベーションが湧いてこないという問題があります。

 

さらに問題なのが、大学ごとに受験の難易度や問題の傾向が異なるため、志望校が決まらないとそもそも何をどこまで勉強したらいいのかを決めることができないわけです。

 

これまでは受験生全員に必要な勉強を進めてこればよかったかもしれませんが、夏になってくると徐々に志望校に応じた勉強を進めていく必要があります。そのため、志望校を決めることは必須と言えます。

 

どうやって志望校を決めればよいのか?

では、志望校はどのようにして考えたらよいのでしょうか?

 

志望校選びのためのポイントはいくつかありますが、主に次の要素が大事です。

 

①学力的にどの程度の大学を目指すのか?

②自分の勉強したい分野は何なのか?

③校風と自分の性格がマッチしているか?

 

①について、受験という観点からすると、学力的にどの程度の大学を目指すかによってやるべき勉強が大きく変わってくるので、とても大事なポイントです。

 

大は小を兼ねると言うように、偏差値の異なる2つの大学で迷っている場合には、とりあえず偏差値の高い大学を目指して勉強を進めておけばよいと思います。そうすることで、最終的に自分が行きたいと思える大学がどちらになるにせよ、どちらの大学も選択肢に入れることができるようになります。

 

②について、これは非常に重要な部分であるにもかかわらず受験生が軽視しがちな部分ですが、自分の勉強したい分野が何か?を把握しましょう。

 

自分は法学部に所属していたのですが、自分の大学の法学部は「何となくかっこいい」とか「定員が多いから入学しやすそう」という理由で入学する人が多く、その結果入学してから「法律おもんなさすぎる、、、」という事態が大量に発生しています。

 

大学4年間の勉強が全く面白くないということになってしまうと、せっかくの4年間の大きな部分を占める「学業」をすべて無駄にしてしまうことになりかねません。そこで、自分がどういった分野に興味があるのか?、自分のやりたいことは何なのか?ということについて、高校生の間に真剣に考えておくことが大事です。

 

最近は、大学の勉強の概要を紹介する記事がインターネット上に上がっていたり、経済学、心理学、物理学、、、といった学問を簡単に紹介する本も販売されているので、そういったものを読んでみて、自分の興味分野を見つけていくこともできるかなと思います。

 

最後に、③の校風についてです。高校でも学校によって雰囲気が大きく異なると思いますが、大学も(高校よりは違いが大きくはないですが)学校によって雰囲気が異なります。

 

例えば、自分の通っていた京都大学は個性的な人が多いということを入学前に聞いていましたが、実際に入ってみると本当に個性的でクセのある人が多く、最初はびっくりした記憶があります。また、自分は同志社大学の近くでバイトをしていたのですが、京大と同志社では同じ大学生とは思えないほどに雰囲気が異なります(笑)

 

このような校風と自分の性格がマッチしていないと、せっかく大学に入ったのに馴染めなくて楽しめないということになってしまいます。大学のオープンキャンパスに行ったり、今はYouTubeとかでも大学紹介の動画があがっていたりするので、そういった情報を参考にして大学の校風をつかんでいくことが大事です。

 

というわけで、こういったことを考えながら、自分の行きたい大学・学部をしっかり決めていくようにしましょう!

 

志望校の過去問を一度解いてみよう!

さて、志望校が決まったら、さっそく過去問を一度解いてみましょう。

 

「いやいや、過去問なんか今解けるわけないやん!」と思うかもしれません。これは誰しもが思うことで、夏に過去問を解いてもどうせできないから、過去問は後回しにしようという発想になりがちです。自分も、なにかと理由をつけて過去問を解きたがらない性格でした(笑)

 

しかし、過去問を解かないと、合格するために何が必要なのか?、自分が合格するために足りないものはなにか?、といったことを把握することができません。夏の段階で過去問ができないことは当たり前ですから、怖がらずにまずは一度過去問を解いて、自分が受験で目指すべきゴールを把握するようにしましょう。

 

志望校が決まっている受験生の方は、もし過去問を解いたことがなければ、いますぐに過去問を解いてください。きっと過去問を解くことで、今後の勉強についていろいろな気づきを得られるはずです。

 

ゴールから逆算して、夏に何をやるべきか?

