【受験生必見！！】共通テスト過去3年分の平均点の推移について

	2021年	2022年	2023年
世界史A	46.14	48.10	37.78
世界史B	63.49	65.85	60.08
日本史A	49.57	40.97	45.31
日本史B	64.26	52.81	61.06
地理A	59.98	51.62	57.67
地理B	60.06	58.99	62.23
現代社会	58.40	60.84	61.61
倫理	71.96	63.29	58.95
政治・経済	57.03	56.77	52.39
倫理、政治経済	69.26	69.73	60.80

数学

	2021年	2022年	2023年
数学Ⅰ	39.11	21.89	39.76
数学ⅠA	57.68	37.96	58.08
数学Ⅱ	39.51	34.41	38.85
数学ⅡB	59.93	43.06	64.86

理科

	2021年	2022年	2023年
物理基礎	37.55	30.40	29.37
化学基礎	24.65	27.73	30.61
生物基礎	29.17	23.90	25.69
地学基礎	33.52	35.47	36.21
物理	62.36	60.72	64.46
化学	57.59	47.63	49.95
生物	72.64	48.81	40.55
地学	46.65	52.72	49.12

※大学入試センターでは2021・2022年の基礎科目を100点換算しているが上表は50点換算で表示。

英語

	2021年	2022年	2023年
リーディング	58.80	61.80	55.07
リスニング	56.16	59.45	63.04

平均点の推移から見る分析

冒頭でお伝えしたように、共通テストが始まってから3年しか経過していないため傾向をつかむのは難しい部分はあるのですが、そんな中で考えられることをいくつか紹介していきます。

【国語】

この3年間で平均点が下がる傾向にあったようです。しかし、いつまでも下がり続けるというのは考えにくく、2024年度もしくは2025年度あたりは難化する可能性があるのではないでしょうか。

【地歴公民】

世界史Bは平均点が63点前後で変動しており、実施の年によって難易度の高低は若干あるかもしれませんが平均点は大体63点ぐらいを目安にするとよいのではないでしょうか。

また、日本史Bや地理Bは初回の2021年から平均点が下がって次に上がるという動きをしているため、もしかしたら次の2024年度は難化する可能性があります。

【数学】

2022年の物が特に難しく、センター試験時代も含めて最も平均点が低いと話題になったほどです。そのせいか2023年のものは何かが見られます。

2024年の数学は2023年に比べたら難化するかもしれませんが上記の2022年レベルまで難しくなることは考えにくいと思われます。

【理科】

基礎科目で行くと物理基礎の平均点は低くなる傾向、地学基礎が高くなる傾向が見られます。

そのため、2024年あたりで物理基礎は易化、地学基礎が難化するかもしれません。

発展科目の場合、物理は60点台前半で推移しており共通における平均点は今後もこの前後になることが予想されます。

生物は共通初年の2021年に平均点が70点を超えているのに対し、それ以降40点台となっています。

また、化学も平均点が共通初年は50点代後半、それ以降が40点台と低くなっています。

次回あたりで化学と生物は再度易化するかもしれません。

【英語】

リーディングは大きな変動はなく、大体平均点は60点前後の問題が今後も出てくるでしょう。2023年は前年に比べて平均点が6点程下がっているため、2024年は若干易化する可能性があります。

リスニングについては、共通テストを実施した過去3年間は平均点に上昇傾向がみられるため、こちらはそろそろ難化するのではないかと予想されます。

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まとめ

今回の内容をまとめると…、

・国語・日本史B・地理Bは2024年度に難化するかもしれない。

・数学も難化するかもしれないがその場合は2022年の物ほど難しくなるのは考えにくい。

・理科(応用）だと化学と生物が易化するかもしれない。

・英語はリーディングが易化、リスニングが難化する可能性がある。

今回は、共通テストの平均点の推移と分析について触れていきました。

上記の分析はあくまでこれまでの傾向をもとにした予想にすぎません。

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