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【徹底分析】中央理工一般入試の攻略法教えます!

こんにちは!
国立駅から徒歩1分の大学受験予備校
武田塾国立校です。

 

今回は
中央大学理工学部一般入試の攻略法
についてまとめていきたいと思います。

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中央大学理工学部一般入試の攻略法!

 

配点と制限時間

数学100点(100分)
英語100点(80分)
理科100点(90分)
合計400点満点

※数学科のみ数学が200点の合計400点満点

※理科は学科によって
物理・化学・生物の中から選択

 

合格最低点

  2021 2020 2019 2018 2017
数学科 240/400(60.0%) 220/400(55.0%) 228/400(57.0%) 222/400(55.5%) 246/400(61.5%)
物理学科 196/300(65.3%) 191/300(63.7%) 177/300(59.0%) 184/300(61.3%) 194/300(64.7%)
都市環境学科 200/300(66.7%) 194/300(64.7%) 192/300(64.0%) 189/300(63.0%) 209/300(69.7%)
精密機械工学科 188/300(62.7%) 192/300(64.0%) 192/300(64.0%) 193/300(64.3%) 180/300(60.0%)
電気電子情報通信工学科 197/300(65.7%) 192/300(64.0%) 186/300(62.0%) 185/300(61.7%) 186/300(62.0%)
応用科学科 189/300(63.0%) 184/300(61.3%) 174/300(58.0%) 191/300(63.7%) 201/300(67.0%)
経営システム工学科 198/300(66.0%) 195/300(65.0%) 190/300(63.3%) 189/300(63.0%) 191/300(63.7%)
情報工学科 212/300(70.7%) 207/300(69.0%) 201/300(67.0%) 200/300(66.7%) 210/300(70.0%)
生命科学科 176/300(58.7%) 184/300(61.3%) 173/300(57.7%) 185/300(61.7%) 193/300(64.3%)
人間総合理工学科 181/300(60.3%) 182/300(60.7%) 184/300(61.3%) 181/300(60.3%) 202/300(67.3%)

 

中央大学理工学部は
GMARCHの中で一番
問題の難易度が高くなり易いです。

合格最低点も情報工学科以外は
60-65%程度であることが多く
難易度の高さがうかがえます。

もちろん基礎の内容も出題されますが
明治大学などに比べると
得意分野で一発逆転が起こる可能性はあります。

 

科目別対策

※過去問は全て東進ハイスクールさんの
過去問データベースを参照しています。

 

英語

中央理工の英語は大問6つの構成です。
他の科目に比べて変化が大きく
どんな問題が出題されるのか予想がつきません。

全体的にオーソドックスな問題が多めですが
妥当性判断問題だけは特殊なので注意が必要です。

妥当性判断の問題は
直近3年間で出され始めているので
試験的に出題している可能性もあります。

オーソドックスな問題の対策をして
時間に余裕があればこの問題の対策も
していくと良いでしょう。

全体的に空欄補充問題が多く
特に単語や熟語系の空欄補充問題が
明らかに頻出です。

単語力・熟語力が物を言うので
単語や熟語は最後の最後まで
確認を怠らないようにしてください。

長文を読む量はここ3年間で減っています
急に文章量が増えても対応できるように
しておいた方が良いです。

 

以下、過去5年間の
英語の問題のパターンです。

2020-2021

Ⅰ:長文(34点)
代名詞説明・単語熟語の空欄補充・内容一致

Ⅱ:文法問題(10点)
全10問のオーソドックスな文法問題

Ⅲ:短文空欄補充(10点)
単語・熟語の空欄補充

Ⅳ:妥当性判断問題(12点)
1文目の内容から2文目の内容が
妥当かどうかを判断する問題。

Ⅴ:長文空欄補充(20点)
単語・接続表現・文章の空欄補充

Ⅵ:長文空欄補充
単語・熟語の空欄補充

 

2019

Ⅰ:長文(21点)
内容一致・代名詞説明・単語熟語空欄補充

Ⅱ:長文(21点)
単語空欄補充・内容一致

Ⅲ:長文(22点)
内容一致・要約文空欄補充

Ⅳ:長文(20点)
内容一致・要約文空欄補充

Ⅴ:単語熟語問題(10点)
短文空欄補充形式

Ⅵ:妥当性判断問題(6点)
1文目の内容から2文目の内容が
妥当かどうかを判断する問題。

 

2018

Ⅰ:長文(20点)
内容一致・代名詞説明・熟語言換え・要約文空欄補充

Ⅱ:長文(20点)
単語熟語言換え・内容一致・要約文空欄補充

Ⅲ:長文(23点)
単語熟語言換え・不要文削除・要約文空欄補充

Ⅳ:長文(20点)
単語空欄補充・代名詞説明・内容一致

Ⅴ:文法空欄補充(5点)
オーソドックスな文法問題

Ⅵ:整序問題(12点)

 

2017

Ⅰ:長文(20点)
空欄補充・内容一致・要約文空欄補充

Ⅱ:長文(20点)
内容一致・要約文空欄補充

Ⅲ:長文(20点)
単語熟語言換え・内容一致・要約文空欄補充

Ⅳ:長文(24点)
内容一致・要約文空欄補充

Ⅴ:整序問題(16点)

 

数学

中央理工の数学は
直近5年間のうち4年分大問4題構成です。

毎年のように
微積分・複素数平面・ベクトル
が出題されているので対策は必須です。

他の理系大学と同様に
確率・数列の範囲も頻出になっています。

純粋な問題の難易度だけを考えれば
MARCHの中で数学は一番難しいです。

制限時間は100分
かなり長めに設定されていますが
大問数が4題と少し多いので
時間に余裕はあまりないです。

一番差を付けやすいのは数学になる年が多いです。

 