過去問を解いてみると、合格するために自分の実力が足りていないことがわかったと思います。そこで、ここからは、足りない実力を埋めるために自分が夏に何をやるべきか?を考えていく必要があります。

 

武田塾に通っている生徒は、講師が勉強計画を立ててくれるから別に自分で計画を立てなくてもいいや~と思っているかもしれません。しかし、自分でも勉強の計画を把握しておかないと、勉強をサボってしまったり、また講師が見落としている勉強すべき事項に気付くことができなかったりします(講師は万能ではないので、生徒のことを完全に把握することはできません。もちろん講師の側から積極的に生徒に足りていない能力を把握しにいきますが、生徒の側も講師に「実は~にも苦手意識を感じている」といったことを伝えることによって、よりよい勉強計画を立てることができます)。

 

さて、では勉強計画はどうやって作っていけばよいのでしょうか?

ここで、大事なのが逆算思考です。

 

夏から受験本番までは、約半年間あります。例えば、半年間の間に、あと10冊の参考書をやらなければならないとしましょう。

 

そうすると、単純計算すると、10÷6か月で、だいたい1ヶ月2冊の参考書を進める必要があります。とはいえ、計画はいつもうまくいくわけではないので、余裕をもって1ヶ月3冊の参考書を進めることにしましょう。

 

そして、夏休みは1ヶ月間あるので、参考書を3冊やればよいことになりそうです。ただ、夏休みは他の期間と比べて勉強に割ける時間が長いので、ここでは5冊進めることにしましょう。

 

このような形で、まずは受験までの残り期間から逆算して、夏休みにやるべき勉強をしっかり確認していくようにしましょう。

 

夏休みにやるべき勉強が確認できたら、次は1日1日の勉強量も逆算していきます。例えば、5冊の参考書それぞれに問題が30問ついているとします。そうすると、単純計算すると、毎日各問題集を1問ずつ解けばよいことになります。

 

ただ、問題集は復習する必要があるので、実際にはこの速度では間に合いません。最後の1週間は復習にあてて、また1週間ごとに復習をすることも考えると、1日2問ずつ解くのがよさそうです。

 

このように、受験全体のスケジュールから逆算して夏の勉強量を計算→夏の勉強量から逆算して1日1日の勉強量を計算、という流れで、日々やるべき勉強量を把握していきましょう。計算してみると、意外と時間が足りないことがわかるはずです。

 

夏にモチベーションを保つためには?

夏休みは、期間が長い分、モチベーションを保つのが大変です。自分も、夏休みの後半はかなりだらけてしまった記憶があります。

 

モチベーションを考える上で僕が大事にしているのが、「やる気は環境が作る」ということです。

 

人間は心の弱い生き物なので、「よしやるぞ!」と意気込んでもすぐにやる気をなくしてしまします。しかし、例えば勉強しないと晩御飯が抜きにされるという環境にいたら、必死で勉強するようになると思います。

 

そこで、できるだけ勉強に向かいやすいような環境づくりをしていくようにしましょう。

 

まず、考えられるのが、塾や高校の自習室にいくということですね。自宅は誘惑が多すぎるため、勉強以外にやることのない自習室に籠るのは1つの良い方法だと思います。

 

ただ、自習室にいてもボケーとしてしまうという人もいると思います。そこで、例えば自分の勉強時間を正確に記録するということも一つの方法です。サボった時間を抜いて本当に勉強した時間だけ測ってみると、全然勉強出来ていないことが目に見えてわかり、自分のヤバさに気づくことができます。

 

他に、勉強友達を作ることも有効です。一緒にマックで勉強するといったことは、結局喋って終わりになるだけなのでオススメしませんが、お互いに~日までに参考書を終わらせるといった目標を立てて競いあうことによって、勉強のモチベアップを図ることができます。

 

このような、「勉強をやるぞ!」という決意だけでなく、勉強に取り組めるような環境整備・仕掛け作りをしていくことが大切です。

 

おわりに

さて、ここまで読んだみなさんは、夏を制する方法を完璧に把握しているはずです。

 

ということは、あとはこれらを実行するだけですね!

情報を得たあとに行動に移すことができる人は多くないので、これらを実行できた人はそれだけで大きな差をつけることができるはずです。とにかく行動あるのみです、ブログの内容をどんどん実践していってください。

 

それでは今回はこのあたりで終えようと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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