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花火を知って夏を楽しむ

こんにちは!武田塾小牧校の講師Sです。30℃を超える日も出てきて、夏が近づいてきましたね。定期試験も終わって夏休みを待つのみ!という人もいるかと思います。

今回は夏の象徴、花火についてお話していきたいと思います。

 

目次

  1. 花火のしくみ
  2. 打ち上げ花火の種類
  3. (余談)7月13日は何の日?

 

花火のしくみ

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これからの時期、あちこちで花火大会が開かれますね。とてもきれいな光を放つ打ち上げ花火ですが、そのしくみはどうなっているのでしょうか。

打ち上げ花火では、『花火玉』と呼ばれる物体を火薬の爆発力で空に打ち上げています。

この花火玉は『玉皮』と呼ばれる紙を貼り合わせてできた容器と、その中身の『星』と呼ばれる火薬の塊が基本的な構造です。ここに、『割り薬』と呼ばれる爆発の際に玉皮を壊すための火薬や、導火線がつけられています。

花火の色や光は『星』の部分で決まってきます。成分の種類や量を少しずつ変えて、色の現れるタイミングや順番、色の濃さなどを調整しているのです。

 

打ち上げ花火の種類

打ち上げ花火には大きく分けて3種類あります。

 

割物

割り薬を爆発させて、色や煙を出している星を飛び出させるタイプを指します。打ち上げ花火と言った時に、すぐに思い浮かぶのはこのタイプのものだと思います。

 

半割物

大きな花火玉の中に、小さな花火玉がたくさん入っており、小さな花火がたくさん開くタイプを指します。

割物だけでなく半割物の花火が打ちあがることで、演出のバリエーションが豊かになり、より割物の花火が力強く華やかに見えるという効果があるといいます。

 

ポカ物

花火玉が2つに割れて、星の音や仕掛けが飛び出してくるタイプを指します。

運動会の『ドン』と大きな音を出す花火はポカ物の花火の1つです。

この花火の目的は星を大きく開かせる、というよりも音を大きく出したり中身に仕込んだ部品を飛び出させることなので、割物や半割物に比べて割薬が少ないという点が特徴です。音や仕掛けを出しやすいという性質から昼間に上がる花火によく使われています。

 

(余談)7月13日は何の日?

本日、7月13日は『日本標準時制定記念日』です。1886年のこの日に、東経135度を日本標準時とする法律が公布され、1888年1月1日から実施することが決められました。

世界における日本の時間が決まった日と考えると、とても重要な日に思えてきませんか?

 

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