ブログ

【中受勢にも!】中国の歴史書の特徴をそれぞれ解説!【武田塾吉祥寺校】

吉祥寺駅周辺/武蔵野市/三鷹市/杉並区/西東京市/小金井市にお住まいの皆様、そして吉祥寺駅周辺で人気の学習塾・予備校をお探しの皆様こんにちは!

武田塾吉祥寺校(0422-26-6451 です。

→武田塾吉祥寺校のHPはこちら!

 

今回は、「中国の歴史書について解説していきます!

 

 

「勉強の仕方がわからない・・・」
 
「日本史の成績が上がらない・・・」
 
「第一志望に受かるかわからない・・・」

そんな疑問や不安を抱えている君!

武田塾では無料受験相談を実施しています。

近隣では吉祥寺校のほかに、

武田塾三鷹校0422-38-7760

→武田塾三鷹校のHPはこちら! 

武田塾国分寺校042-312-0364

→武田塾国分寺校のHPはこちら!

でも無料受験相談を行っています!

ぜひ最寄りの武田塾の無料受験相談にいらしてください!

無料受験相談

 

はじめに

IMG_6806

こんにちは!

今回は日本史シリーズの記事になります。

初回のテーマは「中国の歴史書」です!

日本史の通史をやっていて一番初めに出会う文献が「弥生・古墳時代の中国の歴史書」だと思います!

最初に出てくる文献だからこそ、しっかりと理解し近年の共通テストでよくみられる資料問題に対応できるようにしていきましょう!

 

なぜ資料が登場するの?

D857E35E-B5F0-437E-B172-29F52ECB6AC1

解説を始める前にまずは「中国の歴史書」とは何か説明します。

原始時代は考古学によって歴史を解明していましたが、次に文献史学の時代になります。

そこで登場するのが中国の歴史書です。具体的には、『漢書』地理史『後漢書』東夷伝『魏志』倭人伝『宋書』倭国伝のことを言います。

なぜ中国の歴史書が日本史で登場するのかというと、当時日本では文字は使用されていなかったからです。そのため日本を知るためには、日本のことが書いてある外国の資料を見る必要があります!

今回はこれらの資料の特徴を簡単に説明します!

資料を読み解こう!

『漢書』地理史

83EF980A-1205-4600-9681-05C4F384CA07_1_201_a

『漢書』地理史には紀元前後の日本()の状況が書いてあります。漢の歴史書ですが書かれたのは後漢であることには注意しましょう。

内容についてですが短い資料なので、基本的には書かれている意味は全部理解しておくようにしましょう!

資料中の楽浪は今の平壌(ピョンヤン)、朝鮮民主主義人民共和国の首都のあたりのことです。のちに、楽浪郡の南部を中心として帯方郡が形成されることも資料と一緒に覚えておきましょう!

次に「分かれて百余国と為る」の部分ですがこの部分は、100余りの小さな国に分かれていたということです。まだ統一されていなかったということが分かります。

最後に「歳時を以て来り献見すでは楽浪郡に使いを送っていたこと、そして朝貢していたことが分かります。

『後漢書』東夷伝

6A61C4AA-4FFB-4F09-AE4D-76A65E5F7CA3_1_201_a

『後漢書』東夷伝には1世紀と2世紀のことが書いてあります。具体的な奴国という国名が登場し、光武帝に使いを送り金印を受け取ったことが書いてあります。この金印は「漢委奴国王」の文字が記された、福岡県志賀島で百姓の甚兵衛が見つけたものではないかと言われています。

また『後漢書』東夷伝には年号が登場します。57年107年です。57年は先ほどの奴国が朝貢した年です。107年は倭の国王帥升生口という生きた奴隷を貢物として朝貢した年です。この二つの年号はしっかりと覚えるようにしておきましょう。

さらに、『後漢書』東夷伝には倭国大乱つまり、中国の桓帝・霊帝の間倭国が戦争状態であったことが書かれています。

『魏志』倭人伝

IMG_7873

次は『魏志』倭人伝です。そもそも、『魏志』倭人伝というものは存在しません。後漢が滅亡しその後中国は三国時代に突入します。魏・呉・蜀の三国に分かれます。この時代の正史が『三国志』です。そしてその中に、魏の歴史について書いてある「魏書」という部分があります。そしてさらにその中に当時の日本のことが書いてある部分があります。そこが『魏志』倭人伝と呼ばれます。編者は陳寿です。