以下、過去5年分の
数学の出題範囲です。

2021 範囲
微積分+極限
数列(漸化式)
整数問題
微積分+数列+極限

 

2020 範囲
ベクトル
確率
ベクトル+三角関数
極限+微積分

 

2019 範囲
複素数平面
微積分
確率+数列

 

2018 範囲
ベクトル+三角比+複素数平面
微積分+極限
微分(数Ⅱ)
微積分+二次曲線

 

2017 範囲
複素数平面
微積分+数列
ベクトル+図形と式
微積分

 

物理

中央理工の物理は大問3題構成
小問集合などはありません。

他の理系大学と同様に
力学と電磁気の大問が1題づつ
残り1題が熱力学か波動です。

特徴としては力学で円運動
直近の5年間で4回も出題されている点です。

唯一円運動が出題されていない2018年も
円運動に似た範囲である単振動が出ています。

円運動と単振動の対策
重点的にしておいた方が良さそうです。

電磁気や波動に関しては満遍なく出しているので 
優先順位をつけて勉強する必要はなさそうです。

原子は出題される気配はないので
時間がない場合は捨ててしまっても
問題ないと思います。

難しい問題と基本的な問題の難易度差があるので
年によっては差を付けやすいでしょう。

 

以下、過去5年分の
物理の出題範囲です。

2021 範囲
電磁気(電磁誘導)
力学(円運動)
熱力学(状態変化)

 

2020 範囲
力学(円運動)
電磁気(抵抗回路+コイル)
熱力学(熱+状態変化)

 

2019 範囲
熱力学(状態変化)
力学(円運動)
電磁気(コンデンサー)

 

2018 範囲
電磁気(電磁誘導)
力学(単振動)
波動(音の干渉)

 

2017 範囲
力学(円運動+斜方投射)
電磁気(ガウスの法則)
波動(ドップラー効果)

 

化学

中央理工の化学は
直近5年間は大問4題の構成です。

小問集合を多めに出題する傾向があるので
無機の大問は出ないと見て良いです。
理論と有機を優先的に勉強しましょう。

特に無機の物質の色などの
細かい暗記は5年間でほとんど問われていません

時間が足りない場合には
最悪無機は理解できる範囲のみに絞って
イオンや沈殿物の色などの単純暗記は
捨ててしまって問題なさそうです。

また、有機の後半もメインで出ていないので
前半の脂肪族や芳香属を優先的に勉強しましょう。

基本の問題も多いので
化学で差をつけにいくのは難しいです。

 

以下、過去5年分の
化学の出題範囲です。

2021 範囲
小問集合
理論(気体)
理論(熱化学)
有機(構造決定)

 

2020 範囲
小問集合
小問集合
理論+無機(沈殿平衡)
有機(系統分離)

 

2019 範囲
小問集合
小問集合
無機(気体)
有機

 

2018 範囲
小問集合
総合問題
理論(化学平衡)
有機(構造決定)

 

2017 範囲
小問集合
総合問題
無機(知識問題なし)
有機(構造決定)

 

生物

中央理工の生物は大問4題の構成ですが
小問集合になっていたり
大問の中でもA,Bのように分かれていることが多いです。

基本的には満遍なく出題してきていますが
環境系の単元は大問数が少なくされています

基本的には生物の構造や機能に関する単元
遺伝に関する単元頻出なので
こちらを優先的に勉強しておきましょう。

知識系の問題だけでなく
思考力を問う問題も出題されているので
しっかりと対策しておきましょう。

直近の2年間は満遍なく出題されていますが
遡るほど遺伝に関する範囲が多くなっているので
重点的に対策をしておいた方が良さそうです。

問題数も多く基本的な問題も多いので
生物で差をつけるのは難しいかもしれません。

 

以下、過去5年分の
生物の出題範囲です。

2021 範囲
ⅠA 構造と機能(小問集合)
ⅠB 構造と機能(小問集合)
顕微鏡
ⅢA 生物の連続性(遺伝)
ⅢB 生物の連続性(細胞分裂)
ⅣA 環境(系統図)
ⅣB 環境(物質循環)

 

2020 範囲
ⅠA 構造と機能(小問集合)
ⅠB 生物の連続性(遺伝)
構造と機能(酵素)
構造と機能(目)
環境(生態系)

 

2019 範囲
ⅠA 生物の連続性(遺伝)
ⅠB 環境(植生)
ⅠC 小問集合
構造と機能(発酵)
ⅢA 生物の連続性(生殖)
ⅢB 生物の連続性(遺伝)
生物の連続性(遺伝)

 

2018 範囲
ⅠA  構造と機能+顕微鏡(小問集合)
ⅠB 生物の連続性(遺伝)
構造と機能(ホルモン)
生物の連続性(遺伝)
環境(物質循環)

 

2017 範囲
ⅠA 構造と機能(代謝)
ⅠB 環境(植生)
ⅠC 生物の連続性(生殖)
構造と機能(神経)
生物の連続性(遺伝)
生物の連続性(遺伝)

 


いかがでしたでしょうか?

中央大学理工学部に合格する方法を
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武田塾のシステムについて

①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。

「できる」とは
テストで点が取れる
ということです。

授業を何時間聞いても、実践しなければ

いつまで経っても「できる」ようにはなりません。

武田塾は「わかる」ことよりも

「やってみる」「できる」

を重要だと考えています。

 

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すでに通年のカリキュラムが組まれている塾の場合、

学力の上がり幅はカリキュラム次第です。

そのため、狙える志望校はそのカリキュラムに入った段階である程度決まってしまいます。

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カリキュラムに依存しない、

「自学自習」

による徹底的な学習の効率化が必要です。

 

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課題の進捗状況や理解度を厳しくチェックし、それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。

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この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。

 

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