さて内容に入ります。『魏志』倭人伝は非常にボリュームが多いので絞ってお話します。当時のと関係があったのは邪馬台国です。邪馬台国は30あまりの小国が集まった連合国です。この連合国がつけられることによって『後漢書』東夷伝で出てきた倭国大乱はおさまることになりました。

そんな邪馬台国ですが鬼道という宗教的な方法を使い国を治めています。そして、そのトップに立っていたのが卑弥呼です。漢字はしっかりと書けるようにしておきましょう。

当時邪馬台国は魏に使いを送っていました。その中で卑弥呼は魏の皇帝から親魏倭王という称号をもらい金印紫綬という印のなかでも最上級のものをもらいます。また、当時非常に珍しかった銅鏡も貰ったといわれています。

卑弥呼の死後後継者は男の王が立ちます。しかし、宗教的な力が足りず国が乱れてしまいます。そこで卑弥呼の親戚で宗教的な力の強かった壱与(台与)を王として立て、国の乱れは収まりました。

『宋書』倭国伝

IMG_6338

最後は『宋書』倭国伝です。4世紀の日本は「空白の4世紀」と呼ばれるほど情報が少なかったのですが、5世紀になると再び中国の歴史書に登場するようになります。ヤマト政権の大王が朝貢したという記事が出てきます。ヤマト政権は南朝の宋に朝貢しました。

また、『宋書』倭国伝の代表的な内容としてあるのが倭の五王です。倭の五人の王のことで五人はです。武は雄略天皇であるといわれています。また、については允恭天皇安康天皇でほぼ確実と言われています。武=雄略天皇ということはよく出ることなので特にしっかり覚えておきましょう!

 

まとめ

 C487FA64-164E-4379-8DB1-5CCAC07D517A_1_201_a

今回は、「中国の歴史書」について紹介していきました!

最後に注意点ですが、記述問題で資料の名前(今回でいえば『魏志』倭人伝など)を記述するときは括弧にも用法があるので、正しい括弧を選ぶように注意しましょう!

近年は共通テストやその共通テストの傾向を受けて私大でも資料問題が出るようになってきています。しっかり対策をして得点源にしていけるようにしましょう!

ですが、「ほかにもよくわからない時代がある・・・」「共通テストまでに全部の範囲を対策できるだろうか・・・」

というような方もおられるのではないでしょうか?

そんな時は是非!武田塾吉祥寺校0422-26-6451) にご相談ください!

武田塾吉祥寺校では、「無料受験相談」というものを行っております。

受験や勉強に関するさまざまなお悩みを受け付けております。

ぜひ、お気軽にご相談ください!

皆さんのご来校をお待ちしております!

無料受験相談

校舎紹介

武田塾吉祥寺校

校舎署名 高画質

〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-10-1
東ビル 1・7階
★吉祥寺校の合格実績はこちら★

★吉祥寺校のホームページはこちらから★

 0422-26-6451

 

武田塾三鷹校

 

〒180-0006東京都武蔵野市中町1丁目22−4 ベルジュール武蔵野中町 2F
★三鷹校の合格実績はこちら★

★三鷹校のホームページはこちらから★

0422-38-7760

無料受験相談

 

武田塾国分寺校

 

〒185-0021
東京都国分寺市南町3-17-2
東海ビル2F
★国分寺校の合格実績はこちら★

★国分寺校のホームページはこちらから★

042-312-0364

無料受験相談

武田塾吉祥寺校では、あなたに合わせた受験勉強の対策をすべて教えています!

「受験勉強、何から手をつけたらいいのかわからない…」

「どうやったら今から逆転合格できるのか教えてほしい…」

といった、大学受験勉強全般に関しての悩みはもちろん大歓迎。

「第一志望に合格するための、自分だけの最短最速ルートを知りたい!」

「自分に合った勉強法を教えてほしい!」

といった、勉強法に関してのどんな疑問もぶつけてください!お待ちしております!

 

本気で合格したい受験生、夢を諦めたくない受験生、是非一度、吉祥寺校に来てください!

悩んでいる時間はもったいない!今すぐに始めましょう!

お申し込みは、下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、

吉祥寺校(0422-26-6451までお気軽にお問合せください!!

関連記事

【吉祥寺最大級の自習室!】校舎の中を全部お見せします!!【武田塾吉祥寺校】

武田塾の中でもかなりの広さを誇る吉祥寺校、その全貌を紹介します!

【武田塾吉祥寺校】無料受験相談とは?

実際、武田塾の方法で独学し、東大京大をはじめとした合格報告が毎年寄せられます。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる